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【第三弾】Bulldozer中の人が恵美加社長にインタビューしてみた。ーアートシンキング構想のきっかけを深掘り!後編

株式会社Bulldozerが提供している「オリジンベースド・アートシンキング」。

まだ落とし込めていないな~という方もいるのでは?
大丈夫です、中の人もあなたと一緒です(笑)

そこで恵美加社長にインタビューを決行!
「オリジンって?アートシンキングって?仕事にどう生かせばいいの?」
こういった疑問が解消できたら嬉しいです。

前編はこちら↓
https://note.com/paradigm_shifter/n/n728ebd04361e

モバイルハウス編はこちら↓
https://note.com/paradigm_shifter/n/ndb6bef5c66ef

初アートシンキングな方はこちらをご覧ください♪
ビジネスマンにとっては、もはや常識!?【アート思考】 
https://www.youtube.com/watch?v=AO30fwQW12g

1/27に日経新聞の朝刊にインタビューの一部が掲載されました!


アート思考の醍醐味、苦労したエピソード

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史恵
アート思考を事業サービスに活用するにあたって、大変だったことはありますか?

恵美加
ありますあります。まずは抽象度の問題。考え方自体が新しいので、理解されるのに時間がかかることも多々あります。あとは、ロールモデルがいないから、全て自分で作らなきゃいけないっていうところは、やっぱり生みの苦しみですね。

史恵
前例がないことって、確かに大変そう…!

恵美加
今でこそ「アート思考」が世の中に認識され始めてきましたが、、、
特に会社の設立当初は、アート思考に触れてきていない方(世の中の99.9999…%)に、一から説明して理解してもらうまでがすごく大変でした。抽象度を上げて考える習慣や文化がないと、中々伝わらなかったり。最初の頃は、「どこから伝えればいいんだろう!」って本当にわからなかったですね。

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恵美加
起業家としても苦労したことがありますよ。私はサラリーマン家庭で育ったんです。大体、経営者の子供は経営者だったりして、物心ついた時から、親に色んな角度からのアドバイスを貰えるじゃないですか。そういうのって、やっぱり羨ましいなって思いますね~。

史恵
同じアート思考をビジネス展開されている他社さんとの苦労みたいな事はありますか?

恵美加
トラブルは勿論ないんですけど、シンプルに、私が生み出した説明の概念とか位置付けとか・・・頑張って紡ぎ出した言葉を持っていかれた、ということは結構ありますね。

史恵
それは辛い!

恵美加
辛いです(笑)そこはやっぱり広義の意味でアートを生業にしている者同士、0から1を作ったところにリスペクトまでして欲しいっていうのは思いますね。
そういった経緯もあり、結果的に、弊社オリジナルの「オリジンベースド・アートシンキング」が作られていきました。

アート思考(シンキング)って、三つの種類のものがあると思っていて。
一つ目は、アートシンキングって言っているけどシンキングがないパターン。(デッサンや対話型アート観賞など、純粋なアート活動)
二つ目は、これまでデザインシンキングをやってた会社が、名前だけアートシンキングに変えて中身はデザインシンキング のパターン。
三つ目は、芸術家の思考回路や制作プロセスをビジネスなどの他領域に応用できるよう、概念をチューニングしたり、それを体系立てているパターン。

※このお話、恵美加社長がyoutubeで詳しく解説しています!
デザイン思考とアート思考の違い

史恵
Bulldozerは三番目の考え方ですね。

恵美加
まさにそうです。芸術家の思考回路とか制作プロセスというのは、全て自分のオリジン(哲学)を起点として、製作が進んでいきます。ここに着目して作り上げた思考方法ですね。
私がファッションデザインスクールで学んでいた時、この思考を発見して、意識したら人生の速度が上がった感覚になったんです。自分の目標や、やってみたいことの方向性がクリアになって、どうしたら実現に向けたベストなアクションが打てるかって考えられるようになって。
そのwow!な感覚をきっかけにして、色んな事が驚くようなスピードで進んでいきましたね。

史恵
取捨選択のスピードが上がる感じですか?

恵美加
そうですそうです!たとえば、断捨離すると何か人生良くなるよって言われるじゃないですか。それって、持ち物を整理整頓すると持ってるもの(武器・道具)が最大限に活用されるようになるからだと思うんです。本当に自分が必要なものだけに絞れて、手持ちの道具の使い方や応用の仕方が磨かれる。結果、無駄がなくなって、自分の持ち味や才能が、最大限生きる人生が送れる。断捨離の思考バージョンが、「オリジンベースド・アートシンキング」です。

1000年後には何が残っている?

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史恵
Bulldozerのコーポレートメッセージの「1000年後にも通じる価値を創出する」という言葉がとても好きです。この言葉を聞いた時に、恵美加社長って哲学者なんだなって思いました。

恵美加
そこに響いて貰えるのって、とても嬉しいです!
実は、この言葉の元となったのは、「法隆寺最後の宮大工」と呼ばれている西岡常一さんの本がきっかけなんです。お寺の建築に使う杉の木って、1000年杉だから、1000年も保つ。培われてきた時間と、残る時間の長さって一緒だということだと思うんですね。そこに普遍に近いものを感じて、とても感銘を受けたんです。
アート思考も、自分にしかないオリジンをギュッと凝縮して、それを体現する形でプロダクトとかサービスにしたら、社会に価値が残るんじゃないかなと思って。
人々によって連綿と紡いできた歴史があるから、今の我々の生活がある。
その積み重ねを作るためには、長い時間軸をかけて使えるエッセンスを生かしたものが重要なんじゃないかなと思っています。

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1000年先の未来を見据えている恵美加社長。その発想力に毎回驚かされます!
次はどんなwow!が聴けるでしょうか~。お楽しみに^^


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【2/10オンライン開催】
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アートシンキングの概念や位置付けが知りたい方、またアートシンキングの世界をワークショップを通じて体感してみたい方、直接私とお話したい方などなど、是非こちらよりご参加ください♫
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