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僕の仕事 飲食時代編

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当たり前田のクラッカー

当たり前田のクラッカー

前回のポストで業態変更や店舗内の改装を行ったことを書きましたが、それからどうなっていったのか。

一緒に厨房で働いてくれていたTさんですが、入社数ヶ月で退職しました。思いを共有する事が、僕の「伝え下手」のせいで上手く出来ませんでした。

「どんどん前に進みたい!」って、自分のココロすら上手く整理出来ないくせに、気持ちが先走るばかりで、Tさんには沢山の「理不尽」を押し付けてしまいました。

僕の言葉

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「変態=脱皮」

「変態=脱皮」

前回のポストの続きになります。

料理を教わっていた女性と入れ替わりで、他の居酒屋で働いていた男性(=以後Tさん)がお店に来てくれました。

前回のポストにも書きましたが、僕が本格的なイタリアンを作って提供する事が難しいと判断し、店名も変えて「和を中心とした居酒屋」へ業態変更。

ソースなどは作れる状態でしたので、残すもの、アレンジを加えるものなどを選別しメニューの再構築を行いました。

業務変更

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逃げちゃだめだ

逃げちゃだめだ

「企画」から「生産管理部」へ出戻り、少し経った頃、社長である父が「飲み屋」作るぞと唐突に言いました。

「ん?誰がやるの?」「お前やれ」

それぐらい軽く言われたので、言われた当時の事はあんまり覚えていません。

当時の僕は結婚をしていて、奥さんからは「飲み屋」の事は猛反対されたのだけは覚えています。

しかし社長が、会社の隣駅に良い物件を見つけたみたいで、そのまま「飲み屋」開業に向けて進んで行き

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笑顔のフェードアウト

笑顔のフェードアウト

前回のポストで「アパレル」→「飲食業」に転身し、お店開店前の事まで書きましたが、今回から開店してからのことを書いて行きます。

※前回の記事はこちら

開店初日は、ありがたいことに、地元の多くのお客様であふれました。元々、個人の飲食店の少ない地域でしたので、お店を作っているだけで目立ちます。

一番にご来店いただいたお爺様から赤ワインのボトルを頼まれ、提供すると「何だこのぬるいワインは(怒)」と最

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