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新橋の路地裏に誕生した絶品!串焼き専門店「一石三鳥」

2020年10月、新橋にできた「一石三鳥」に行ってきました。鶏を始め、牛や豚、ジビエを炭火串焼きでいただける串焼き店です。お店はJR新橋駅から徒歩3分ほど歩いた路地裏にあります。駅から近いのに、この路地がわからず、Googleマップを使いながら周辺をぐるぐるまわってしまいました。路地裏の、またその路地裏に「一石三鳥」と光る看板を発見。徒歩3分どころか、迷ったために徒歩10分以上かかっちゃいました(汗)

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 こちらはお店の入り口の暖簾。「鳥」の文字が書かれています。民家を改築した佇まいに、品のいい玄関。食べる前から期待が高まります!

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中に入ると、カウンター席とテーブル席があります。予約してあった友人の名前を告げると「お二階におあがりください」とのこと。写真は撮っていなかったのですが、ちょっと急な、古民家の階段をそのまま使ったかのような風情ある黒光りする階段をのぼっていきました。

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2階はテーブル席のみ。こじんまりとした感じで、しずかにしっぽりとおいしいお酒と料理を楽しめそうです。(外観・内観、上記2枚の写真はお店のインスタグラムから借りました)

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一度食べたらヤミツキに!「初めてのポテトサラダ」

こちらは「初めてのポテトサラダ」。ポテトの食感が感じられるように、あえて大きめにカット。揚げたて厚切りベーコンの香ばしさと、スライスした玉ねぎやカイワレ大根のほんの少しの辛みも合わさって、いい香り&食感。これは自宅でもマネしたくなっちゃいますね。うまくこの味をさいげんできるかなー。味付けは、マヨネーズと、粒マスタード、ワインビネガーかな?お酒に合いそうです。

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中からとろ~り黄身が!「キンカンのたまり醤油漬け」

こちらは、お店の名物「キンカンのたまり醤油漬け」。きんかんというと果物の「金柑」かと思ったのですが、きんかんたまごの黄身でした!まん丸でつやつや。一見するとプチトマトのようにも見えます。たまり醤油につけたからか、外見も少しオレンジがかってみえます。きんかんのたまり漬けの下には、香ばしい一枚の海苔。茹でたほうれん草と少しのゴマをふって、海苔で丸めてパクリ。黄身の中身がトロ~ンと出てきて、おいしいんだなぁ、これが。画像4

やわらか&しっとり「伊達鶏ささみ」

「伊達鶏ささみ」。みるからにしっとりとして上質な鶏肉。柔らかいのに、噛み応えもあり、ささみのおいしさを再認識しました。うえにのっているのはゆず味噌でしょうか。

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肉厚感&香り&食感。どれをとってもパーフェクト「焼き椎茸」

「焼き椎茸」。実は、私は椎茸が好きなので、人一倍こだわりがあります。まず、見た目。プリっとしていて肉厚なのがベスト。次に香り。国産の椎茸は、香りがとてもいいんです。そして、最後に食感。食べた時に、弾力があるものが好きです。この椎茸は、すべて兼ね備えた、理想的な逸品でした。肉はもちろんのこと、「椎茸にまでこだわるお店は、提供するすべての食品、お酒、サービスにまで気を配れている!」と、私は思っています。というのも、椎茸はどうしてもお肉に比べて端にやられがちな食材。にもかかわらず、そこを前面に出して押してくるとは。さすが!

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なんこつ好きにはたまりません「骨抜きの手羽先」

こちらは「骨抜きの手羽先」。手羽先ってコリコリしていておいしいんですよね。こんがり焼き目がついていて、皮の部分がぱりぱり。なんこつが好きなので、この手羽先はたまりません!こちらが骨抜きされそうです。

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色のコントラストが食欲を引き立てる「鯛の切り身」

鯛の切り身。薄いピンク色の身が透き通っていてきれいですね。黒いお皿、赤いラディッシュ、緑の葉、シソのコントラストが印象的な一皿です。料理の見た目がおいしそうだと、もうそれだけでテンションがあがります。

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意外に合う!酸味と甘みが詰まった「焼きパイン」

続いて焼きパインが登場。パイナップルを焼くという発想をしたことがなかったので衝撃的でした。食べてみたら少し酸味があり、ジューシー。口直し的に焼きパインを入れているのでしょうか。

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串焼きで食べるのも乙なもの「ラム肩ロース」

「ラム肩ロース」。焼き鳥屋でラム肉って珍しいんじゃないかと思います。このジビエを出すところが「一石三鳥」の特徴。なぜジビエを出そうと思ったんでしょうか。ワインに合うからかな? 実は、このお店、日本酒のほかにもワインも上質なものがいただけます。ナポレオンも愛したといわれている、王のワイン「ジュヴレ・シャンベルタン」もおすすめですよ。私は、残念ながらワインが飲めないのですが、この一串には合うかも?ソムリエもいるそうなので、おすすめの逸品を選んでもらってみては?

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香ばしくて弾力性がたまらない「丸ハツ」

「丸ハツ」。ころっとして、薄い皮がこんがりやけて、香ばしそうな香りが漂ってきそうです。食感も、期待を裏切らないおいしさで、ほどよく弾力があって、そこもまた好きなんです。この「丸ハツ」は、ここで見たのが初めてですが、ハマる味です!

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「辛さ」が当たったらラッキー⁉ジャンボ獅子唐辛子

「ジャンボ獅子唐辛子」。一瞬、万願寺唐辛子かと思って「辛かったらどうしよう!」と思ったのですが、大丈夫でした。肉厚でジューシー。唐辛子ってこんなにおいしいのかと思ったほどです。ところが!一緒に食べていた友人の一人がどうやら「あたり!」を引いてしまったらしく……。途中から辛くなってきたそうです。すごい確率!ついてますね!私は、これまたすごい確率でよけられたので、ラッキーでした!

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肉厚ジューシーなハラミ

最後は「上ハラミ」。ハラミって焼肉で食べるものかと思っていたんですが、串焼きでもあるんですね!厚切りしたハラミをくるっと巻いて、串で一突き。串焼きって、味でごまかせない分、素材の選び方でおいしさが変わってきますよね。「一石三鳥」での料理は、どれもシンプルだからこそ素材のおいしさが光るものばかり。仕込みも大変たったんじゃないかなーなんて勝手に思ってみたり。

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驚くほど皮がぱりぱり!もなか

最後に、もなかが登場。一見、普通のもなかに見えますが、実はこのもなかの皮がパリッパリでびっくり!もなかの中身を食べる前に、皮で驚いたのは今回が初めて!中には冷たいバニラアイスとあずきが入っていて、アイスもなかが好きな私としてはたまりません! 温かいお茶と一緒においしくいただきました。このもなか、ぜひ食べてみてください。

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シェフがすすめるおまかせコースがお得

今回訪れたのは、新橋にある串焼きのお店「一石三鳥」。実は、飲食店をやる前はウエディング業界で働いていたそう。それもあってか、料理を出すタイミングが絶妙で、一串ずつ丁寧に説明してくれました。メインとなるお肉は、独自のルートで仕入れているため、市場価格よりも抑えた価格で提供できているのです。ありがとうございます~!

おすすめは3種類あるコース料理。伊達鶏の串揚げ、野菜串、上ハラミなどを含む9品コース2980円。串焼きやラム肩ロース、上ハラミなど串焼き8種類+おまかせ料理を合わせた計12品コース3980円。さらに、この12品コースに飲み放題コースを追加した飲み放題付きコース6480円(ともに税抜)。
かなり良心的な価格じゃないかと思います!

ひとこと付け加えておくと、「東京カレンダー」にも掲載されていました。もう一言付け加えると「一休.com」にも掲載されていて、ここでは紹介されていない特別メニューが紹介されていました。

現在、コロナの影響で午後5時から8時までの短時間営業となっていますが、通常は23時半まで営業してます。人気のお店なので、訪れるときは事前予約をおすすめします。

「一石三鳥」お店の情報はコチラ

店名/一石三鳥(イッセキサンチョウ)
和食/焼鳥、割烹・小料理、ワインバー
住所/東京都港区新橋4-20-2
電話/050-5325-8907(予約専用)、03-5843-8909(問い合わせ用)
営業時間/17:00 ~ 23:30(23:00)現在コロナの影響で午後8時までの営業
休日/年末年始(ただし、現在コロナの影響で現在は不定休)
最寄り駅/JR新橋、都営大江戸線&ゆりかもめ・汐留駅、都営三田線内幸町






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