#学童保育
ルールについて考える〜固定化・絶対化、独裁化を越えた〝動き〟として捉える視点についての一考察〜
ルールってなんだろう…。学校現場と放課後の現場の双方を経験している立場から、その難しさに直面することがあります。今回のブログでは、ルールが固定化・絶対化されている状況と、表面的にはルールがない状況との比較をした上で、私自身が持っているルール観を、こどもたちとの遊びの事例や、レッジョ・エミリアの「権利 diritti」という価値観を通してまとめていきたいと思います。今回もかなりの長文なので、もし読み
もっとみるこどもたちが生み出す遊びの”動き”と「ピアッツァ」
しばらく間隔が空いてしまいました💦
遅くなってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年最初のブログは、遊びの混ざり合いと「ピアッツァ(広場)」について書いていきたいと思います。
遊びを取り巻く様々な囚われ「このおもちゃとこのおもちゃを混ぜて遊んだらいけないんだよ!」「折り紙は折るもの!絵を描いてはいけません!」「一度始めた遊びを抜けるのはダメ!抜けるなら、もう入らないで!
私の人生に影響を与えた本
私自身の歩みを本とともに振り返る私は、高校生まではほぼ本を読みませんでした。部活や勉強で忙しく、また自分にとって本を読む必然性を感じるほど心震えるようなものが見えていなかったからかも知れません。しかし、大学生になってこどもたちと関わるようになり、「こども理解」と「自己理解」を行き来する中で、次第に「より深く考えたい」という思いから専門書を中心に読むようになりました。まだまだ読書量は少ないですが、今
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