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インターナショナル生の夏休み

シンガポール在住、日本とシンガポールで富裕層向けにファミリーオフィスを運営しています。

6月の終わり 夏休みの予定がない

上の子は、インターナショナルスクールに通う小学5年生です。夏休みは2ヶ月間あり、宿題は一切ありません。今年はそれに加えて、コロナのため海外旅行も日本への帰省も叶わず、現地のサマーキャンプが中止となり、10歳の娘と2ヶ月間、何をして過ごそうかと頭を悩ませていたのが6月終わりです。

結局、オンラインの5日間のサマーキャンプに参加した以外は、大半は自宅で過ごしたのですが、時間に追われていない長期休みだからできる創作活動に取り組めた夏休みになりました。

夏休みの始まり 子ども先生として発表

コロナのため、上の子の学校が3月半ばから6月末までオンライン授業に移行しました。Google Meetで授業を受け、iPadやパソコンを使って課題提出をすることに慣れてきた頃、”子ども先生”に参加しました。

”子ども先生”とは、子どもたちが先生となり自分の興味があること、好きなことを発表するプログラムです。発表のための準備として、主催者の方とこども先生とで発表するテーマについて議論したり、相手に伝えわるような発表の仕方について学びました。

8年間住んでいるシンガポールについて発表しました。効果的なスライドの順番を考え、Googleスライドにイラストや写真を入れて1週間かけて資料を作成しました。聞いた人に楽しんでもらうため、所々にクイズを入れました。

結果、みんながクイズの答えをチャットで記入してくれて盛り上がりました。ZOOMを使った発表は初めてでしたが、画面共有しパワーポイントを表示して発表をし、画面共有を解除してチャットの質問に答えるというインタラクティブな対応までできるようになりました。

7月中旬〜下旬 動画作成とアプリ制作

3歳児の息子が自転車やボール投げなど色々なことができるようになったこともあり、娘が息子の様子を動画撮影して、iPadやiPhoneで動画の編集をする機会が増えました。

動画の速度を変えたり、音楽をつけたり、動画にスタンプや文字を入れたりと工夫しました。iPadのアプリは、FilmoraGo、Magisto、iMovieがお気に入りでした。

私が普段からGoogle photoで写真を保存しているので、従兄弟の誕生日には、Magistoのアプリを使って、写真に音楽をつけて、お祝い動画をプレゼントしました。

また、VIVITAシンガポールの一周年記念に、ストップモーションのアプリ&レゴを使ってお祝いの動画を作成しました。

シンガポールのレストランは夜の10時で閉店、5名以内の外食しか許可されていないため、友達と気軽に遊ぶことができず、私がノーコードのウェブサイトやアプリの作成にハマっていたため、娘も一緒に作り出したのがAdaloのアプリです。

ベットに寝転びながら「これはどうかな?」二人で話しながら作っていたのが懐かしいです。娘が、次は一緒にウェブサイトを作りたいと言っているので、来年の夏休みに取り組めたらいいなと思っています。

8月中旬 ガールズ・リーダーシップ・キャンプ

友達と遊ぶ機会も制限されていた夏休みの半ばに、オンラインのガールズ・リーダーシップ・キャンプに参加しました。小学生低学年、高学年に分かれ、それぞれ約10名の参加者がいました。

レッスンはシンガポール時間の12時〜16時の4時間でしたが、同窓会の企画メンバーに立候補したことで、午前中の時間を使い、4日連続で新しいプロジェクトにも参加しました。

このプログラムはミニMBAのように事業計画やマーケティングについて学べるだけでなく、自分の良いところを知る、失敗から学ぶ、自分の夢について考えるなど自分と向き合うようなワークがあり、私たちのところに「私の良いところは何かな?」と質問しにきました。

1対1でディスカッションを行う時間があり、そのペアはその都度変わりますが、あまり話をしたことがない子とペアを組んで話す機会があったことで、色々な子と話すことができて良かったようです。

また、ビックシスターと呼ばれるサポートをするお姉さんが沢山いて、子どもたちの議論や細かいプロジェクトに入って発言を促してくれました。

話を聞かれたくないから部屋に入ってこないでと息子も私も追い出されたほど大変気にいっていたサマーキャンプでした。オンラインでも短期間に密にコミュニケーションが取れたことで、仲の良い友達ができたことが嬉しかったようです。

新しいプロジェクトも始まったので、引き続き、このメンバーで取り組めることに喜んでいます。

8月最終週 エイスクール 探究グランプリ 建築

私が小学生の頃は、夏休みの最終週はいつも宿題に追われていた記憶がありますが、探究グランプリ建築へ応募することに決めたことで、締め切りを意識した1週間でした。

4月の春休みから毎週参加している探究型スクールのエイスクールですが、夏休みに建築家が描くパースについて学びました。これにはまり、自分が住みたい家を考えて、色々な部屋についてパースを↓書きました。

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インスタグラムで素敵な家の写真を見たり、父親が定期購読しているファイナンシャルタイムズの日曜日に発行されるヨーロッパの別荘の広告を見てイメージを沸かせていました。

コロナ禍で1日のほとんどを自宅で過ごすことが多かったので、家にロッククライミングやうんていを作って自宅で運動が出来たらいいね、大きな窓がある部屋で寝転びながら本を読みたいねとStayhomeでも快適に過ごせる家をイメージした設計図を作りました。

最終的には、設計図から家の模型を作成しないといけないので、大きな厚紙を文房具ショップから買ってきて作成しています。

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毎日の勉強は、漢字と算数の計算問題以外しませんでしたが、2週間に一つぐらいハマるものがあって、気がつけばあっという間に終わった夏休みでした。

このnoteは、下記のブログ記事に加筆して作成しました。http://panasiaadvisors.sg/blog/

日本とシンガポールで富裕層向けにファミリーオフィスを運営しています。海外教育やシンガポールについての記事を書いています。

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