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英語でビジネス:人は急にいなくなる...

このnoteではアメリカ人とのビジネスの面白体験を垣間見るついでに、少しだけ英語を学ぶことができます。


アメリカ人とのビジネスで驚いた事は、「人が急に辞める」と言う事。

よく、アメリカのテレビドラマで"You are fired!ーあなたはクビだ!"という決め台詞の後、クビになった社員が箱を持って机をきれいにしてそのまま去る。そんな事はドラマの中だけだと思っていたのですが、どうやらそんな日は突然やってくるらしいのです。

箱を持ってその日に机を片付けるかどうかはさておき、私は前日一緒にミーティングをしたアメリカの取引先のスタッフが翌日に急に辞めたということや、来日予定だった取引先のCEOの予定が急にキャンセルになり、数日後辞めたことを知らされるということもありました。

日本では、辞める通達をしてから、もしくは解雇の通達を受けてからしばらく猶予があり一般的に「引き継ぎ」がおこなわれ、業務に差し支えのないようにすると思うのですが、アメリカの場合驚くほど大胆!そして、引き継ぎなどほぼないように思われるのです。そして何かうまくいかないことがあると「あの人辞めちゃったから今大変なんだ〜」と例のエクスキュースです。ちゃんと引き継いでおきなさいよ、と突っ込みたくなります。

仕事の引き継ぎを行うか否かというのは、辞めさせられた辞めるか、という状況によるみたいですが、しかし日本とは違い、解雇の決断とスピードはとても早いです。

そんなわけで今日は、「辞める」という英語表現を紹介したいと思います。

1. leave                                                                                                                    leave(現在形)-left(過去形) - left(過去分詞形)    
 They left the company.  彼らは会社を辞めました。

この"leave"がメールでも会話でも、ネイティブの表現で一般的によく使われる様に思います。


2. quit                                                                                                                      quit(現在形)- quit(過去形) - quit(過去分詞形)
They quit the company.  彼らは会社を辞めました。

日本語で書くと"quit"と"leave"は同じ意味になってしまいますが、"quit"はカジュアルな表現です。


-おまけ-

日本でも昨今問題になっている「バックレ」は海外にも同じ様に問題になっている様です。

・ghosting(ゴースティング)

あの、お化けのゴーストです。

・ghost                                                                                                                 ghost(現在形)- ghosted(過去形)- ghosted(過去分詞形)

元々は、人と連絡を取らなくなるという意味のため、

ghostの後ろにはが付きます。

よって、

They ghosted the employer.  彼らはバックレた。        employer=雇い主

このghostは比較的新しい言葉です。BBCニュースで面白い記事を見つけました。

今までは「人との連絡を急に取らなくなること」の意味で使われていたのが、「仕事の場」でも使われる様になったそうです。興味のある方は覗いてみてください。


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