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京都でフリーのライターをしています。クラフトビールの醸造所のスタッフでもあります。なん…

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京都でフリーのライターをしています。クラフトビールの醸造所のスタッフでもあります。なんとも言われない、日々のもやとか、京都のこととか、わたしの家の話を書いています。

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記事一覧

てくてく歩きながら、こころと思考を整理整頓。

てくてく散歩、桂川へ。桂川からの景色は、東側とまた違った趣き。山の稜線がさらに美しい。 疲れたり、考えごとがあるときこそ、からだ優位にしましょうとお話を聞いて。…

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3年前

98歳、祖父旅立つ。

一昨日、祖父が亡くなったそうだ。98歳、大往生。とは言っても、大往生だったのか、何か思うことがあったのか、一緒に暮らすことのなかった私が、それを知る術はない。 コ…

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3年前
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私の家のはなし

父から電話がくると、何事かと思って心臓がばくばくする。大抵、大ごとだから。 電話をかけ直すと、母がでた。 より一層、心臓がばくばくする。 しかし母はあっけらかん…

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3年前
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「わかる、わかる」が、苦手なわけ。

私はひな壇芸人タイプだ。 自分の好きなや頭の中にある引き出しに入っていることは、延々と話せるけど、「〇〇さんは?」と話をふったり、「いいね!」と盛り上げたりしな…

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3年前
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てくてく歩きながら、こころと思考を整理整頓。

てくてく歩きながら、こころと思考を整理整頓。

てくてく散歩、桂川へ。桂川からの景色は、東側とまた違った趣き。山の稜線がさらに美しい。

疲れたり、考えごとがあるときこそ、からだ優位にしましょうとお話を聞いて。

1日お家ワークの時は、お散歩へ。

最初はごちゃごちゃ考えてるんだけど、そのうち景色に集中するので、帰りにはすっかり手放している。

最近は、仏教に関するお仕事(@intrip_zen )のおかげで、少しずつ禅に触れさせていただいたり

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98歳、祖父旅立つ。

98歳、祖父旅立つ。

一昨日、祖父が亡くなったそうだ。98歳、大往生。とは言っても、大往生だったのか、何か思うことがあったのか、一緒に暮らすことのなかった私が、それを知る術はない。

コロナ禍ということもあり、私は葬儀に参列できないので、そっと心の中で冥福を祈る。

訃報を聞く前日に、たまたま2013年から始まったInstagramの投稿を見返していた。その中に数枚、祖父母を映した写真があったのだ。

だから、何となく

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私の家のはなし

私の家のはなし

父から電話がくると、何事かと思って心臓がばくばくする。大抵、大ごとだから。

電話をかけ直すと、母がでた。

より一層、心臓がばくばくする。

しかし母はあっけらかんとした声で、「帰ってくる日にち、ずらしてほしいんよ〜」と一言。

え?と聞き直すと、「お姉ちゃん手術前やから、入院中に帰ってきてほしいんよ!」と。

あまりにも情報過多でパニックになる。仕事に戻らなきゃいけなかったから、落ち着いたら電

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「わかる、わかる」が、苦手なわけ。

「わかる、わかる」が、苦手なわけ。

私はひな壇芸人タイプだ。

自分の好きなや頭の中にある引き出しに入っていることは、延々と話せるけど、「〇〇さんは?」と話をふったり、「いいね!」と盛り上げたりしながら、場を回せるような司会者タイプじゃない。

私の友人に、すぐれた司会者タイプの人がいる。

私と一対一で話していても、いつも「なんでそう思うの?」と聞いてくれる。

だから彼女との話は安心して話ができる。

実は「わかる、わかる」とい

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