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驚くほど役立たずの銀行員が転職してみた話。
「あ。辞めなくちゃ」
もう何万回目かも分からない謝罪をして自分のデスクに戻った瞬間、強くそう思ったのを覚えている。二十二歳だった。
やっとの思いで就活を終え無事に大学を卒業し、新卒として入ったのは銀行だった。
窓口に立ってお客様をお迎えし、用件に合わせて的確に事務処理を行う、テラーという仕事をしていた。
銀行の“顔”ともいえるテラーには、お客様の気持ちに寄り添う親身な応対、金銭を取り扱う責任感
「あ。辞めなくちゃ」
もう何万回目かも分からない謝罪をして自分のデスクに戻った瞬間、強くそう思ったのを覚えている。二十二歳だった。
やっとの思いで就活を終え無事に大学を卒業し、新卒として入ったのは銀行だった。
窓口に立ってお客様をお迎えし、用件に合わせて的確に事務処理を行う、テラーという仕事をしていた。
銀行の“顔”ともいえるテラーには、お客様の気持ちに寄り添う親身な応対、金銭を取り扱う責任感