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鬱病pizzaが始めてみたこと全集―8年前から今まで―

心をととのえるには規則正しい生活がいい。

時間はあるからやりたいことは何でもやってみる。

できる限り体を動かす。

外の空気を吸う。

、、、、、、など、いろいろ考えて、鬱病の自宅療養生活を送ってきた。



2012年夏にめまいでダウンし、耳(耳鳴り、耳の塞がり、幻聴)、目(眩しくて目を開けられない)などの不調、ふらつき、食欲低下(ほぼない)、とにかく止まらない思考、ニキビまみれの顔、、、もう、全身にありとあらゆる不調をきたした。この間に、一度経験したいちばんひどいめまいは大きな横揺れで、荒波の上の船のようだった(今思い出しただけでも具合が悪い、トラウマだ)。秋のはじめにようやく精神科を受診でき、秋の終わりに鬱病と診断。なんとか、入院はなくここまできている。パートのお仕事にも2回出て、いくらか働いたが、今はまた無職。

そんな、鬱病治療を始めてから、もう8年。9年目を迎えようとしている。そろそろ卒業したいな、、、、、、

痩せすぎや、鬱症状による意欲と体力の低下で寝てばかりの頃もあったが、動けるようになると意欲が出て、何かしたい!が止まらない。意欲に心身が伴わないときは本当に悔しい。そしてまた凹んで、鬱の調子の波が低下し、浮上するまでを苦しみながら待って。その繰り返しで、今まできている。

今日は診察日だったが、薬の一種類減薬チャレンジがうまくいっていることを伝えたら、先生も喜んでくれた。


うまくいっているのは、noteを始めてみたことが大きいと思う。

理由は、みっつ思いついた。

ひとつめは、やるべきことを作って、日課にして集中することで、余計なことを考える時間が減ったこと。

ふたつめは、書きあげることでの達成感を得ることで、自己肯定感を上げられていること。

みっつめ。自分でもよく忘れてしまうけど私は、話したがりだ。集団の中ではだんまりだけど、友人と一対一だと弾丸のように喋る。自宅療養が続く中、自分の気持ちや考えを、放出する場所ができたことで、心が整理され、軽くなっている。

noteさんは、書きあげたり、下書き保存したときに、やさしい言葉をくれたりほめたりしてくれるから、たのしい。



そういえば、この治療期間に、いろんなことを始めてやってきたなぁ。続いていることも、やめたことも、いろいろあるなぁと。

自己満だが、何やってきたかなぁ、と思いだして書いてみる。



まず。

体がおかしくなって休職している間(鬱病の診断を受ける前)、前から気になっていた”調剤薬局事務”の資格の勉強をしようと思った。ユー○ャンから取り寄せ、第一段階、薬についての基礎知識を勉強した。たのしかった。ものを覚えたりするのは久々で、そのときちょうどいろいろな科で薬を処方されていたし、もともと体調を崩しやすく薬にお世話になることも多かった。覚えて、第一段階の自宅試験をやろうと思ったら、

「暗記の必要はありません。テキストを見て答えてください。」

、、、、、、えーーーーーーーーーーーーー!覚えたのに!

なんだか、急に虚しくなって、やる気をなくしてしまった。第二段階が数字の計算(苦手分野)だったし、資格を持っていても経験者が優遇されることが多いことをネットで知ってしまったこともあり、それからテキストを開くことはなかった。


また、資格でいうと、鬱病診断から何年か経って、色彩の勉強をしてみた。”色”がすきだった。テキストを書店で数冊買ったが(貧乏なのは自覚があって悩みに悩んだ)、色彩検定3級の本も買ってみた。色彩心理や、基礎知識のような本はたのしく読めるのだが、どうも、難しい言葉が出てくるものは、たのしめなかった。色がたくさん並んだページを「きれーい°˖✧」と眺めるのが、いちばんすきなようだ。いつか、鬱症状が軽くなったタイミングで、再トライはしてみたいと思っている。


あと、計算が苦手なので、小学2年生の算数のドリルを買って計算練習をしていたこともある。どれくらい続いたかな、、、、、、(遠い目)

結局、昨年倉庫でのパート勤務を経験して、大の苦手だった数字に少し強くなったし、電卓が使えるようになった。こうして、現場で実践できる機会があれば、苦手でも少しはレベルアップできるものだ。



今、毎日の日課になっていること。(現在)


玄関掃除。

6:25からの、NHKのテレビ体操(ラジオ体操)。

スクワット。ストレッチなど。

洗濯を干す。

AM、お参り散歩。

お昼前、レッグマジック。縄跳び。

PM、note時間。

のち、散歩。

洗濯を畳む。

夕飯前、レッグマジック。スクワット。ずぼらヨガ(一部)。

夕飯後、食器、水回り片付け。米とぎ。

YouTube観る。or note続き。


できる範囲で、負担なく体を動かすこと、そして家事をできるようにすること、、、、、、

調子がいいときは、今現在、これができる。


鬱病初期の、時間があったら横になっていた頃は、お風呂に入ることが最大の難関だった。顔も洗うのが嫌だとか、もう、そんな状態だった。せっかくお風呂に入れても、髪を乾かすまでのスタミナがなくて、親に乾かしてもらっていた。

、、、、、、本当に、そんなレベルだったのだ。外になんか出られなかった。窓を開けて空気を吸って、「今日は、これで合格」という生活。そう考えると、本当に大躍進だ。


ずぼらヨガやストレッチを始めたのには理由がある。

私は頭痛もちなのだが、それにしても毎日続くなぁ、という時期があった。だんだん、朝起きた瞬間から痛い、ずっと痛い、頭痛薬でも治らない、という状況になり、頭痛外来を受診したら”ストレートネック”の診断を受けた。それによって緊張型頭痛と片頭痛を両方起こしているらしかった、、、

そこから、お医者さんのもらったプリントをみて首回り、肩甲骨などほぐすようなストレッチをしたり、ちょうど話題になっていた「ずぼらヨガ」の最初の方だけを毎日習慣にするなど、姿勢をよくすることを一通り習慣づけている。ヨガなんか続くかな、と思ったけれど、この”ずぼら”という言葉は無敵で、分かりやすく、簡単なものを、親しみやすい書き方で紹介してくれているので、適当に続いている。

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ずぼらヨガ  崎田ミナ 著/福永伴子 監修  飛鳥新社


散歩は、ウォーキングと言いたいところだが、、、、、、

うーん、やっぱり散歩だ。外を歩くだけで、気分が変わる。実際、いろいろな心の研究でも、歩くことはよいとされているようだ。近所に歩きやすい桜並木があることにも恵まれている。県庁所在地にも関わらず、キジが棲んでいるし、カモシカがいることもある。自然が豊かで、よくnote記事の見出し画像にしている空や植物は、一通り私が散歩中撮影してきたものを使っている。


家事は、ワーカホリック時代ほとんどしてこなかったので、母に叩き込まれた。洗濯を干すのがすきで、干した洗濯物が風に揺れているさまを、下手すると1日中眺めていられそうだ。体力がついて、夕食後の台所の片づけ作業もできるようになってきた。




私、ここまできたんだなぁ。

、、、、、、むしろ、ここまできて、どうしてお仕事はできないんだ?


時代的にリモートワークが進んでいて、私のように、人間関係にとらわれない環境なら働けそうなひとにはもってこいだが、PCはまだタイピング練習程度だし、Word、Excel、PowerPointとかいう、未知なものも覚えないといけなさそうだし、Photoshop、illustratorとかいうものも覚えたら、デザイン系に関われるのかな?、、、こんなことも分かってないのに、PCで仕事なんてできるわけない、、、、、、


コロナさん関係ない自宅生活、少し調子が上向きな今のうちに、できることを探しておかないとな。


今、できることを。



未来に向かうひとみんなが、希望を見つけて前へ進んでいけますように。




未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。