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第205号『そこにワンダーはあるのかい?』

先日こちらの記事が話題になりました。

テレビアニメ化された『彼方のアストラ』を観た方が“こんなのSFじゃあない・もう日本ではSFは作れない”なんてレビューをしたことに対して、原作者の篠原健太先生ご自身が“全部分かった上で描いています”と述べた上で“むしろ肌の合わない人にまで作品が届いていて嬉しい”なんて言葉を発しています。

いやー、天晴れ。お見事です。

普通は“野暮なことを言うな”で終わるような話ですが、なんというか格の違いを見せつけられました。

しかし。

話はどうやらこれだけでは終わったいなかったようです。

あ、そのレビューに対する篠原健太先生の発言はもう終わりです。上の記事に書かれている内容で完全に終わっています。

じゃあ何が終わっていないかというとコチラです。

徳光康之先生の『濃爆オタク先生』ってご存知ですか?

恐らく今の若い世代の方々はご存じないのではないでしょうか。

だって2000年の漫画ですよ?『濃爆オタク先生』。

19年前の作品なのです。

この作品の中でも同じようなテーマで“SF失格だ”と論じる相手に対して例のセリフが出てくるのです。

“そこにワンダーはあるのかい”

私も徳光康之先生の漫画は大好きで連載当時も“実に痛快なアンサーだ”と感じながら読んでいたのですが。

どうやら今回の『彼方のアストラ』の騒動に対してネット界隈の多くの方がこの“そこにワンダーはあるのかい”という言葉と画像を使いまくった結果、なんと!『濃爆オタク先生』の単行本まで売れているのです。

恐らくはこの騒動がきっかけで“そこにワンダーはあるのかい”という名言に多くの方が触れ『濃爆オタク先生』という漫画の存在が知られることになったのでしょう。

いやー、ホント面白い。

こんなことってあるんですね。

徳光康之先生ご自身も完全に乗っかる形でツイートされてますが。

いや、これもご立派。天晴れです。

ネットの世界で起こることって本当に面白いですね。

私自身ももっと多くのものに触れて日々勉強・精進してまいります。

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私もそんなあなたが大好きです!ありがとうございます。
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株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役 ゲームソフト開発タイトル代表作『.hack』シリーズ 『NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメット』シリーズ 『ジョジョの奇妙な冒険』 著書『エンターテインメントという薬』『熱狂する現場の作り方』漫画『チェイサーゲーム』

コメント1件

ネットの海は広大で、何が起こるかわかりませんねw一連のSF論議から、徳光先生の漫画が売れるとはw
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