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定められた宿命とは。今日の写真は小洒落た朝食、ガーリックバターを塗ったフランスパンとキャベツ炒めと炒り卵ハム。

生まれる前から死んでも定められている宿命が人生を決めていると思っていませんか?運が悪いのも定められている事だから仕方が無いと思うのは楽です。

宿命という言葉は楽になるための言葉です。

運命も諦めるも努力は報われるも言葉は楽になる為にあるのです。
なぜ言葉はあるのでしょうか?それは自分の思いを伝える為に言葉があるのです。伝える相手は自分の場合と自分以外へと二通りあるのです。

思いが言葉となっている場合となっていない場合があります。言葉が持っている心は言霊となって自分や他人に伝わるのです。言霊は心実です。その時々で変わります。

耳が発達して口や舌、喉が音を発して言葉にするのです。手が目が発達して文字や絵が思いを伝える為に書かれたり、描かれたりするのです。

「アホ」と言われても自分の受け取り方と相手の思いが異なっている場合があります。単純な言葉でもそうですから初めて聞く言葉や馴染みのない言葉は説明されても納得できない事があります。

思いを感じさせる文章や話がうまく機能できれば良いのですが、会って見ると印象が違うのです。騙されるのはその人の善意を利用しているのです。 

事実は変わりませんが、見聞きした事は変わります。自分の感じた事でしか記憶に残らないのです。怒られた、責められた、褒められた、喜ばれた。

事実は変わりませんが心実は変わるのです。事実と心実が同じになった事を真実と言います。言葉は、心実を発しています。嘘をついているのではなく自分の都合の良い事実を発しているのです。受け止める側に誤解を与えると自覚しているのならばそれは嘘で自覚していないのであれば表現力の問題です。

子どもだけでなく表現力がない人はたくさんいます。自分の気持ちをうまく伝えられないと言うよりも受け止める方にも心を読み取る力がいるのです。

心を読み取る力のある人は表現力もあるのです。

顔にすぐ出る。独り言が多い。自分の気持ちを隠す事ができない人は多いのですが、言葉巧みで、文章力もあり、絵や書画で表現できる人は少ないのです。

心は自分の自由にはなりません。たとえ自分のものだと思っても事実を知る事で変化するのです。事実が変わらないのは結果であり過去のことだからです。真実は事実の積み重ねで見落としたり、誤解した事で真実で無くなるのです。統計や推論は真実ではありません。

言葉や文字からどのように思うのかは時代とともに変化しています。過去の事実の積み重ねで事実が変化したのではなく心実が変わったのです。真実は言葉の意味が変わったと言うことです。

カルマやポアなどの宗教用語が使われて、オカルト集団によって宗教は怖いもの、洗脳されないように人の話は疑って聞くと思っているのです。

風評被害は、心実で広まります。事実の一部だけを知って真実だからと広めるのは報道では有りません。噂話です。噂話と報道が同じ土俵に上がっているから噂話が広まってしまうのです。

事実と心実と真実を区別して情報は見聞きしましょう。

定められた宿命は変える事ができないのでしょうか?
宿命を誰が定めるのでしょうか?見えない触れない聞こえない力が宿命となっているのでしょうか?人の力の及ばない空間、次元、時間の力が働いて決められている道を歩んでいるのでしょうか?

未来はわかりません。絶体絶命の危機に陥っても助かる事はあります。
助かったと思っても次の瞬間、危機が訪れるかも知れません。ではどうすれば良いのでしょうか?

これも宿命かと何もしなければ、思ったとおりになる可能性が高いのです。
でも、「宿命など無い」諦めない気持ちで挑めば違った展開になる可能性が高いのです。

人生は諦めない、往生際の悪い、優柔不断なのに頑固で良いのです。
自分の信じる道を歩んでください。


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