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エッセイ | SNSの可能性 | 短編『浮雲』のこと

 私がnoteを始めたのは、偶然でした。
 とくに大きな目標があったわけでもありませんでした。
 しかし、自分の思ったことを自分の内側にとどめておくのではなく、外側へ発信することによって、どのような変化が自分にもたらされるのだろうということに少し関心がありました。

 SNSをやる動機は人それぞれですが、自己内対話だけでは思い付かないような新しい発想が生まれるものですね。

 noteを始めてしばらく経った頃、いろいろな企画があることを知りました。
 最初は企画に参加するだけでしたが、自分でも企画をやってみたくなり、今まで様々な企画をしてきました。


 noteを始めてもう1つ起こった大きな変化は、小説を書くようになったことです。
 noteを始める前には、短編小説すら書いたことがありませんでしたが、小説だけでなく、詩や短歌・俳句なども作るようになりました。


 SNSというのは、考えてみれば不思議なものですね。実際にオフ会などで会ったことがなくても、気持ちが通じ合ったかな、と思えることもあります。会ったことなど一度もなくても、心の中で握手し合えたと思える瞬間があるのは、SNSの良いところです。


 誰かと共同作業で1つの作品をクリエイトしてゆくことは、いつしか私の夢の1つになりました。

 今日は期せずして、私がnoteに連続投稿をするようになって、1111日目でした。

 そのような節目の日?に、新しい共同小説が完成したことを大変うれしく思います。

 合作なので、細かいところでは、整合性がとれていない部分もありますが、ひとりでは絶対に書けなかった小説が書けたことは、大きな財産になりました。

 小説とくに「連載小説」は、他のエッセイなど読み切りの作品ほど、noteではあまり読まれることはありません。けれども、読まれる・読まれないにかかわらず、大きな収穫があったな、と思っています。

 …とは言っても、やはり多くの方に届けばいいな、という気持ちもあります。

 そこで、以下、ももまろさんと私の合作小説「浮雲」の全話を掲げておきます。よろしければ、お読みくださると嬉しいです。

 最後になりますが、合作小説に協力してくださった、ももまろさんに心から感謝申し上げます。

 どうもありがとうございます。また、機会がありましたらぜひ。


短編 | 浮雲(全話)



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記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします