私的人生の次のテーマを決めたいのです。

今夏の私的テーマであった「センス・オブ・ワンダー」については、先日の富士登山企画で自分なりにまとめを迎えて、ひとまず一段落したと思っている。

真の意味での人間的感性を手に入れるにはまだまだ足りないが、これは長い目で見て取り組んでいくべきことなので、引き続き頭の片隅に置きながらこのまま細く長く継続していくことにしようと思う。

では、次のテーマはいったい何にしようか？

そもそもこうしたテーマが必要なのかどうか、という観点で言えば、確かに必要ないという意見もあるだろうし、そもそもそんなことを考えない人もいそうだ。

しかし、私という人間には先日も書いたように、何らかの目的意識が無ければ物事に取り組むことができない、という面倒くさい性質がある。

だから、例えばこの年末までの3ヶ月間をどのように過ごすかについて、自分なりのテーマ設定をして、有意義に過ごしていきたいという思いがある。

ただ、こういうテーマ設定をしたからと言って、当然いつもうまくいくわけではない。テーマ自体のハードルが高くて達成できない場合もあるし、テーマ設定したけど気が乗らなくて投げやりになることもある。

じゃあ何でそれを設定したのだ、というツッコミも予想されるが、私にとってはその目標が達成できるかどうかよりも、どこに向かって生きているのかを表明できている状態を是としているのかもしれない。

ただ適当に生きているのではなく、何かこういう状態に向かっていきたいとか、こうありたいという生き方のようなものをいつでも表明できる状態にして、自分が生きることを正当化したいのかもしれない。

本当はそんなことをしなくても、今生きているだけで十分だ、そこに存在するだけで価値はあるのだ、と自分自身が認識できればいいのだろうけど、私にとってそれは今のところ当たり前に思ってしまっている。

その「当たり前だと思える」ような恵まれた環境があるのならば、ひとよりもっと周りの人のために自分の力を使っていかなくてはいけないだろう。

以上のようなことも踏まえて、私的人生の次のテーマを決めていきたい。