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英語:将来子どもをもちたいと思う?アメリカの若者たちの答えは……

結婚して子供を持つか、結婚しても子どもを持たないか。これは日本の20代から40代の女性たちを長年苦しめてきた問題でもあります。私も、女性向けWebメディアtelling,にて、この「子どもを持つか持たないか」という問題について、いろんな取材に携わってきました。今回は、アメリカの若者の意識変化について、ニュース記事を元に考えてみたいと思います。

アメリカの成人4分の1は子どもを持つことを望んでいない

It seems views on having children are changing in the USA. New research shows that 25 per cent of adults do not want to have children. A study from Michigan State University (MSU) reveals that a quarter of American adults are happy to be "child-free". It says these people do not want children and are happier without them. MSU psychologists Jennifer Watling Neal and Zachary Neal did research on why people who do not want children might be different. They wanted to find out what the differences were between these child-free people and "non-parents". They said non-parents include "not-yet-parents" (those planning to have kids) and people who cannot have kids due to medical problems.

psychologist=心理学者、might be=かもしれない、 find out=(調査をして)見つけ出す・発見する、non-parents=親ではない、not-yet-parents=まだ親ではない、due to=~の結果

アメリカでは子供を持つことについての見方が変わっているようです。 新しい調査によると、成人の25%は子供を産むことを望んでいません。 ミシガン州立大学(MSU)の調査によると、アメリカの成人の4分の1が「子供がいない」ことを喜んでいます。 それは、これらの人々は子供を望んでおらず、子供がいなければ幸せであると言っています。 MSUの心理学者であるジェニファーワトリングニールとザカリーニールは、子供を望まない人々がなぜ違うのかについて調査しました。 彼らは、これらの子供がいない人々と「非親」との違いが何であるかを知りたがっていました。 彼らは、非親には「まだ親ではない」(子供を持つことを計画している人)と医学的問題のために子供を持つことができない人々が含まれると言いました。

子どもを望まない人は以前の調査よりも増えている?

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The researchers looked at data from 1,000 adults who took part in an MSU survey. Ms Neal said: "We were most surprised by how many child-free people there are. We found that more than one in four people...identified as child-free, which is much higher than...in previous studies." She said child-free people were more liberal than those with children, who were more conservative. She found that unsurprisingly, parents were more likely to be in a relationship. Around half of the child-free adults were single. Ms Neal also said child-free adults were a little younger and less well-educated than parents or non-parents. She added that more research is needed to find out why people make the decision to be child-free.

survey=調査、one in four=4人に1人、identify=確認する・特定する、
much higher than=よりはるかに高い、conservative=保守的な、unsurprisingly=予想できる状態で・当然のことながら、likely=もっともらしい、half of=の半分の、decision=決定

研究者たちは、MSU調査に参加した1,000人の成人からのデータを調べました。 ニール女史は、「子供がいない人の数に最も驚いた。4人に1人以上が子供がいないと特定され、以前の研究よりもはるかに多いことがわかった」と語った。 彼女は、子供がいない人々は、より保守的な子供を持つ人々よりも寛大であると言いました。 当然のことながら、彼女は両親のことが関係する可能性が高いことを発見しました。 子どものいない成人の約半数は独身でした。 ニール女史はまた、子供がいない成人は、親や非親よりも少し若く、教育水準が低いと述べた。 彼女は、人々が子供を持たないという決定を下す理由を見つけるために、より多くの研究が必要であると付け加えました。

類義語で覚える英単語

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本文週に出てきた単語を、別の単語と関連付けて覚えます。contentはコンテンツ、内容だと思っていたので、満足という意味があったことをこのテキストを通して初めて知りました。

views=見える、視界 /shows=見せる、示す
reveals=漏らす、明かす、明らかにする opinions/明らかにする
happy=幸せ、満足 /content=満足、コンテンツ
find out=(調査などをして)見つけだす/discover=発見する
problems=問題、難問 /difficulties=難しさ
data=データ、資料 /information=情報
previous=前の、以前の /earlier=さきほどの
unsurprisingly=予測できる状態、当然のことながら /predictably=予言する
likely=ありそうな、もっともらしい/probable=ありそうな、起こりそうな
decision=決定、決断 /choice=選択

質問がいくつかあったのですが、先生からのnoteEがまだ来ないので、質問内容とどう答えたのか忘れてしまいました。またあとで追加します。

結婚したら子どもは産むもの? 出産適齢期を迎えた代女性の葛藤

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「結婚したら、子どもは持つべきもの」という考えの人が多いのか、結婚して数年たっても子どもを持たない夫婦には、親、親戚、友達、会社の人など、様々な人から「子どもはまだ?」という質問を受ける人が多いです。とくに女性の場合が多く「子どもを生むなら早いほうがいい」「早くしないと高齢出産になるよ」など、様々な言葉を投げかけられることが多いです。

幸いにも私自身は、結婚後すぐに子どもが生まれたためなにもいわれたことはないのですが、この問題で悩む人は多いと思います。とくに不妊治療をしている人も多く、あれこれ聞かれたくないことから治療のことを隠している場合も多いです。私も身近に不妊治療をしている人、子どもを持たない人、結婚しない人など、いろんな人がいたため、彼女たちの苦悩がとてもよくわかります。

今回のニュースでは、そこまでは踏み込んでいないものの、「子どもを持たない選択をする」人たちが、調査で意外と多くいることが明らかになりました。子どもを持つことはいいことかもしれないけれど、持たない人生だってありだと考えている人は、思っている以上にたくさんいるかもしれません。

先生から「あなたは子どもを持ったほうがいいと思う?それともいない人生もありだと思う?」と聞かれたのですが、私としてはいてもいなくてもどちらもありだと思います。というのも、子どもがいたらいたで楽しいけれど、いなかったからといって不幸ではないし、高額な学費の心配がいらない分、夫婦2人の時間を楽しむことができます。また、離婚したいと思ったとき、子どもがいたらなかなかわかれることも難しいと思いますが、夫婦2人なら決断もしやすいでしょう。

もっといえば、アメリカの一部の人たちが子どもを持たない選択をしたところで、地球上で見たら人口は増えているわけで、それに伴い食糧不足の問題も出てくるでしょう。そう考えると、結局はどうあっても子どもの人数は増えていくだろうし、ある程度減ったとしてもそれで人類がすぐに滅びるとわけではなく、長い単位で見たらそれほど変わりはないと思うのです。

日本人に限っていえば、江戸時代から平和になったことで人口が大幅に増えています。それを考えても今子どもの人数が減ったからといって地球全体でいったらそれほど問題ではないと思うのです。というわけで、私はこの問題に関しては、子どもを持たない人生も十分楽しめるし、ありだと思います。


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