ぱたなん夫婦

夫のなんとぅ丸と、妻のぱた子。 20代で不妊治療をスタート。体外受精(顕微授精)→妊娠…

ぱたなん夫婦

夫のなんとぅ丸と、妻のぱた子。 20代で不妊治療をスタート。体外受精(顕微授精)→妊娠判定まで約1年間の記録。 趣味や日々の暮らしも、これから少しずつ綴っていきます。

マガジン

  • ぱた子の妊活記録

    ぱたなん夫婦の妻、ぱた子による不妊治療の記録です。2022年4月から顕微授精がスタート。夫なんとぅ丸のマガジンもぜひご覧下さい。

  • なんとぅ丸の妊活記録

    ぱたなん夫婦の夫、なんとぅ丸による不妊治療の記録です。ぱた子のマガジンの裏話的な感じで温かくご覧ください。

最近の記事

#21 最後の不妊治療記録。1年前のこと。そしてこれから。

先月、着床の確認がとれてから1か月以上が経ちました。 この間、約2週間おきに病院で胎嚢確認や心拍確認がありました。 病院へ行くたびに今日成長がとまっていたらどうしよう…という不安な気持ちは絶えませんでしたが、なんとか順調に育ってくれており、先日無事、不妊治療の病院を卒業することができました。 奇しくもその日はちょうど1年前、体外受精に進むのかどうか、そして将来への不安から、結婚してはじめての結婚記念日に訪れていた旅先で、夫と大ゲンカをした日と同じ日でした。 同

    • #20 体外受精 判定日 

      胚移植後のそわそわ期を乗り越え、ようやくむかえた判定日。 フライング検査はしません!と言い切っていたものの、直前になって一緒に病院へ結果を聞きに行こうといっていた夫にどうしても外せない仕事が入ってしまい、急遽ひとりで行くことになってしまったため、判定結果が陰性だったときにひとりでうけとめきれるだろうか…と急に不安になりました。 フライング検査をするか否か、すごく悩みに悩みましたが、やっぱりやらずに行きました。 判定日前の最後の週末にやってもし陰性だったら、週末も楽しむことが

      • 不妊治療と仕事の両立についてあらためて思うこと

        私は今後の人生とキャリアを考えたときに、不妊治療がきっかけにはなりましたが、退職という決断をするに至りました。 ただ、今回の経験を通して、不妊治療しながらの仕事は大変だなと改めて思いました。 例えば、いざ採卵周期が始まると、生理開始前後から2週間ほどの間は、少なくとも週に2~3回の通院が必ず入ります。生理がいつ始まるか、次の通院がいつになるかはその時の体調次第で変わるため、あらかじめ休みの申請をすることができません。 そして不妊治療の診察には、事前の血液検査や内診

        • 不妊治療しながら、転職をきめました

          だいぶ前の記事に、仕事に行けなくなった話を書きました。 ぱた子の妊活記録#10~11の頃の話です。 その当時の自分自身がどんな状態だったかというと、ほとんど不妊うつ状態でした。 当時、お医者さんから言われていたのは、検査結果次第では、どんなに体外受精をしたところで、流産したり障害をもって生まれたりする確率が高い可能性が否定できないということ。 結果が思わしくなければ、体外受精を受けるかどうかもよく相談してくださいと言われていました。 自然妊娠は厳しいと言われている私た

        #21 最後の不妊治療記録。1年前のこと。そしてこれから。

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        • ぱた子の妊活記録
          24本
        • なんとぅ丸の妊活記録
          5本

        記事

          #19 不妊治療*はじめての胚移植から判定日までの記録

          後日談になりますが、先日はじめての胚移植をしてきました。 今回は移植日から判定日をむかえるまでのことを書きます。 採卵後、チョコレート嚢胞の手術もあったのですぐ移植ができず、たまごとは約2か月ぶりの再会でした。 生理が始まった2日目からエストラーナテープを貼っているのですが、吸収が悪く?上から防水テープも貼るようにお医者さんから言われています。しかも5枚に増えました。さすがに貼る場所に困り、いつも夫に貼ってもらっています。 エストラーナテープ単体ならそれほどでもないですが

          #19 不妊治療*はじめての胚移植から判定日までの記録

          手術の成果と治療に向けてやったこと

          精索静脈瘤の手術が終わってから2ヶ月半後くらいに、精液検査に行ってきました。 パタ子とは沢山話し合って結果はどうであれ不妊治療に進むことに決めました。とはいえ良くなってくれるに越したことはない。自然妊娠可能なレベルとまでは行かなくとも、人工授精ができるだけでもかなり妻への負担は心身ともに軽くなるし。 詳細は省きますが今まで300万程度だった精子が1700万くらいまで増えていました! お医者さんは「ギリギリ人工授精できるかどうかのレベル」と言っていましたそれでも十分嬉しい!

          手術の成果と治療に向けてやったこと

          1人でする不妊治療と2人でする不妊治療

          今でこそ励まし合いながら治療に望んでいますが、不妊が発覚した当初は本当にケンカが絶えませんでした。 その頃のことを反省も兼ねて振り返ろうと思います。 最初の頃、パタ子は近くの婦人科系の病院に、私は少し離れ泌尿器科系の病院にそれぞれ診てもらっていました。しかもお互い1人で病院に行き、そこで聞いた話を報告し合う形でした。今思うとこれがそもそも良くなかった、、、 専門的で初めて聞く話が多くなるので又聞きでは理解も難しく、それが返って不安を煽ることに繋がったのではないかと思ってい

          1人でする不妊治療と2人でする不妊治療

          #18 チョコレート嚢胞の手術を受けてきました

          久しぶりの投稿になります。 左の卵巣にできていた大きなチョコレート嚢胞の手術を先日受けてきました。 チョコレート嚢胞の手術がどんな感じだったか赤裸々に書いていきますので、もしこれから手術うけるよ!という方はぜひ参考にして下さいね。 これまでの経緯としては、 重い生理痛で救急車で運ばれる→婦人科受診→卵巣にチョコレート嚢胞があることを告げられる という感じです。 私は現在、体外受精のために準備をしている最中でもあるので、本当は次の月経周期でもう一度採卵し、ある程度受

          #18 チョコレート嚢胞の手術を受けてきました

          精索静脈瘤と手術の話

          精索静脈瘤の手術は精液検査をお願いした病院とは別の大きな病院で行ってもらいました。 今更ですが精索静脈瘤とは、、、 精巣に繋がる血管(静脈)にコブができる病気です。コブがあるせいで精巣から本来流れ出ていく血液が逆流して戻り、精巣の温度が上がることで精子の質の低下に繋がります。 熱は精子にとって大敵です。卵巣と違って精巣が体の外にぶら下がっているのも温度を下げるためだそうです。サウナや長風呂が趣味の方は気をつけてください。 話を戻しますが、精索静脈瘤の手術はコブに繋がる静

          精索静脈瘤と手術の話

          人生2度目の精液検査(2)

          お久しぶりです。 ちょっと大事な試験があったのでしばらく更新できておりませんでした。 またぼちぼち書いていきます。 前回お医者さんから様々なことを言われ、気持ちも頭の整理もついていない中で再度の検査に臨みました。 自分たちなりに色々調べはしたものの、特にパタ子のパニックと不安は増すばかりでした、、、 この時は、「これで結果が悪かったらもう子供は諦める、、、!」という覚悟で臨みました。 その結果は、、、 前回と変わっていませんでした。むしろ悪くなっているくらい。 先生として

          人生2度目の精液検査(2)

          こころとからだをととのえる温活のススメ

          最近のマイブーム兼、来たる胚移植にむけての準備。 卵巣の手術もあるし、まだまだ先だけど…と思いつつ、自己注射を乗り越え、採卵の痛みと腹膜炎の激痛に耐えた先に生まれてくれた、4つのたまごたち。 体外受精のため、金銭的にも体力的にも精神的にもここまでにかけてきた負担が大きく、でも奇跡的に胚盤胞までたまごが育ってくれたなら、安心してお腹に迎えてあげられるようにきちんと準備したい。後悔の残らないように自分も不妊治療と向き合いたい。そう思うようになりました。 順調にいけば、胚移植ま

          こころとからだをととのえる温活のススメ

          #17 はじめての採卵、凍結結果を聞きに行ってきました

          採卵後、腹膜炎での急な入院があってへとへとでしたが、無事退院し、凍結結果を聞きにいってきました。 はじめての採卵では、卵子が6つ採れてすべて受精(顕微授精です)、その後4つが胚盤胞まで成長し凍結してもらいました。 胚盤胞は、卵子と精子が受精してから細胞分裂を繰り返し、将来赤ちゃんになっていくところと胎盤になっていくところが確認できる状態になったたまごのことをいいます。 それぞれの細胞の育ち具合がよいものからお腹の中にもどしていくそうです。 お腹の中にもどして、うまく着

          #17 はじめての採卵、凍結結果を聞きに行ってきました

          人生2度目の精液検査

          以前の記事で書いた通り、最初は婦人科系の病院で簡単な検査をしたのですが、その後きちんと男性不妊を扱っている病院に行き、二度検査を受けて正式に(?)不妊症であるとの診断を受けました。 その時のことを書いていこうと思います。 以前の記事で書いた通り最初はタイミング法で妊活をしていました。しかし、なかなか上手くいかず、生理の度に落ち込む時間を過ごし、6~7月あたりからは通院をやめ自分たちのペースで妊活をしようと決めました。 そもそも医学的に不妊症が疑われるのは、夫婦が避妊をや

          人生2度目の精液検査

          #16 はじめての採卵!急性骨盤腹膜炎に…

          採卵時の痛みはいかに…?! 採卵日当日はいつもより早起きし、いざ採卵へ! 病院へ向かう道中、やっぱり採卵痛いのかなー?何個ぐらい採れるんだろう?元気なたまごがたくさん採れるといいね、と夫といろいろ話したり、ちょっと笑える動画を見たりして不安を紛らわせました。 病院に着くと、前々日のhCG注射の時に見かけた夫婦が他に2組。 みんな同じような毎日を送ってきたんだな、と励まされるような気持ちになります。 なかなか不妊治療をしている知り合いが周りにいないので、こういうときに勝手

          #16 はじめての採卵!急性骨盤腹膜炎に…

          #15 自己注射と採卵までの日々

          自己注射をうってみた 採卵周期がはじまったので、いよいよ生理3日目から毎日、卵胞を育てるための自己注射をすることになりました。それと併用し、勝手に排卵しないようにするため黄体ホルモン剤を1日4回内服していきます。 実際に使用したのが、こちらのゴナールエフ皮下注ペンというペンタイプの注射と、デュファストン錠という錠剤です。 注射液は低温保存のため、普段は冷蔵庫で保管しています。 以前の記事で、自己注射の練習でいろいろと大変だった話をしましたが、どうしてもやらないと先

          #15 自己注射と採卵までの日々

          #14 ようやく迎えたはじめての採卵周期

          できればGW明けに生理が来てくれるといいなあと思いつつ、 でもこればっかりは自分でどうすることもできないので、夫とも相談し、まあGWの間くらい不妊治療のことはあんまり考えずに、ふたりでおいしいもの食べにいったり、日帰りキャンプでもしに行こう!と思う存分楽しんだところ、無事GW明けに生理が来てくれました。 余談ですが、GWに出雲大社にいってきたので、しっかり神さまにお祈りし、家庭円満・子宝に効果があるという赤めのうの勾玉ストラップを夫婦お揃いで買ってきました。ちょっとでもい

          #14 ようやく迎えたはじめての採卵周期