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【体験談】ストレスで病気になった③【休職】

②のつづきです。https://note.com/pajamas_de_alive/n/n252b93daf08b

この記事はあくまで個人の体験談です。症状や経過については個人差があります。また、医療関係者による監修は入っておりません。ご了承ください※

この記事は、下記マガジンに入っています。


休職→復職→体調悪化で再休職

初めての精神科・心療内科でドクターストップが出ました。
「診断書を書きますよ、いいですね?」と言う医師に対して、判断力が低下している わたしは「あ、はい…」としか返事ができませんでした。

診断書と休職届を会社に提出し、まずは1か月休職(有休消化)しました。
1か月後、たいして体調が回復することなく復職しました。

主治医からの助言で、適応障害の原因となった部署から異動させてもらえるよう、会社に願い出ました。
最初は上手く異動できそうな話でまとまっていました。わたしの仕事の後任も決まり、体調不良の体に鞭打ち、3か月かけて引継ぎをしました。
これで準備万端!よし!

ところがここで思いもよらない、とてもショックなことが起きました。異動の話が白紙になってしまったのです。上司の不手際でした。わたしは心底傷ついてしまい、体調も悪化。
誰も信用できない… 退職しよう!

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しかし主治医には『今はストレスで正常な判断ができない状態だから、結論は急がないように。今後の道は複数パターンを用意すること』とのアドバイスを受けました。

確かに、頭に血が上った勢いで退職しようとしていたので、ここは慎重に... 心身の健康を取り戻すことに専念しようと思いました。
もう1度休職し、会社には異動の再調整を願い出ました。

休職制度をフル活用。のんびり1年。

会社の休職制度を使い、さらに傷病手当金をもらいながら1年休職しました。幼稚園に入って以来、最長の休暇でした。病院には2週間ごとに通いました。

主治医には『まずは規則正しい生活とリラックスして休むこと。元気になってきたら楽しいと思うことをしてください』と言われていました。

わたしの場合、身体面の症状が強めに出ていました。ほとんど食欲がなく、お腹が空くという感覚がなくなりました。吐き気、めまい、蕁麻疹に悩まされました。症状がひどい時期は歩くのも辛く、電車やバスは酔ってしまうので、必要最低限しか動かないようにしていました。
情緒面の症状は不安感と少しの憂鬱。体がツライことがツラくて、まいったな~、いつになったら治るんだろうと思っていました。

仕事の事を忘れて、規則正しい生活を心がけて しっかり休むと、体調は少しずつ少しずつ回復していきました。体が動くようになると、好きなことばかりしていました。
マッサージを受ける、マンガを読む、アニメを見る、映画を見る、YouTubeを見る、演劇を見に行く、お笑いライブに行く、ゲームをする。
もともと わたしは、ひとり遊び好きのサブカル女。あんなに「仕事をしなきゃ」と思っていた社畜な自分は何処へやら、仕事を休んでいるという後ろめたさは皆無で、趣味を満喫しました。

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でも、残念ながらできなくなったこともありました。
わたしは音楽をヘッドホンで大音量で聴くのが好きだったのですが、それはただの不快な音になってしまいました。音楽ライブはずっと立ったまま飛んで跳ねての2時間体力勝負なので、体調面を考えると行くことはできませんでした。

それから、大好きなコーヒーとお酒を一切飲まなくなりました。首を圧迫されているようでタートルネックが着れなくなりました。自律神経が狂ってしまって体温調節ができないのか、エアリズムとヒートテックが着れなくなりました(体調が悪くなってしまうから。)寒くてスカートが履けなくなりました。お腹をしめつけるようなピッタリしたボトムスが履けなくなりました。(気持ち悪くなっちゃうから。)冬はホッカイロを肩甲骨の間と腰に貼らないと外出できなくなりました。多少ふらつきがあるので、ヒール靴が履けなくなりました。

でも、毎日仕事のことを考えていた日々から解放されたため、1年間でかなりリフレッシュできました。

さて、ここまで順調に回復しているような、そんな気がしていたのですが。実はわたしは ある落とし穴にハマってしまっていたのです。
次回、復職できたけど、処方薬を減らしたら体調不良に逆戻り!?
その④につづく

精神科・心療内科で処方された薬についての話は、下記マガジンにまとめてあります。