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文章を書いてお金をもらう責任と約束

『週刊少年松山洋』7周年

「松山くん、いつもブログ見てるけどさ、よくあんなに毎週書けることがあるよね?どうやってメッセージとかテーマとか決めてるの?ストックとかがあるの?いや、それにしてもよく毎週書けるもんだ、感心するよ」

先日、お会いした方にこんなことを言われました。

文面からもわかるとおり、私よりも目上の方(年上)でした。

私のこの『週刊少年松山洋』は定期的にFacebookの方にも転載しているのですが、恐らくはそちらをご覧になられているのだと思います。(前半部分だけが閲覧可能で後半部分を読むためにはリンクからnoteに飛ばないといけませんが)

『週刊少年松山洋』は文字通り『週刊』ですので、毎週1本以上の記事を執筆して投稿し続けています。

先日『投稿開始から7周年記念』というバッジを頂きましたので、どうやら7年間やり続けてきているようです。(noteにはバッジ機能というものがあってゲームでいうところのトロフィーみたいなシステムがあるのです)

確かに今回のこの記事が486本目となりますので、実に500回近い記事投稿を毎週繰り返してきたようで、改めて考えると我ながらよく続いているなぁ、と思います。

たぶんこれをただの趣味とか道楽とか気分でやっていたら、ここまで長く継続することは出来なかったと思います。

では、なぜこれまで継続できているのか?

それは読者=お客様がいるからです。

お客様と表現するということは、お金を頂いているという意味です。

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お金を頂いているからこその継続と責任

見てわかる通り、この『週刊少年松山洋』の記事は1記事300円という価格が設定されています。

そして記事は前半と後半に分かれていて、前半部分は無料ですが後半部分を読むためには1記事につき300円という課金が発生します。

また定期購読機能というもので、月額1000円を払えば当月の記事を全部読むことができます。

私の『週刊少年松山洋』という連載記事はこの課金システムこそが、お客様(読者)との契約となっているわけなんです。

300円というお金を頂いている以上の満足を提供しなければなりません。

月額1000円をお支払い頂いている定期購読者のためにも必ず毎週(週刊ですので)1本以上の記事投稿はやり続けなければなりません。

その義務と使命があるからこそ、日常的にやり続けることができて、それが7年間継続している秘訣というか必然的な約束でありまさに契約ということなんですよね。

この“お金を頂いている”という点が非常に大事です。

記事に満足できなかったりしたら二度と(購入して)読んでもらえないですし、定期購読だって解約されてしまいますので、一定以上の満足度を提供しなければならないという責任が生まれます。

その責任と緊張感が一定以上のクオリティの提供という約束を生み出しているのです。

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もうやめ方も分からない

今となってはもう(この週刊連載を続けるということ自体)やめ方もわからなくなっている感覚すらありますね、だって、読者(お客様)がいらっしゃいますから。

この『週刊少年松山洋』は、だいたい毎月15,000PV(非課金者含む)ぐらいで、記事単品の購入者が毎月およそ100~200くらいで、定期購読者が150人ほどいます。

これだけの読者がいてサボることも出来ませんし、簡単にやめられないとも思っていますし、読者が読んで応援してくれている限りは続けていこうと思っています。

せっかくなので、今回はこういうnoteの記事投稿における継続することのメリットや制作の仕組みについて紹介していきたいと思います。

「なんでも継続することが大事」なんてことをよく言いがちですが、こういうのって「それをやることでどんなメリットがあるのか・どうすれば出来るのか・自分にもそれは可能なのか」という情報提供とセットであるべきだと考えています。

「とにかくやれ」と言われても誰も行動は出来ないですし、本当にどうすればいいのかがわかりません。(あと同時にやる気も出ない)

今回の記事を読むことで「なんかやりたい・新しいことに挑戦したい・変化させたい」と思っている人の背中が押せたらいいなと思います。

ではいきましょう、『週刊少年松山洋』の作り方です。

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自分の記事にお金を払ってもらうこと

そもそも人が書いた文章を読むためにお金を支払うということの意味を考えなければいけません。

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