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『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』発進!

『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』発進!

2024年4月25日にサイバーコネクトツーが手掛ける最新ゲームソフト『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』が発売されました。

ということで、いきなり動画やリンクを大量に貼り付けてしまいましたが。

サイバーコネクトツーとしては新しい挑戦が詰まった最新作となっています。

いつものサイバーコネクトツーのイメージだと『対戦アクション』とか『アクションアドベンチャーゲーム』とか『アクションRPG』といった、これまでに手掛けてきた『NARUTO-ナルト-』『ジョジョの奇妙な冒険』『ドラゴンボール』『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』『.hack』シリーズ『戦場のフーガ』シリーズなどの印象から、バリバリのアクションゲームばかりを制作している会社、なんてイメージは無いですか?

えっと、はい、それはもう事実なんですね、実際にそういう熱くて簡単操作で奥深い駆け引きまで楽しめるバリバリのアクションゲームばかりを制作してきましたからね。

その印象はあっています。

そんなサイバーコネクトツーが新たな挑戦として手掛けたのが本作『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』なんですよ。

ジャンルはなんとパーティーゲームなんです。

すごろくのようなマップを上を、最大4人のプレイヤーでサイコロを転がしながらゴール(目的地)を目指しつつ、ミニゲームで競い合って“最強隊士を目指す”というゲームになっています。

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「正直、なめてた」

上にあるファミ通ドットコムの特集レビュー記事をぜひご覧いただきたいのですが、編集やライターさんを含めた4人のプレイヤーが実に楽しそうに本作をプレイしてくれています。

読むと本当に楽しんで遊んでくれていることが伝わって来る良記事だと思います。

が、しかし、ですよ、記事の冒頭にハッキリと書いてありますよね。

「ゲームとして圧倒的に遊びやすいのである、正直、なめてた」

「正直、なめてた」って言われてしまっています。

そうなんですよ、本作の開発を手掛けていざ発売!というタイミングでアニプレックス(発売元)やセガ(流通)と一緒に様々なプロモーション施策を仕込んでいても、「あー、パーティーゲームなんですよね?」というリアクションをもらってしまったことは多々あるのです。

本当に不思議なくらいなめられがちなんですよ、パーティーゲームって。

ファミ通ドットコムはこうやってレビュー記事をしっかりと書いてくれてますけど、他のメディアにいたっては「パーティーゲームだとちょっと記事紹介はやりにくいですねー」と断られてしまったケースもあったのです。

まぁ別にどこのメディアなんてことは言いませんけどね。(野暮なんで)

それに当のファミ通ドットコムだって記事冒頭で「正直、なめてた」って素直に言及してしまっていますからね。

どうやら印象としてなめられやすい性質があるようなんですよ、本作は、というかパーティーゲームというジャンル自体にそういう印象があるみたいなんですよね。

「どうせ、版権キャラクターを借りただけのミニゲーム集みたいなもんでしょ?すごろく?ボードゲーム?きっとキャラクターだってなんだって同じような内容なんじゃないの?」

そんなイメージを持ってしまっているであろう全ての人にハッキリと断言させていただきますね。

否、断じて否!なんですよ、本作は。

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一生遊べる神ゲーをどうぞ

我々ゲーム業界でこうやってお仕事してゲームソフトの開発を行っている会社はお互いに完成したゲームソフトを贈りあうという習慣があります。

「最新作が発売となりましたのでぜひ遊んでください」

と送付状にコメントを書いたりしてゲームソフトを贈りあうのです。

本作が完成した時に私が贈った送付状のコメントはこんな感じです。

「サイバーコネクトツーが手掛ける全く新しい挑戦が詰まった最新作が完成しました。これまではアクションゲームばかりを手掛けてきた印象が強い弊社の最新作はなんとパーティーゲームです。しかしただの作品ではありません。これまでの版権キャラクターゲームを手掛けてきたノウハウの全てを詰め込んだ“一生遊べる神ゲー”です。ぜひ心ゆくまで遊び倒してください」

もうね、送付状にハッキリと自分で“一生遊べる神ゲー”って書いてます。

当然ながら本心です。

これまでに多くの版権キャラクターゲームを手掛けてきたサイバーコネクトツーの全てのノウハウが(文字通り)詰まっています。

『鬼滅の刃』という日本を代表するような国民的版権タイトルをお預かりさせていただくという光栄な立場から、一切の妥協もせずに油断なく幅広い多くの人間に楽しんでもらえるように制作してきました。

実は、本作『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』を制作することを決めたきっかけとなるエピソードがあるのです。

今をさかのぼることおよそ3年ほど前、ちょうど2021年に『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』が発売されて間もないころの話です。

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「あ、やっぱり猗窩座こわいからいらない」

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