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#20 体外受精 判定日 

胚移植後のそわそわ期を乗り越え、ようやくむかえた判定日。
フライング検査はしません!と言い切っていたものの、直前になって一緒に病院へ結果を聞きに行こうといっていた夫にどうしても外せない仕事が入ってしまい、急遽ひとりで行くことになってしまったため、判定結果が陰性だったときにひとりでうけとめきれるだろうか…と急に不安になりました。

フライング検査をするか否か、すごく悩みに悩みましたが、やっぱりやらずに行きました。
判定日前の最後の週末にやってもし陰性だったら、週末も楽しむことができないし、何より判定日までは膣剤やエストラーナテープも続けなくてはいけないので、モチベーションが一気にそがれるなと。
 
なので、週末は水族館にいったり、タコパをしたり、コストコに行ったりと判定日のことを忘れるぐらい思う存分遊びました。
相変わらず体は熱っぽく、時折ぎゅーっと絞るようなお腹の痛みがたまにあったり、胸の痛みが続いていたりしていたので、まるっと忘れることはもちろんできませんでしたが、おだやかに週末を過ごすことができました。
 
夜は毎日欠かさず鍼灸院で教えてもらった、子宮や骨盤周りをあたためたり、内膜を育てたりするツボにお灸をして、早めに寝る。毎日その繰り返しで迎えた判定日。
 
結果が早く知りたいような知りたくないような。
でも、前日も普通にお腹が痛かったから、もう今回はだめな気がする。
そもそもこんなネガティブなところに赤ちゃんが来てくれるんだろうか。
子どもができても、自分はきちんと子育てができるんだろうか。
 
いろいろな思いが頭をかけめぐり、結局、当日の朝はかなりナーバスになりました。
 
気持ちをなんとか立て直して病院へ行き、血液検査をして2時間ほどずっと本を読みながら待ちます。
ちょうど夫のお昼休みの時間に重なったのでひたすらラインをしまくっていると、ようやく診察室へ呼ばれました。
 
結果は陽性。(BT12、hCG1000以上)
無事、着床していてくれました。
内診で内膜の状態も見てもらいましたが、毎晩のお灸のおかげもあってか厚みも順調。
 
……よかったー!
 
とにかく生理が来そうなお腹の痛みがずっと続いていたので、正直もうだめかと思っていましたが、着床に伴って子宮が大きくなろうするときに痛みがでることもよくあるそうなので、病院でそれを聞いて少し安心しました。
 
家に帰ってから妊娠検査薬をやってみると、ずっと見たい見たいと思っていた2本線をはじめて確認することができ、そこでようやく陽性だったんだと実感がわきました。
 
次の週には胎嚢確認があり、その次は心拍確認もあるのでまだまだ気は抜けませんが、元気な子だと信じて次回の診察まで過ごしたいです。がんばれー!

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