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より正確なギターのイントネーション調整 ~⑧仕上げの確認~

ギターのオクターブ調整の考え方を一歩進め、より正確なピッチをフレット上で得るためのチャレンジです。

最初から読みたい方はこちらからどうぞ。

仕上がり状態の確認

今まで説明してきた調整を行うと、コードの響きは以前と較べてシャラーンとクリアな響きに変わっているかと思います。単音ノートも従来よりはっきりと印象に残る感じになるかと思います。それが感じられれば作業は一応成功です。

ここから先は皆さんのプレイスタイルや好み、ギターの特性(指板上のピッチ傾向の得手不得手)を考慮しつつ、調整を深めていければよいのではないでしょうか。

色々な確認方法

ローコードの押さえ方で1オクターブ上で鳴らしてみる(開放弦だけオクターブ下)のもよいですね。ポジションが大きく離れた弦たちが綺麗に響けば効果があったということです。

また、お気に入りの音楽を鳴らしながら(できればヘッドホンで正確にモニタリングしながら)ギターを弾いてみてください。今までよりもすっきりと演奏内容がキマる気がすると思います。

ピッチが良くなる効果

ピッチが良くなることによって、やりたいことが正確に伝えられるようになると思うのです。お気に入りのプロの演奏と遜色ないピッチが表現できるようになったら、大きな進歩ですし楽しいですよね。いつものチョーキングが一層キマる可能性大です。是非やってみてください。

ギターという楽器とピッチ

音楽を演奏するにはやはり音程=ピッチはとても重要だと思います。一般にそれが苦手とされるギターを使って如何により良いピッチ=音を提供していけるか、これはいつも忘れないようにしたいと思います。

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