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ド素人がデザイナーと一緒にロゴを完成させるまで

ようやく、ロゴデザインが完成しました。
じゃーん!初公開です。

parkly coffeeという名前らしく、公園を思わせる青々としたグリーンと、自由でポップな雰囲気、柔らかな陽の光を感じさせる淡いイエローをベースにしていて、シンプルだけど遊び心がある、そんな印象に仕上げました。

ちなみにこの形は滑り台からインスピレーションを受けています。
そして中央には「parkly」の「p」を忍ばせてみました。

そしてこちらが、タイポグラフィー。こちらも可愛さやポップさはありつつ、スタイリッシュさも感じられるデザインに。

かわいくないですか。めちゃくちゃお気に入りです。
自分たちのロゴができると、こんなに愛着が湧くんですね。


このロゴ、実は私(須賀)の大学の友人、ミクリヤというデザイナーに作ってもらいました。

ミクリヤは阿佐ヶ谷にあるhansという古着屋の店長を務めています。前職ではデザイナーを務めていたのもあり、今回の制作をお願いしました。

今日は、デザインド素人の須賀と太田が、どのようにしてデザイナーと一緒にロゴを作り上げていったか、そんな短い過去を思い返しながら書いてみたいと思います。

目次を見れば制作ステップも分かるようになっているので、誰かにロゴやデザイン制作をしたいと思っている方も参考にしていただければと思います!

1. 制作依頼

まず自分たちの中で「こんなロゴにしたい」と思い浮かべたうえで、「誰にお願いするか」から検討するところからスタートすると思います。

ですが私たちの場合、そこはスキップしました。

元々私、スガとミクリヤとは大学の友人で、学生時代には一緒に留学に行った仲です。だから付き合いはもう7年目くらいになります。

ミクリヤは前々から個人でも仕事でも様々なデザイン制作をしていて、個人的に私はそのデザインが、すごく好きでした。ポップで可愛さがあるけど、何かシュールさやクールさも感じられて、そのバランスがミクリヤの温度感を表しているようで。

卒業後も度々会っていたのですが、そんな中私たちがコーヒーの焙煎を初めて、ミクリヤにも試し飲みしてもらうタイミングで、「お店やるならロゴ手伝うよ~」と声をかけてもらいました。

ミクリヤなら私たちの頭にあるイメージを、ドンピシャのデザインに落とし込んでくれると感じていたので、そのままお願いすることに。

そしてさっそくミーティングしよう!と、打ち合わせ日を決定。

ちなみに以前太田と一緒にhansへ遊びに行ったことがあったので、ミクリヤと太田も顔見知りでした。

2. イメージの言語化

ミーティングの日時が決まったものの、まだ私と太田の間でのイメージ共有ができておらず。

ということでまずは二人の間でイメージのすり合わせをして、ミクリヤに共通のイメージを伝えられるように言語化を進めました。

やってみて感じたのは、、、

「やべえ、、何もわからねえ、、」

そもそもデザインに関する予備知識なし、引き出しは超少ないので、頭を捻っても出てくるわけがない。ということで言語化したといえるレベルなのか、ふわっとした状態だけどとりあえずまとめてみました。

こんな感じで書き留めていった

3. ミーティング

そうしてミーティング当日。ミクリヤの家にお邪魔して、夜ご飯を食べながら、美味しいナチュラルワインを飲みながら、parkly coffeeとして今後やっていきたいことや目指したいこと、そしてロゴのイメージについて、ミクリヤに共有していきました。

そこにミクリヤからも、「それってこういうこと?」「こういうこともやっていきたいの?」といったように、色々な角度から質問を投げかけてもらって、認識をすり合わせていきました。

と真面目に打ち合わせしているように見えますが、実際はほとんどの時間がただお酒を飲みながら楽しくおしゃべりしているだけです。笑

4. ラフ完成

そして数日後、ラフを4パターン作成してくれました。

ラフこんな感じ。

最初に考え方やニュアンスの共有をして、実際にデザイン制作に取り掛かる前に、どのようなデザインにするかという大枠の決定をしました。

5. 初案作成

そしてその数日後、初案が完成。

こちらが初案の一部

実は最初に作ってくれたデザインから、完成版は変わっていません。

初案から私たちの温度感や理想とするイメージを反映させたデザインをドンピシャで作ってくれて、正直言って痺れました。笑

ここで基本的な方向性がずれてなかったので、その後はスムーズです。

6. デザイン調整

ベースとなるデザインは決まったので、あとは調整に入ります。私たちは大きく、「色」と「枠線」の2点の調整に時間を使いました。

淡い色で作ってみたり、背景を変えてみたり、線の太さを変えてみたり。

これとかすごく良くて、悩んだ

と、細かなやりとりをしながら、配色や線の太さ違いで20種類以上の案を作ってもらい、最終的に納得のいくデザインまで落とし込んでいきました。

7. 完成

以上を経て、完成です。

ロゴ
タイポ

ざっと製作期間1か月。私たちの細かい要望に応えてくれて、ついに完成となりました。こんなプロセスを踏んでいるので、愛着も湧きますね。

ロゴ作成において大切だと思うこと

ロゴはブランドの看板となるもので、思い入れが強くなるのは当然。だからこそ妥協はしたくない。

今回の制作過程を通して、心からいいと思えるロゴを作るために、大切なことが2つあると感じました。

① そもそも、そのデザイナーのデザインが好きか
② ちゃんと想いや意見を伝えられるか

特に大切なのは②。自分たちはどうしていきたいか、どんな想いをデザインに込めたいか。

そこには綺麗に言葉にはできないニュアンスのようなものも含まれますが、それが伝えられなければ、納得できるデザインは生まれないと思います。

元々友人というのもありますが、私たちがやりたいことや込めたい想いを、ニュアンスまで汲み取って理想のデザインに落とし込んでもらったのは、関係性あってのことだなあと、改めて頭が上がらないです。(本当ありがとう)

もしロゴやデザインの制作を考えている、相談したいという方は、ミクリヤまでご連絡ください👇

必ずや、キュートでポップでシュールでクールなデザインにしてくれることでしょう!

ちなみにショップカードも作ってくれているので、乞うご期待!

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