真実と現実の違いについての考察。今日の写真はレトルトカレー。
現実と真実について混在されている例があります。それが宗教です。神社仏閣が存在していてそれは真実です。神社仏閣が観光名所や歴史的価値のある施設であることは事実です。そして神や仏を信じて祀っているのです。
神社仏閣には神や仏が祀られていて信仰の対象となっているのです。
信仰とは祈る対象が存在していると信じている人には現実で、信じていない人には非現実です。ですから真実とは言えないのです。
信仰は現実的に存在しているのですが真実では無いのです。
神社仏閣の存在の真実は人の心を対象にした救済施設です。先祖を供養したり、事故事件、災害などの被害に対しての心の救済です。生きる目的であったり精神的な部分を目に見える形にしたり聞いたり話すことで現実に置き換えているのです。
信じるから事実と認識するのです。事実は信じなければ事実ではなくなるのです。真実は信じようが信じまいが変わらないのです。ですから歴史は真実です。歴史の真実は伝わってきていることだけでは無いのです。まだ伝わってきていない真実があるのです。事実と真実が混在していることは理解していただけたでしょうか?
両親が本当の両親であるかを証明するDNA鑑定で親子だと証明されれば真実の親子です。
全ての事象がそのような真実の積み重ねであれば真実だと言えますが、一つでも事実が混じっていたならばそれは真実だとは言えないのです。
例えばDNA鑑定でDNA採取が不完全、汚染されていた場合は100%の真実では無いのです。
真実は論文や数学の証明などで誰もが認める事実にした時に真実になるのです。事実が真実になるのではなく。誰もが認める事実が真実というのであって事実の中に真実が含まれているのです。
誰もが事実だと認める事柄の積み重ねが真実です。
この記事が投稿されて読む人がいるのは事実です。そしてそれが誰かの心に響くことも事実です。さらにコメントやスキがもらえることも事実です。
SNSを通じて事実が真実となるのはみなさまの行動で決まるのです。