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集中力がない人必見!わずか375秒で集中力を高める簡単な方法。

 集中力がないせいで、

・勉強の成果がさっぱり上がらないアナタ。
・TOEICの成績が上がらないアナタ。
・仕事でミスをしがちなアナタ。

 そんなアナタに

「わずか375秒で集中力を高める」

簡単な方法をご紹介します。


 今回の方法は、あのガリレオ・ガリレイが講義をしていたことでも有名。イタリアのパトヴァ大学の研究結果に基づいた、科学的に実証された方法です。ご安心を。


 早速ですが、まずは「なぜ私たちには集中力がないのか?」を確認していきましょう。



なぜ私たちには集中力がないのか?

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 私たちの集中力は、

どのくらい続くと思いますか?


 正解は、「たったの15分」です。

人間が最高の集中力を発揮できるのはたった15分なのです。とはいえ、これだけ短い時間では何もできません。最高の集中とまではいかないものの、ある程度集中できる時間も明らかになっています。

 「比較的集中を保てる時間」=45分
 「集中の限界時間」=90分

 つまり、どんなに頑張っても90分以上集中することはできません。大学の講義時間が90分に設定されていることが多いのは、集中力の限界時間が関係しています。


 なぜこんな話をしたかというと、皆さんに分かっておいてほしかったのです。人間の集中力はどんなに頑張っても、これ以上のスペックを発揮することはありません。そういう風にできているからです。


 「なら、集中力を上げる方法ってないの・・・?」と思いますよね。

もちろん、あります。


 え?矛盾してるって?でもあるんですよ、

効率を上げる方法。


 その解決策は、

「集中力を最速で回復させること」

です。

 つまり、集中時間を上げることが出来ないなら、短い時間で最高の集中レベルに戻すことが出来れば、半永久的に集中力を発揮できるということです。


 では、何をすれば集中力を最速で回復できるのか。ご説明していきます。


わずか375秒で集中力を高める簡単な方法。

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その方法とは、

「自然を見ること」です。


ただし、これだけ聞いても「それだけかよ・・・」「意味ないっしょ・・・」と思うのは当然。

ですから今回は、研究チームの行った研究データを実際に見ながら、

どれだけ集中力が回復するかをしっかり確認していきましょう。


どのくらいの集中力が改善するのか。データで説明。


 パドヴァ大学の研究チームは32人の学生を集めて難しいゲームを行ってもらいました。ゲームの内容は、クイズの正解が出たら×を押し、間違っていたら〇を押すというような、ややこしいゲームです。ややこしい故にこのゲームをやるとめちゃくちゃ集中力が消耗します。

 ゲームを1回やってもらった後に、A,Bの写真を見せます。Aグループには自然の写真を見せ、Bグループには都市の写真を見せました。

 その後、もう一度ゲームをやってもらうという研究を行いました。

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1回目と比較して、2回目に反応速度がどれだけ改善したというグラフ。

自然をみたグループAでは、2.32倍も反応速度が改善しました。

 勉強や仕事は、必要な情報と無駄な情報をどれだけ効率的に判断し、有効に接続できるか。つまり、小さな判断の積み重ねが重要です。

したがって、集中力を上げる方法として、自然を見ることはかなりのアドバンテージになることが分かります。


 この結果を応用し、私たちが実際に勉強している時や仕事中に集中力を回復させるためにどう行動すればよいのか?をご紹介します。


集中力を回復させるために行うべき、たった2つのステップ。

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 冒頭に書いたように、人間が最も集中できるのはたった15分


 ただし、15分では何も進まないですし、極限の集中状態に入る為の時間も必要です。

したがって、まずは「45分」区切りで勉強を行いましょう。

ステップ①:「45分間だけ」勉強をする。

45分勉強を行った後は、「自然を見る」ことを行います。近くに公園などがあればそれでもいいですが、オススメはスマホです。

例えばこんなサイトを使います。
https://unsplash.com/search/photos/nature

これをぼーっと眺めます。研究では1枚あたり15秒くらい見ていたので、ゆっくり見ましょう。あーきれいだなーと思えるくらいのスピードが重要です。それを6分程度行います。(*通知はOFFにしておくこと)

ステップ②:「6分間」自然を見る(スマホOK)

そして、またステップ①の勉強サイクルに戻る


これを何回か繰り返すと、面白いくらい勉強の内容が頭に入ってきます。


 なぜこの方法が勉強に有効かというと、

 人間の頭は、何も考えていない「空白の時間」にインプットした勉強内容を整理する仕組みになっています。自然を見る時間を作ることで、「空白の時間」を意図的に作り出すことが出来ます。


 したがってこの方法は、

 ①集中力を最速で回復させる
 ②記憶力を向上させる

 という2つのメリットを持つ方法です。

 ぶっ続けで勉強した方が内容を覚えているような気がしますが、実際にテストしてみると、この方法の圧倒的強さが分かりますよ。自分で小テストを作って実践するべし。私はこの方法で成績優秀者になり、大学からお小遣いをもらって生活することが出来ました。

「勉強で成績を上げたいヒト」

「仕事で成果を出したいヒト」

是非試してみてください。


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引用
Berto, Rita. "Exposure to restorative environments helps restore attentional capacity." Journal of environmental psychology 25.3 (2005): 249-259.
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0272494405000381


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