見出し画像

それぞれの基準

「 お金ほしい 」
「 もっともらえてない人いるんだよ 」

「 あー、辛い 」
「 わたしなんてこんなに辛い 」

「これ始めたの 」
「 また?なんでもやりすぎ 」

基準って人それぞれだとおもう
いまの給料が少ないって言ったときの
「 でも、独身なんだから充分でしょ。 」

たしかに家庭を持っていないじぶんにとって
必要最低限、いや、それよりも
少しじゆうな暮らしができる程度のお金はある。
それは、わたしがそれを選んだから。

だけど、まだまだ
やりたいこと、ほしいものがたくさんある。
これから、どんどん挑戦していこうとおもっている。
時間もお金もじゆうに遣っている。
わたしは、そういう生活を選んでいる。
変えようとおもえば、変えられる。

わたしは必要最低限の生活のお金に対して
足りないって言ってるんじゃなくて
好きなことをやるためのお金が足りないの。



小さい頃にもらった500円の価値が
おとなになった今では10000円と
おなじくらいの価値だったのとおなじで
そのときの基準でモノの価値って変わる。
おなじように、そのときの置かれた環境や立場で
欲だって変わるとおもっている。

なにかをしたいって言ったとき、
いま、こういうことをしていると伝えたとき

「 いいねぇ、自由で。 」
「 いいね、やりたいことあって。 」
「 やりすぎでしょ。 」
「 なにかひとつにしたら?」

皮肉めいた言い方だってされることもある。

わたしはじゆうを選んでいる。

虹の色が日本では7色だけど
アフリカの一部の地域では3色だったり
日本には肩こりが存在するけど
外国には存在しないように。

「 雪 」を表現する言語が
400種類あるのに
英国では4〜5種類なように。

そもそも基準がちがうのだから
ふつうなんてないし
価値だってちがうとおもう。

あなたにとっての辛いが
わたしには想像しかできなくて
身をもって知ることができないことも、
知ったとしても、それを
辛いと感じなかったとしても
仕方ないこと。

じぶんにしかわからない。

だから、だれかにわかってもらおうとするのは
結構むずかしいし、傷つくんだとおもう。

だけど、わたしは
できるだけわかりたい。みんなのこと。
わかるだけならできるはず。
おなじ気持ちになったり
おなじ考えを発信する必要はない。

そういう考えだって、あるよね。って
そうやって思えるひとになりたい。
いや、もう、ちょっとだけなってる。
と、おもってる。曖昧。

趣味の写真。
最近はもっぱらフィルムカメラです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?