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詩 | たとえ膀胱だったとしても


わたし、ときどき思うの
人生って死んだときに終わるって

人間として生きるってことは
地球人として生きるってことだって

これはたぶん普遍の真理だと思う

よく考えてみると
左手が右手になり
右手が左手になるってことは
今まで一度もなかったなって

流血しながら笑うこともあれば
大笑いしながらつらい涙を流すなんて
これまでなかったなって…

ときどき自分のことを
振り返るんです
もしも私が心臓だったら
血なんて見たくないし
いくら膀胱だったとしても
私はオシッコタンクじゃないのよって

要するに人生って
何言ってるのか
わかんないんですけどって
感じなのかしら

これからもこうやって
いろいろ真剣に哲学しながら
生きていけたらなって
こころからそう思うの

だって
みんな私に
「君は君らしく生きろ!」って
励ましてくれるから

これからも
みんなのアドバイスに忠実に従い
力強く朝に排便して
心地よい1日を過ごせるように
頑張って生きていきます

いつも今でも
これからもずっと
ずっとね…



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