2023年7月の記事一覧
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 31.07.2023
日本語訳:
ロシア当局は、もっと多くの男性を迅速に徴兵することができるようにする法改正を優先的に進めている。2023年7月中旬、ロシア下院は徴兵義務の最長年齢を27歳から30歳にまで引き上げる一方で、現状の下限である18歳はそのまま維持した。徴兵された兵は現在、ウクライナに投入されていないが、今よりも多く徴集兵が加わることで、ロシア国内での任務から職業兵士と動員兵を外すことができる。
2023
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 30.07.2023
日本語訳:
2023年7月中旬以降、少なくとも数千人のワグネル傭兵が、ベラルーシ中央部ツェリの軍野営地に拠点を構えつつある可能性は高い。2023年7月中旬以降、数百両の車両が、以前は空といってもよかった施設に到着している。
様々な方面から寄せられた報告が示しているのは、映像で確認できる車両の大半がトラックやマイクロバスであって、そこに装甲戦闘車両はほとんど見られないことだ。ワグネルがウクライナ
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 29.07.2023
日本語訳:
ここ直近の48時間、ウクライナ南部の2地区で戦闘の激しさが増しつつある。
オリヒウ南方において、戦闘の焦点はロボチネという村落にあたっている。なお、この村落はロシア軍第58諸兵科連合軍の担当地域に存在する。
そこから東へ80km離れたところで、ウクライナ軍はロシア空挺軍(VDV)の第247親衛空中強襲連隊を打ち破り、スタロマヨルシケという村落を制圧した。
その一方で北部では、別
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 27.07.2023
日本語訳:
ザポリージャ州でウクライナ軍が主攻勢作戦を続けるなか、この地区に配備されているロシア軍兵器システムで、最も効果を発揮しているのはこれだけだといっても過言でないのが、Ka-52“ホーカム”攻撃ヘリコプターだ。侵略開始以降、ロシアは約40機のKa-52を失った可能性が極めて高い。しかし、この兵器はまた、ウクライナに多くの損害を与えている。
ここ数カ月の間、ロシアは南部で戦力を強化させて
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 26.07.2023
日本語訳:
黒海穀物イニシアティブ(BSGI)からのロシアの離脱以降、ロシア黒海艦隊はウクライナ封鎖を強化する準備として、その態勢を変化させている。
最新鋭のコルベット艦「セルゲイ・コトフ」が黒海南部にずっと展開しており、ボスフォラス〜オデーサ間の航路を見張っている。ウクライナに向かっているとロシアがみなす民間船舶の航行阻止を目的とした任務部隊の一部に、今後、この艦艇が加わる可能性があり、それ
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 25.07.2023
日本語訳:
2023年7月18日以降、オデーサとほかのウクライナ南部諸地域に対するロシアの長距離ミサイル攻撃回数は、以前よりもいっそう多くなっている。この攻撃の特徴として、AS-4“キッチン”[*Kh-22]ミサイルを例のない数、使用している点がある。このミサイルは元々、空母を撃沈することを目的に設計された、5.5トンの重さをもつ兵器である。
被った損害のなかには、オデーサ南部のチョルノモルス
【和訳】英国国防省 ウクライナ情報 24.07.2023
日本語訳:
ロシアの生徒すべてに、戦闘用ドローン操縦の基礎が教えられる予定だ。ロシア上院のアルテム・シェイキン議員は、この教程には地形偵察の遂行方法と敵の無人航空機(UAV)への対抗方法が含まれることになると発表した。
UAV教程は、10年生と11年生を対象にした改訂版「命を守る基礎」シラバスにある、アサルトライフル訓練、手榴弾技術、戦闘応急救命措置に加わるもので、2023年9月1日から履修が