Hiroshi Hasegawa

音楽家/演奏家/ギタリストです。自分の活動や色々考えたことをメモとして残していきます。…

Hiroshi Hasegawa

音楽家/演奏家/ギタリストです。自分の活動や色々考えたことをメモとして残していきます。https://youtube.com/@1965PM

マガジン

  • ギターに関するトピック

    所有愛機の紹介や、エレクトリックギターに関する自分の考えを記録しています。

  • Twitterアカウントの一方的な永久凍結

    何の前触れや事前警告もなく突然、Twitter社からアカウントの永久凍結がなされ、理由の説明も一切ない事案の記録です

  • より正確なギターのイントネーション調整

    ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。

最近の記事

愛機紹介:1997 Gibson Les Paul Classic Premium Plus Lefty

2本目の紹介はレスポールです。思い出してみると今までにギブソン、他メーカー合わせて10本くらいのレスポールタイプ個体を入手してきました。80年代くらいのレギュラーラインからヒスコレ、国産ハイエンドまで。その中で一番気に入っているのがこの個体です。 最近はレスポールも軽いものが好まれるようでウェイトレリーフも堂々と行われていますし、ストラトと変わらないような軽量個体もたくさん流通しています。私はウェイトレリーフしていないソリッドボディのトーンのほうが好みです。ソリッドボディの

    • 愛機紹介:2022 Red House Guitars General S/HH Lefty

      ここでは自己紹介や自分の考え方をしっかりと残していけるので、少しずつ記録していきます。まずは気軽に自分が使っているギターとその周辺について話してみようかと思います。初回は最近のメイン機であるRed House Guitarsさんです。 Red House Guitarsを知ったきっかけ私はレフティなので、楽器店に並んでいるギターのほとんどは試奏することもありません。その割に、レフティの楽器ってやっぱり本数が少ないこともあって、ちょっと良さそうなレフティのギターがあると購入候

      • Twitter 永久凍結、その後(完結編)

        今日でこの話題はおしまいにします。 原因が全くわからないままTwitterアカウントが凍結され、それは永久凍結だったことがわかった件のその後です。 現状としては異議申し立てはしましたがTwitter社からの返信はなく、どういう理由により凍結、それも最も重い永久凍結措置となったのか、全くわからないままです。 冒頭のスクショには「慎重に審査したところ」とか書かれていますが、その対応は事前の何らかの警告もなければ、事後の説明も一切ない一方的で独善的なものであり、私としては今後T

        • Twitterアカウントが突然、永久凍結されました

          2022年12月4日、Twitterのリプ送信時に突然書き込みエラーとなり、そのままアカウント凍結となりました。その後「永久凍結」であることが判明。事前の警告は一切なく突然だったため理由は全くわからず、異議申し立てに対しても今のところTwitter社からの返信はありません。 状況について軽くまとめていきます。 凍結時の状況ギターの機材を買ったんですよ。実店舗にお邪魔して試奏ののち決定しました。資料としてそのときの試奏動画を記録していたので楽器店店主の快諾もありTwitter

        愛機紹介:1997 Gibson Les Paul Classic Premium Plus Lefty

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        • ギターに関するトピック
          2本
        • Twitterアカウントの一方的な永久凍結
          2本
        • より正確なギターのイントネーション調整
          11本

        記事

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑪実際に調整 3~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 順不同となってしまい申し訳ありません。 3つめの調整方法の紹介 今までに具体的な調整方法を2つ例示してきました。 オクターブ関係にある2か所のフレットポジションにて実音ピッチを計測して合わせる方法 正確にチューニングした開放弦とハイポジションまで含めた対象弦の和音の響きを耳で判断して合わせる方法 これに加えて、新たにもうひと

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑪実際に調整 3~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑩ギター側の事情~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 番外編です。 理論も知らないまま、推測とチューニングメーターと耳だけでここまで来てしまいました。が、やっぱり思うのですよ。 どうしてギターのピッチはこんなに合わないのか。 エレキギターだけを考えても考案されてすでに70年以上経過しているのに、ピッチなどという楽器の最も根本的なところでなぜ未だに悩んでいるのか。計算できちんと求めら

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑩ギター側の事情~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑨弊害~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 最後に、これらの調整がもたらすかもしれない弊害について記しておきます。 弊害 バンド演奏やセッションにおいて、前述のように調整したギターと、通常の12フレット実音ハーモニクスで調整したギターは、中間フレット領域のピッチが明らかに異なる場合があります(本当はこちらのほうがより正確かも知れないのですが)。 そうするとバンド内のピッチ

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑨弊害~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑧仕上げの確認~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 仕上がり状態の確認 今まで説明してきた調整を行うと、コードの響きは以前と較べてシャラーンとクリアな響きに変わっているかと思います。単音ノートも従来よりはっきりと印象に残る感じになるかと思います。それが感じられれば作業は一応成功です。 ここから先は皆さんのプレイスタイルや好み、ギターの特性(指板上のピッチ傾向の得手不得手)を考慮しつ

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑧仕上げの確認~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑦実際に調整 2~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 調整法その2:チューニングメーター+耳による調整法 こちらは実際の調整にチューニングメーターを使わず、耳で調整する方法です。 まず前述の調整法その1と同様に各開放弦をチューニングメーターで正確に合わせます。 その後「必ずほかの開放弦と和音にしつつ」調整対象の弦のピッチを「耳で判断」していきます。チューニングメーターは使いません。

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑦実際に調整 2~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑥実際に調整 1~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 それでは実際に調整してみましょう。今回は2種類の方法を記してみます。まずはひとつ目です。 調整法その1:チューニングメーターを利用した調整法 フレット全域でさほど大きなピッチの凸凹がないギターへの調整方法のひとつのアイデアです。 まずは前述の開放弦実音と12フレット実音のチューニングメーター針位置を合わせるように調整した後、代表

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑥実際に調整 1~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑤ギターの状態確認~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 いよいよ実践です。 まずギターの状態を確認しましょう まずは現在のギターの状態を確認してみましょう。私の調整方法ではチューニングメーターは必須ですので、なるべく正確なものをご用意ください。それからギターに関してはネックの反りや弦高がある程度適切で、最低限どのフレットでもビビりが少なく正常に発音できることが前提となります。 ナット

          より正確なギターのイントネーション調整 ~⑤ギターの状態確認~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~④概説 3~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 押弦方法 ちゃんと訓練しないと、フレットを押さえた時に無意識に音程がシャープ/フラットする運指になっている場合があります。ヘッド側に引っ張りながら押弦すると音程はシャープし、ピックアップ側に押しながら押弦すると音程はフラットします。実際の演奏時はさておき、調整時に無用のシャープ/フラットは必要ありませんので注意しましょう。 押弦に

          より正確なギターのイントネーション調整 ~④概説 3~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~③概説 2~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 すみません。話がそれました。戻します。 信頼できるチューニングメーターを用意する 前述の通り、何をするにも開放弦を正確にチューニングすることから始まりますので、正確なチューニングメーターを用意しましょう。できればチューニング誤差がわかりやすいもの、単純なLED方式よりは針式またはストロボ式で1~2セントの違いも識別できるようなもの

          より正確なギターのイントネーション調整 ~③概説 2~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~②概説 1~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 調整にあたっての私なりの考え方をいくつか記しておきます。 全て実音で調整する。ハーモニクスは一切使わない 後述する調整においてハーモニクスは一切使用しません。その理由は、求めていくピッチに対してハーモニクスは相応しいものではないからです。ハーモニクスはわかりやすいところでは4/5/7/12/19フレット等で発音しますが、実はハーモ

          より正確なギターのイントネーション調整 ~②概説 1~

          より正確なギターのイントネーション調整 ~①はじめに~

          ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。 はじめに ギターを弾いていて、どうも気持ち悪く感じる時、または調子が悪く感じる時、まずはチューニングを確認してみましょう。 チューニングメーターであらためてしっかり確認してみると、チューニングが狂ってしまっていることがよくあります。もしくは何かの曲に合わせて演奏しているときは、その曲とギターの基準ピッチが違う(ギターは440Hzでチューニングしているのにバックの楽曲は44

          より正確なギターのイントネーション調整 ~①はじめに~