【TOEIC④】リスニングを確実に聞き取るためにやるべきこと
TOEIC専門スクール「コレダケ」で、TOEIC対策の学習を始めて2週間目を迎えました。最初の1週間は接尾辞や音声変化のトレーニングで、1回50分×週2回あるオンライン英会話の授業でもリンキングやリダクション、ディクテーションについて実践をつみました。2週目は、実際にTOEICの過去問にチャレンジしていきます。
パート1、パート2で確実に点数をとるためにやるべきこと
過去問のパート1、2を解いてみて、ちゃんと聞き取れるかの確認。聞き取れない音があったらどこが聞き取れなかったのか、音声変化はどうなっているかの確認、さらに質問と回答をそれぞれディクテーションしたり、日本語訳を元に英文に直す瞬間英作文などの課題が出ています。
フィリピン人講師によるオンライン授業も、実際の問題を使ってリスニング。それをもとにディクテーションをして、聞き取れなかった音の確認。英文と日本語訳を照らし合わせて、その後、音声変化のチェック。それを1問ずつやっていきます。
ディクテーションで聞き取れない音を知る!
ここで私がいつも詰まるのが、英語の音声を聞いて、それをそのまま文字で書きだすディクテーションの問題。というのも、何度英文を聞いてもどうしても聞き取れないところがたくさんあるのです。さらに、スペルもうろ覚え。ここでは問題文と回答文、それぞれを書き出していきますが、まず問題文が聞き取れない。なんとなく意味はわかるけれど、正しい音を書きだそうと思うと、1つ1つの単語に集中してしまうため、もう文章にすらなっていない感じです(汗)
たとえば
How can I find ……
と聞こえても、そのあとがまったくわからない。先生が3回音声を聞かせてくれてもわからない。わからないものはわからない(涙)
store とかrepair とか聞こえても、ワカラナイ。
正しい文章は
How can I find out it the store offers repair services?
でした。
ほかにも
By shipping you new one.
が正しいのに
Buy shipping new one.
と聞こえたり……。shipping(船舶)がshopping(買い物)と一緒になってByがBuyになっちゃったりね。
A broken zipper.
が
A broken zippa.
になっていたり。「あきらかに単語がおかしいよね!」となるのですが、もうディクテーションに必死なので、それすら気づかないという(笑)。
授業では、これを1問ずつやっていくので、私の場合はかなり時間がかかります!とはいえ、ちゃんと1つずつの単語が聞き取れるようになるためには、ディクテーションをちゃんとやったほうがいいのでしょうが。
自分では絶対に思いつかなかった学習法
もし、私がひとりでTOEICの勉強をしていたら、このやり方は絶対におもいつかなかったと思います。ひたすらリスニング問題を解いて、回答を見て、また問題を解いて、時々フレーズや単語を覚えて、という感じだったと思います。2つの単語の音がくっついたリンキングや、発音されない音があるリダクションなどの音声変化についてはほぼ知らないまま。正確にいうと、知ってはいるけど、それほど重要だと思っていなかったので、そのまま気にかけていなかったと思います。
また、ディクテーションをやろうとか、日本語から英語に変える瞬間英作文をやろうなんてことは絶対にしなかったと思います。そういう意味では、今回のTOEIC専門スクール「コレダケ」で挑戦したのは非常によかったと思います。
「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」
以前も書きましたが、TOEICは試験だから点数が悪くなるくらいで大した問題は起きません。ただ、これが実際の会話だと、正確に聞き取れないことで数々のトラブルを引き起こし、最悪、人間関係が破綻します。だから必ず聞き取れるようにならないとまずいのです。
自分でリスニングの練習をしてもいいのですが、それだと私の場合、いつまでたっても中途半端な練習しかできず、伸びるのに時間がかかります。TOEICで○○〇点取るという具体的な目標があって、初めてリスニングの練習に本気になれるのです。リスニングを伸ばす効果的な学習法を知ってこそ伸びるという感じですね。
結果、リスニングのスキルが伸びて、相手の話をきちんと聞けるようになり、コミュニケーションも劇的に変化、となるはずです。
TOEICというと、就職や転職のために点数を上げると思われがちですが、転職予定のない私でもこの学習法は非常に役に立つのです。そして、明確な目標があるほうが頑張れる。
そんなわけで、英語力向上のためにも、トラブル回避のためにも、リスニングのスキル向上は必須なのです。
この記事が参加している募集
フローレンス、マクドナルドハウスなど、国内外でつながりのある子供のための支援団体に寄付させていただきます。