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子どもに「楽しくない」を楽しいと思うには「楽しくない」を好きになりなさいと教えてはいけません。今日の写真はミネストローネに刻みパセリをかけました。

嫌、好き、楽しい、悲しいなどの感情をうまく表現できない子どもや大人に「楽しくない」を好きになりましょうと教えてはいけません。

楽しくないを楽しむ

「楽しくない」を楽しむとは、つまり「楽しくない」を好きになることです。

「楽しくない」は、私たちが普段避けてきたり、嫌いだったりするものです。仕事や勉強、家事や育児など、やらなければならないことは、どれも楽しくないことが多いのです。また、病気や失業、人間関係の悩みなど、人生には楽しいことよりも辛いことの方が多いのです。

しかし、そんな「楽しくない」を好きになれたら、人生はもっと豊かになるのです。

「楽しくない」を好きになると、まず「楽しくない」のことを色々知りたくなります。なぜ楽しくないのか、どうすれば楽しくなるのか。そんな疑問を抱き、自分なりに考え、調べていく。それを「自問自答する」と言って「気づき」があり信念が成長するのです。

「楽しくない」のことが色々わかってくると、もっともっと好きになります。なぜなら、それは自分にとって大切なものだと気づくからです。

「楽しくない」は自分のことが好きだとわかると、好きがいつまでも続いて欲しいと思うのです。その好きが愛に変わる時、そばに「楽しくない」がいると思うだけで楽しくなるのです。

そして「楽しくない」が自分から離れた時に悲しくなります。それは、自分にとって大切なものを失ったからだと気づくからです。

「楽しくない」を楽しむのは、決して簡単なことではありません。しかし、それは人生を豊かにする、とても大切なことです。

以下に、楽しくないを楽しむための具体的な方法をいくつか挙げます。

  • 「楽しくない」を受け入れ、向き合う

まずは、「楽しくない」を受け入れることが大切です。否定したり、逃げたりするのではなく、しっかりと向き合うのです。

  • 「楽しくない」の良いところを見つける

「楽しくない」には、必ず良いところがあります。それを探し出すのです。

  • 「楽しくない」を成長の糧にします。

「楽しくない」を乗り越えることで、人は成長します。それをポジティブに捉えるのです。

  • 「楽しくない」を愛する

「楽しくない」を好きになり、愛する。それが、楽しくないを楽しむための究極の方法です。

人生は、楽しいことばかりではありません。しかし、楽しくないことも大切なものです。楽しくないを楽しむことで、人生はもっと豊かで、充実したものになるのです。

仕事には雑用、家事には名も無き作業、育児には経験したことのない体験が多くあるのです。それらを楽しくないからと避けることは仕事ができない、家事ができない、育児ができないと評価されてしまうので仕方なくこなしているのが世間の常識だと思っていませんか?

雑用を手順書を作って誰にでもできる作業にして楽しむ会社員。名も無き作業に名前をつけて本を出版した主婦、育児は育父母だと割り切って楽しむ家族など、「楽しくない」を好きになって楽しむ人がいるのです。

わたしは、「楽しそうに仕事をするなぁ」と言われたことがあります。

嫌味なのか?褒められたのか?どちらでもわたしには関係ないのです。
わたしは「楽しめない」が好きなんです。「困ったなぁ」が好きなんです。
なぜ好きなのか?好きになるのに理由はありません。

好きが大好きになり、気がつけば益々好きになって相手の幸せだけを願うようになるのです。

「楽しくない」のことを考えている時間が楽しいのです。

でも子どもに「楽しくない」を楽しみましょうと教えても単純に「楽しくない」を楽しいに置き換えれば良いと思ってしまうのです。好きになりましょうと言っても楽しくないを好きに置き換えて楽しくないと思ってはいけないこの「楽しくないこと」を好きにならなければと思ってしまうのです。

違いますよ。

好きになると自分の行動と相手の行動で楽しくなったり悲しくなったりするのです。好きになることを知らない人に好きになりましょうと言っても間違った好きになるのです。

好きは好きになるのではなくなってしまうものだとわかるまでこの教えは封印しましょう。

#エッセイ #パンダのポッさん #一万個の幸せ