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【体験談】ストレスで病気になった②【初めて精神科・心療内科へ。病名がつく】

①のつづきです。https://note.com/pajamas_de_alive/n/nb6d6e315d4e6

この記事はあくまで個人の体験談です。症状や経過については個人差があります。また、医療関係者による監修は入っておりません。ご了承ください※

この記事は、下記マガジンに入っています。


体に様々な症状が出てきた

不眠以外にも様々な症状が体に現れ始めました。

・頭の湿疹がおさまらない、ずっと痒い
・白髪が増えた(鼻毛も白い)
・両足のひざ周りが何故か青あざだらけ(ぶつけてないのに内出血している)
・コーヒーを飲んだあと突然の嘔吐。それからほぼ絶食~食欲不振が続く
・味覚がおかしい(全部鉄のような味がする)
・常に吐き気がする
・胃の膨張感で苦しい
・のどのつかえ感(のどに何かがずっと引っ掛かってる感じで不快)
・日中にめまい、ふらつき(危ないので部屋を四つ這いで移動)
・食後は貧血のような感じで立ち上がれない
・発汗(なんか、ずっと暑い。冷房で部屋をキンキンにしている)
・動悸がする(ちょっと動くだけでドキドキドクドク)
・過呼吸ぎみ(呼吸がかなり浅い)
・50肩のような異常な肩こり(手が頭上に上がらない)

この頃は漢方薬局で薬剤師さんに相談して、漢方を飲んで症状を押さえ込んでいました。
毎日会社に行っていました。会社を休むという選択肢が、頭の中にひとつもない状態でした。頭の中は「会社へ行って仕事をしなければ... 仕事が溜まってしまう。」

そんなある日。仕事でミスをしました。自分でも驚くような初歩的なもので、大ショックでした。これが大きなストレスとなり、その翌日の朝、目を覚ました瞬間から めまいが出ました。
1時間安静にしていればある程度おさまったので、遅れて出勤。

その後、朝一起き抜けのめまいは軽くなるどころか、我慢できる状態におさまるまで2時間になり、3時間になり...
さすがにここまでくると「体がおかしい」と自覚するようになりました。

そして遂に、大きなストレスを受けた1週間後。
回転性のめまいと吐き気で仰向けの体勢から動けなくなりました。寝返りを打つと、目の前がぐるぅっと回って気持ちが悪いのです。
なので、上体を起こせない。トイレにもいけない。

わたしは、仰向けのまま愕然としていました。
何もできなくなってしまった。
誰かに助けてもらわないと...

一人暮らしのわたしは、救急車を呼びました。運ばれた病院で脳・耳の検査をしたものの、異常なし。

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何が原因なんだろう... そういえば、さっき救急車の中で救急隊員さんが、わたしに聞いてきたこと...

『あなたの家族で、精神的な病気を持っている人はいますか?』

この状態は、もしや精神的なことから来ているわけ?
病院の待合室で、めまい吐き気と戦いながら悩んでいました。
原因を知りたい。そして、元気になりたい。

わたしは生まれて初めて、精神科・心療内科を受診する決心をしました。

初めての精神科・心療内科。病名がつく、そして休職へ

救急車で運ばれたその日のうちに、予約制でない、駆け込みOKの精神科・心療内科へ行くことにしました。めまいと吐き気のある状態で、精神科・心療内科の医師に今までのことを上手く話せるか不安でした。なので病院には、起きた症状をメモして行って、最悪それを見せればなんとかなるだろうと思っていました。

長い待ち時間。待合室の椅子でじっとしたまま1時間が過ぎたころ、やっと呼ばれたときには、疲れもあってグロッキー。ヘロヘロの状態でメモを読み、仕事に対しての不満を医師にぶつけました。

そして、わたしについた病名は「適応障害」「身体表現性障害」
つまり、仕事のストレスが体の症状として表現されている状態でした。

そして、医師は言いました。
『今すぐ会社を休んでください。診断書を書きますから。いいですね?
あなたは死ぬ一歩寸前ですよ。』

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えっ、わたし、そんなに悪いの?
わたしは危機的状態にまで追い詰められていたことに、全く自覚がなかったのです。

その③へつづく

精神科・心療内科で処方された薬についての話は、下記マガジンにまとめてあります。