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この映画の刃は、あなたに向けられている。「月」

\ 初めまして、OZです /
Twitterだと文字に制限があるので、こちらで書いてみたいと思い始めてみました✍️
よろしくお願いいたします🪴

初投稿を「月」にした理由は、初投稿にふさわしいと思ったからです。
みんなが皆この映画を観ているわけではないと思いますが、絶対観て欲しい、そう思ってしまった1作です。


この映画を観た人は、「誰かと早く共有したい」「ちょっと1人で考えたい」もしくは「1人になりた」そんな気持ちになる人が多いのかなと思いました。

私は映画の話をできる人がいないので、常に思いは心に留めたまんまなのですが⋯(笑)

とても重たい題材なので暫くこの作品に対して考えてしまいます(とてもいい事だと思います)

この映画の登場人物それぞれにそれぞれの悩みがあって、それを観た私の頭の中でたくさんの言葉が生まれてきて、上手く言葉にできなくなりました


比べてはいけないかもしれませんが、ロストケアも暗かったですが、こちらの映画は重い・暗いという以前に映画を見終わったあとの言葉が出ないです

このような重くて暗いのが苦手な人は観れないかな⋯観てほしいけど🥲

ネタバレはできないですが、見たくないものを見させられている感覚がありました
もういいよ⋯聞きたくないし見たくないよ⋯と思いました
でも目を逸らしてはいけない現実がそこにありました

私は介護の世界で働いたこともなければ、話を誰かに聞いたこともないので、映画の中で起こっていたことを想像でしか話せません

なのでどうしても嘘の言葉になってしまうかもしれません


宮沢りえさん演じる洋子と、磯村勇斗さん演じるさとくん。この二人の対峙シーンが響いた人は多いんじゃないでしょうか
"さとくんの発する言葉、理解できるんだけど、理解できない"というか、"この人は何を言っているんだろう"とも思いました
反対にさとくんの言葉が分かってしまう気もして、怖くなりました
「もしあなたの子どもが障害 がいを持っていたら?」
「キーちゃんの頬にキスできる?」


パンフレットに書いてあった内容を少しだけ。
「さとくんの言ってること間違ってなくない?」と思った人いませんか?
これがどういうことか。とてもその考えは恐ろしいことだと思います。
"人を殺すことは絶対に間違っているから"

生きてる意味を問われました。どんな人でも生きてる意味はあるのか?
生きてる意味があると信じたいだけのか。

自分自身を問われてる感覚に陥りました。


舞台挨拶で、皆さんが言葉を詰まらせながら話をされているのを見て、この作品に出演する際に多くの覚悟があったのだろうなと感じ取れました。


パンフレットが90ページくらいあって、殆どが文字です。存分に楽しめる中身になっているので、この作品が好きな方は是非お手に取って見て欲しいです。


\ ここまで読んでくださった方、ありがとうございました /
映画館はよく行くので、また色んな作品の感想を書けれたらなと思います。


ps さいきん映画を観ていると俳優さんたちの演技が凄くて、映画を観ているということを忘れてしまって、ドキュメンタリーを観ている感覚になっています。共感してくれる人いませんか(笑)

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