どこかの一等星にあやまるよ
きみが、きみじゃなくなるかもしれない恐怖を
わたしはわかってあげられていなかった
きみは、きみを守るために
きっとわたしから離れていく
きみを、きみじゃなくさせたのは
紛れもなくわたしだ
だから、わたしはわたしを憎む
けれどそれほどまでに
きみが、変わってしまいそうになるくらいに
わたしという存在に侵されていたのだとしたら
すこしだけ、わたしはわたしを誇る
(そして誰のせいでもない終わりがくる)
きみを、きみのままでいさせてあげられなくて
ほんとうにごめんね
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