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100点をあげたいアイドル

先ほど、『MUSIC STATION』を観ていたら、
2022のベストパフォーマンスの
第6位に、
King&Princeが『MUSIC STATION SUPER LIVE 2022』で披露した
『彩り』の映像が。

脱退騒動の後に年末の音楽特番が続いて、
「このメンバーでは最後となりますが」とコメントを求められることがあったり、それによるSNSの炎上でほかの番組では気を遣ってか、MCがそれに関するコメントはしなかったり、、、、、
視聴者もそうなのだが、番組側もひやひやだったろう。
何より、自分のきちんとした言葉で、思いをを話すことがなかなかできずにいるメンバー本人たちが、いちばん苦しんでいるだろう。
それをわかっているファンも苦しいし、
”これが5人で最後か、、、、、、”と思いながら見守る年末音楽特番は、寂しい。

ただ、

この、Mステスーパーライブのときには、
なんだか、、、、、、
メンバー同士の、そのときのいろいろな思い、ファンや視聴者に伝えたい気持ちがあって一致したのか、
言葉には表せないほどに、あたたかい、愛のあふれる空間を作ってくれた。

ステージに向かうときから、パフォーマンスが終わるまで、
終始こんなあたたかい世界が生まれることが、あるだろうか。

全員が、笑顔。

カメラに抜かれるたびに、ひとりひとりが笑顔を向け、手を振ったり、ピースをして。
まるで、
アイドルのLIVEでいう”ファンサ”ってこれ?
というようなレベルだ。
そして、この『彩り』では、髙橋海人くんのソロパートでは特に、歌う彼をを囲むようなフォーメーションになるなのだが、
カメラワークもよく、カメラが海人くんの周りを一周して、メンバーが海人くんを見守る表情をばっちり捉えてくれていた。
神宮寺勇太くんは片手でガッツポーズ、そしてその次に映る永瀬廉くんは、まるで運動部の女子マネージャーのように両手をぐっと握って笑顔のエール。
その後の、廉くん歌唱パートの
「描く未来には いつも君がいればいい」
の部分では、
関西jr.時代からともに廉くんと歩んできた、平野紫耀くんのアップが映った。
脱退することになっている平野くんはここまで強い気持ちで踏ん張ってきて、なんなら寂しそうな海人くんを守っているようにも見えたのに、
この廉くんパートでカメラに抜かれたときの彼の表情は、
今にも泣きそうなのをがんばってこらえて笑っているような表情だった。

とにかく、
ひとりひとりが、
観ているひとを、メンバーを、
安心させてくれようと、
とにかく笑顔で!という、
彼らの100%のやさしさに包まれた世界だった。

5人それぞれ、性格や表現方法は違えど、
心からやさしさにあふれた子たちだ。

このときの『彩り』のステージは、語り継がれていってほしい。



私的に、最初にKing&Princeに衝撃を受けてハマったきっかけとなった
『ichiban』のパフォーマンスが、昨年のMステで最も心に残っているが、
この『彩り』に関しては、別物かもしれない。

世間的にも、King&Princeの突然すぎるあの発表は大きな話題を呼んだ。

それこそ、その発表は23時だったが、
その日に彼らはMステ通常回に出演し、それこそこの『彩り』を披露していた。

あのとき、
どんな気持ちで1時間、あのスタジオにいて、あのパフォーマンスをしていたのだろう。

King&Princeの体制が大きく変わってしまうのにも関わらず、
FC動画でしか、メンバーがコメントする姿を見ることができない。

私は見られないが、ファンの方々が口々に、
「違和感がある」と発信しているので、何かあるのかもしれないし、それはわからない。

世間には、書面でしか発表が許されない。

かつては、脱退メンバーが出るときに、メンバー全員で会見を開くグループもあった。
King&Princeは、知られている通り本当に仲が良いので、きっとそういうことをやりたいに違いない。
でも、できない理由があったのだろう。


その後、たまたま唯一ラジオ番組をもっている永瀬廉くんが、
必然的にKing&Princeを代表するような立ち位置で、
FC会員にではなく、公共の電波で、
今回の発表についてのことを、話さないといけなかった。

事務所に残りKing&Princeを守っていくことになった彼。

何を言っても次の日のトップニュースになるであろうこと、
だいすきなメンバーのことはもちろん、事務所のことも決して悪く言えないこと、
どんな言葉を選んでも、様々な立場のひとに叩かれるだろうこと、、、、、、

その諸々を覚悟して、ラジオブースへ向かったのだろうな、、、、、、
と思うだけで、どんなにか苦しかったろうと、胸が痛む。

このとき、監視役がいたという噂、台本が用意されていたという噂、
もう憶測しかできない状況の中でたくさんのひとが想像でSNSで発信した。

私は彼の、涙ながらの「6人のKing&Princeがすきだった」「守れんかった」という悔しい感情だけは絶対に嘘ではない、と思っている。

他のことは、何も知る由がない。

全てが正直な言葉で、真実だと思って、
私はこのひとを応援したい、と思っていたら、すっかり永瀬廉くんに夢中になっている現状。

でも、

憶測を信じないように、目を背けてきた私も、
最近になって、
文春さんが出したこの記事を読んで、少し考えが変わってきている。

訴状の主張と「週刊文春」編集部の見解
 訴状ではジュリー氏が「King & Princeのメンバー及び滝沢氏を精神的に壊したことも、メンバーの脱退・退所や取締役辞任に追い込んだとの事実もない」などと主張。事務所とジュリー氏の名誉を毀損したとして、それぞれに5500万円ずつを支払うよう求めてきたのだ。

今回の提訴に対する「週刊文春」編集部の見解は次の通り。
「記事は、日本を代表する芸能事務所であるジャニーズ事務所で、何が起きているかを報じたものであり、その内容には十分自信を持っています。なぜ、ジャニー喜多川氏の後を託された滝沢秀明副社長が退社したのか、さらに人気絶頂のグループのメンバー3人が退所という決断を下したのか。ジャニーズ事務所の主張するような”円満”なものでないことは明らかです。今回の巨額提訴に臆することなく芸能界、メディア界で巨大な権力を有するジャニーズ事務所の実態について、今後も報道を続けてまいります」

https://bunshun.jp/articles/-/59987?page=2

最後のこの文章に、やはり事務所に何かあるのかもしれない、ということを感じた。
なんとなく感じていた違和感は、
”会社なんてどこもブラックだよね、、、、、、”
という問題では済まされないものが、やはりあって、
King&Princeのメンバーも、ファンの方々が言っていたように完全に自分の意向ではない形で退所する子がいるのかもしれない、と思うようになってきた。


そもそも、たまたまにしては起きることが立て続けすぎるな、とは思っていた。

 2022年11月1日、ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明の退社が発表された。それからわずか3日後。King & Prince(キンプリ)から平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が今年5月で脱退し、順次事務所から退所することが明らかになった。
 ジャニーズJr.を育成するジャニーズアイランド社長の滝沢、事務所屈指の人気を誇るキンプリの退所騒動は、世間に大きな衝撃を与えた。
 その後も、「Sexy Zone」のマリウス葉が昨年末で退所し、ジャニーズJr.の「IMPACTors」が全員で退所することが明らかになった。さらに藤島ジュリー景子社長がタレントに渡していた“お年玉”を経費で計上し東京国税局から追徴課税を受けていたことが発覚するなど、激震続きのジャニーズ事務所とジュリー社長。その裏で、文藝春秋を東京地裁に名誉毀損で訴えていた。

https://bunshun.jp/articles/-/59987

特に、jr.のグループ IMPACTors が”全員退所”という違和感しかない発表、
そしてついには脱税という金銭問題。

個人的に、SexyZoneのマリウス葉くんの退所に関する、今までにないほどの晴れ晴れとした送り出し方と、King&Prince退所組に対する扱いの違いには、思うことがあった。
SexyZoneのこともすきだし、マリウスくんが元気でいてくれて安心していたばっかりに、違和感を感じながら送り出すことが本当に自分の中でももやもやしている。

その上に、脱税しておいて文春にお金をくれと、、、、、、


ひとを大事にしない、自分の名誉とお金がほしいだけの社長なのだな、ということは、容易に想像ができてしまう。

もともと、私も(自分の能力もあるかもしれないが)トップに気に入られなくて病気になったようなものだから、このまま未来ある所属タレントが我慢して働き続けて病気になってしまうよりは退所したほうがいい、ということは切実に思う。

ただ、それは、
この会社にいても、
未来あるアイドルが夢をかなえていく、時代に合わせて世界に働きかけたり、スキルをもっとあげたりする、ということに対する意欲がもてないという状況である、ということだな、、、、、、
と想像せざるを得ない。


おかげで、
King&Princeのファンの間でも、
推しが退所するファン、しないファンという立場になってしまい、
それぞれを応援したい、寂しいねって言いたいだけなのに、
憶測しかできない現状の中でやり場がなくなってきている。
SNS上でファン同士で傷つけあったり、ひいては推し以外のメンバー自体を悪く言ったりする、それに対してまたヒートアップして、、、、、、
という、
明らかに、一部のファンの間でよくない状況になっているように見受けられる。
メンバーも見ることができるSNSが、こんな状況ではいけない。
でも、
私のような新参者がきれいごとを言ったって、
打ちのめされて私の持病が悪化する状況しか想像できない。

メンバーを、悲しませたくない。

こんなに、それぞれを思い合っているKing&Princeのメンバーだから、
メンバーの誰かが叩かれている、しかもファンに、、、、、、、
なんて状況、穏やかなはずがない。
ただ、ファンに対しても申し訳ない気持ちでいっぱいだろうな、、、、、、
考えたら考えるほど苦しい。


廉くんが、本当によく叩かれているのをみる。

勘違いされやすい性格、立場だから仕方ないのかな、
推しが脱退する、今メディアになかなか出られない立場のファンにとって、今ドラマ撮影、番宣でメディアに出ていることがうらやましいのだろうな、
なんて考える。

あのときのラジオでの発言。
現在のTV番組での発言。

一挙手一投足、発言のひとことひとことが注目されるのを、廉くんは絶対にわかっている。覚悟しているだろう。
本当に、彼が何を言っても彼への悪口が聞こえてくる。

たまたま、私は廉くんをすきになったから、
廉くんの気持ちに寄り添いたい。

彼は、何を言っても叩かれるだろうな、ということも全て引き受けて、
目の前の仕事を一生懸命やっている。

腹の中に何を抱えていても、笑っている。アイドルとして、ドラマでは俳優として。

「俳優がやりたいならソロになったらよかったじゃん」
という声もあったけれど、
彼が演技をする理由は、あくまでも
King&Princeのため。
グループに還元できると思っていたから。

「ファンのみんなに会いたい、ステージに立ちたい」
が、彼のいちばんの願い。

それを、知っている(つもりの)私、苦しみのあまり忘れて叩いてしまうファン。


みんな、5人のKing&Princeがだいすきなだけなのに。


ファンだって、廉くんだって同じなんだ。

どうして。


平野紫耀くんは、岸優太くんは、神宮寺勇太くんは、
何を思っているの?

それがわからないから、
ファンが悲しくて心を惑わせてしまっているんだ。

機会をもらって話そうとしたかもしれない。

インスタライブで、ファンと交流したりするようなグループだった。
ファン思いなグループだって聞いてるよ。

絶対に、伝えたいと思うよ。

一言、ブログで言うだけでなく。


きっと、言えない事情が、あるんだろうね。


5人とも、言えない苦しみを抱えて、
仕事をがんばっているんだろうね。


Mステスーパーライブの『彩り』だって、
NHK『紅白歌合戦』で披露した最強の『ichiban』だって、
みんなで腹をくくって、最高のステージにしようって思ってがんばったんだよね。

何もかも、言いたいことを我慢して、笑って、踊って。

ファンを安心させないとって思って。

メンバーを安心させないとと思って。

気合を入れて。


まだ20代半ばの、これからっていうアイドルが、
どうしてこんなに苦しい気持ちになって、
未来に対して何も発表できないような状況になって、

夢を与える立場のアイドルが、
夢を見られないなんて、
どういうことなんだろう。


本当に、「世界で活躍する」ということへの方向性、ペースの違いで分かれてしまうなら仕方がないけれど、
そうだとしたら、ちゃんと、ファンが納得いく、気持ちよく送り出せる、これからのKing&Princeを応援する心の準備ができるような状況にさせてもらえないことが、本当につらい。

SNSで、ファンのみんなが今日も叫んでいる。

今まで、きっと、心を通わせて、
「キンプリっていいよね」と言える間柄だったひとたちが、
争うことをもう、見たくない。

私は、新参者だから、メンバーのこと、グループのこと、ファンの方々のことを知りたくてSNSを見に行くけれど、どうしても、今の状況に苦しんで、傷つけあうひとたちの言葉が見えてしまう。


廉くんがラジオで言っていた、
「見れんもん、携帯とか」
な、状況になってほしくない。


長くファンをしてきたひとの気持ちは、私には分からないかもしれない。

きれいごとばかり言うなって思われるかもしれない。

でも、
汚い言葉で罵り合うよりは、
きれいごとを言っていたほうがずっといい。

寄り添おうとはした。
でも、
私にも心があるし、
その心は10年以上病んでいる。

今の心を救ってくれるのは、King&Princeだ。

憶測しかできないけれど、確実に苦しんでいる。
顔では笑っている。
がんばっているんだ。

そんな彼らを、余計な心配でさらに苦しめたくはない。


何もできないかもしれないけれど、

せめて、やさしくありたい。

事情がわからないけれど、できるかぎり寄り添いたい。


そして、彼らががんばって、ふんばっているのを見て、
私も、鬱病10年を過ぎて諦めた人生を、少しだけ進めたいと思うようになった。
ひとまわりも下の彼らがこんなにがんばっているのだから、
私がこうしてはいられない。

せめて、
働くことはまだ無理でも、
行けなくなっていたサポステのPC練習に、また通ってみよう、
Wordだけでも、検定を受けられるところまでやってみよう、、、、、、

そう思えるようになったのだ。

ありがとう。King&Prince。


こんなにやさしくて情熱のある、ダンス・歌声もすごくて仲間想いなグループに出会えて私はしあわせだ。

アイドルってすごい。

何があっても、全部飲み込んで笑って、キラキラしていないといけない。


あなたたちに、100点をあげたい。

強いて、減点があるとしたら、
もうすぐ退所してしまうメンバーのことも、
知れば知るほど好きになってしまう、
諦めさせてくれない魅力をもっていること。

平野紫耀くんのことが癒しである母は、
今、一生懸命飽きるまで観ようとMV、バラエティなどいろいろ観ているけれど、全然飽きないどうしようって悩んでいる。


罪な男たちだよ、、、、、、



今、本当に苦しいだろうけど、
心と体は、どうか健康でいてほしい、
それだけは、5月22日まで、なんとか、、、、、、


そして、他力本願ではあるけれど、
文春さん、どうか、わかっていることがあるのなら、
事実を証明してほしい。

未来ある子たちを、トップの権力でこれ以上被害に合わせてはいけない。



夢を与えるひとたちが、どうか、心から夢を語って、叶えられる環境が、ととのいますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。