題

【体験談】ストレスで病気になった④【復職できた→体調不良?】

③のつづきです。https://note.com/pajamas_de_alive/n/n37e67a95666f

この記事はあくまで個人の体験談です。症状や経過については個人差があります。また、医療関係者による監修は入っておりません。ご了承ください※

復職できた!

休職期間中、会社には2か月ごとに1回1時間くらい顔を出して、現状報告と復職の調整を相談していました。

そして。

休職して1年後。体調が安定してきて復職することができました。
食欲もだいぶ戻ってきていました。多少ふらつきや頭の重さ(眉間がモヤモヤする感じ)眠気、思考力・判断力の低下、体力筋力の低下はありました。
しかし、1年前のツラさレベルが10段階の10だとすれば、復帰時のレベルは2でした。

復職時、異動前の部署に戻してもらいました。その結果、ストレスになっていた環境から離れることができました。
異動前の部署の環境は静かなフロアで、デスク周りは整理整頓できており、電話もたいして鳴らず、自分のペースで集中して仕事ができる環境でした。仕事内容もわたしが本来やりたかったこと。わたしにとって最高の環境でした。

やっとここに帰ってこられた! 人事さんありがとう! 助けてくれた先輩ありがとう! 仕事を引き継いでくれた後任さんありがとう! 精神科・心療内科の先生ありがとう!

画像2

働く時間は最初からフルタイムではなく時短から始めました。慣れたら時間を少しずつ延ばしていきました。

処方薬を減らしたいと主治医に相談。指示どおりに減らすと体が恐ろしい事態に

復職から半年後、体調も気分も割と安定していました。しかし、頭にモヤがかかったような重さ、眉間の奥のモヤモヤとした痛みのような違和感が毎日ずーっとあることに気づきました。このために、パフォーマンスが落ちたままになっていることが、段々と引っかかってきました。もしかしたら、薬の副作用かもしれない。気分が安定しているし、そろそろ私は薬の量を減らしても良いのではないかと思い、主治医に気持ちを伝えました。主治医からOKが出ました。

主治医の指示どおりの量で薬を減らすと、思ってもみなかった恐ろしい症状が身体に現れ、体調が一気に悪くなりました。激しい離脱症状が起きたのです。薬を減らすとどんな事が起こりうるのか、主治医から一切説明はありませんでした。なので、わたしはかなり困惑しました。

まるまる1か月、会社を休みました。ほぼベッドで寝ている、地獄のような日々を過ごしました。

この時の具体的な症状と薬については別記事で書いています。わたしにとっての”落とし穴”は、処方されていた薬でした。わたしの体と薬との対決は現在進行形で続いていますが、このシリーズでは触れません。

体調不良に悩まされる

体を引きずりながら、なんとか会社に行けるようになった その後も、1か月に1回は体調不良になり、欠勤が増えていきました。
収入が減りました。病院通いで支出が増えました。体調が悪いのでタクシーばかり使っていました。

症状として目立っていたのは、めまいと食欲不振でした。ご飯を食べないと動けなくなるので、毎日、病院処方の胃薬を飲んで胃を動かし、無理やりご飯(介護食のような消化の良いもの)を食べていました。他にも様々な身体症状が出て、ツラさレベルが元に戻ってしまいました。

前の部署に戻ったことで「病気になる前のわたし」を鮮明に思い出してしまうことも、地味にストレスでした。「前のわたし」と「今のわたし」とのギャップに悩まされました。なぜ前のわたしに戻れないのか... 前はできていたことが今はできないことに、苛立ちを覚えました。

主治医に相談しました。
まず、ストレス要因の環境から離れて、慣れている前の部署に戻ったことについて。

今のあなたは”病気の経験をしたあなた”だから、”昔とは違う人間である”ことを認識してください。また、前の部署の環境に慣れているとはいっても、そこも昔とは違います。人が変わっていたり、仕事内容が少し変わっていたりしますよね。
時間は確実に経過しているので、前とまったく同じということはないです。
環境も、あなた自身も、変わっているんですよ。』

過去は過去。今は今。わたしの頭の隅にチラチラ顔をのぞかせる昔のわたしが、今のわたしを惑わせているのか。
残念だけど、過去に戻ることはできない
これは、認識を改めないといけないなと思いました。

体調不良については『あなたの中に、まだ何かストレスがあるんですよ。何かがあなたの中で引っかかっている。』そう言われ続けました。
その”何か”が掴めず、もやもやとした時間が続きました。

病名は「身体表現性障害」「抑うつ状態」となり、適応障害は外れました。

画像1

その⑤につづく

この記事は、下記マガジンに入っています。

また、精神科・心療内科で処方された薬についての話は、下記マガジンにまとめてあります。