題

【体験談】ストレスで病気になった⑤【思考の癖に気がつく】

④のつづきです。https://note.com/pajamas_de_alive/n/n8fc2ca12a7b7

この記事はあくまで個人の体験談です。症状や経過については個人差があります。また、医療関係者による監修は入っておりません。ご了承ください※

カウンセリングを受けてみた

わたしの中で引っかかっているのは何? 仕事環境は満足してるし、人間関係も良好。何がわたしにとってストレスなの? 考えても考えても、わからない。思い当たることがない。
体調は相変わらず定期的に悪くなって欠勤が増えていくだけ。
膠着状態が半年続きました。

画像1

精神科・心療内科の主治医にどうすれば回復するのか問いました。
薬を減らした時に、薬は対症療法でしかないと分かったので、他の方法はないのか? と。すると『あとは、認知行動療法があるけど... 』と言われました。
そういえば、受付に「カウンセリング〇〇円」って書いてあったなぁ。カウンセリングがその、認知ナンタラのこと? 先生、もうちょっと早くアドバイスしてよ... わたしが聞かなかったのもあるけどさぁ。

そして、薬物療法と併せて臨床心理士のカウンセリングを受けるようになりました。カウンセラーさんと、過去にこういう出来事があった。その時こう思ったとフランクに話をしていくと、半年悩んだ自覚していないストレス原因、わたしの【思考の癖】が見えてきました。

本心を抑え込んでいる

カウンセラーさんは客観的に、わたしの【思考の癖】と仕事の関係性を紐解いてくれました。

【思考の癖】
相手が望む役割を果たそうと努力する。
人から頼まれるとNOと言えない。
人の目を気にする。良い人と思われたい。
辛い状況でも耐える、我慢する。頑張る。
責任感が強く真面目で完璧主義。ワーカホリック。
深刻に考えすぎる。
~すべきと思って行動する。
白黒をはっきりつけたい。

【本心】
相手が誰だろうとわたしはわたし。なにか問題でも?
嫌な事はNO。他の人にどうぞ。
腹黒いです。悪口も嫌みも言います。嫉妬もあります。
なんでわたしが我慢しなきゃいけないんだ。理不尽にもほどがある。
あんたの仕事をやってあげてるんだから、あんたの給料くれや。
女だから、若いから、なんだってんだ。鼻で笑うな舐めんな。

体調を崩した部署は、本心を抑え込んで思考の癖が強く出る仕事でした。
でも、復職時は前の部署に戻ったから、そこまで癖は出ていないはずでは?
うーん... いやいや、ちょっと待った。正確には今も昔も一緒じゃない!?
その強度や場面の多さの違いであって、思考に変わりはなかった。
だから今も思考の癖で自分を抑え込んでいる。それに今は癖が強化されてしまった状態。
あぁ、これはストレスだわ。

画像2

カウンセリングでわかった【思考の癖】と仕事の関係。
そもそも、この癖はいつからあるんだろうか。何がそうさせているのか。
思考の癖が付いた理由こそ、真の根本原因なのでは?

ちょうどこの頃、体調に改善が見られないことから、会社から暗に退職を促されはじめていました。

(その⑥へつづく)

この記事は、下記マガジンに入っています。