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ぱやと愉快なひとたち

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愉快なひとたちのことばをまとめています。
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#日記

一泊二日、唯一の活躍

一泊二日、唯一の活躍

友達が一人暮らしを始めたので久しぶりにお泊まりすることに。

めちゃくちゃええ感じの部屋と家具を揃えとった。

「飲み物だすね」「お菓子たべよう」「これ使う?」「ご飯何がいい?」と至れり尽くせり。

ほぼ私は何もせず、ただ座って寝っ転がって座って立って…。夜も朝も昼も寝ても起きてもお世話になってばかりで役に立たず。

そして、ほぼ何の活躍もできずに帰りも車で送ってもらうことに。車に乗ろうと扉を開く

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「とにかく今、伝えたい!」ひとのことば

「とにかく今、伝えたい!」ひとのことば

今日は朝から充実していた。車を洗って、ガーデニングを手伝って、家のなかを掃除して、お昼ごはんもしっかり食べて。父母が買い物に出かけたので、気持ちよく昼寝。

「ぉぉ〜」「ちょっと〜〜」「ぁり〜〜」

声が聞こえてくる。

「またありがぁあああ〜ちょっとぉ〜!」

玄関先から母がわたしに向かって叫んでる。

「蟻があああああーーーーー!!!」

いや、そんなとこで叫ばんでええ。どんだけ伝えたいねん。

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「シティBOY」のことば

「シティBOY」のことば

わたしの彼はシティBOY。わたしは田舎育ち。家に虫がめちゃくちゃ出る。「最悪や、またでかいクモでた」「家のなかで虫って出るんだね~、蚊が入ってくるくらいだったよ~」とのこと。マンションの高層階は虫の悩みが少なそうね。

「てか、クモって公園にしかいないと思ってた」

…。

アシダカグモというばかでかい拳サイズのクモがわたしの家にでて、夜に遭遇したので写真とって送ると、

「CGじゃない??」と疑

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「死んだふりをするひと」のことば

「死んだふりをするひと」のことば

前職でかなりお世話になった女性の先輩がいた。30年以上働いている超絶ベテランで、周りが引くくらい怒られたが(ちびるくらい怖い)それと同じくらい褒めたり親身になって話を聞いてくれる先輩だった。仕事ができるひとだった。

金融関係で、対面のクライアント対応、電話対応、クレーム対応、新規の見積や精算関係などみんないっぱいいっぱいの毎日。

「先輩、またここから電話きてます…」

「…死んだって言って…も

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