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#applemusic

Lofi hip hopに次ぐトレンド「アコースティック・チル」の世界

Lofi hip hopに次ぐトレンド「アコースティック・チル」の世界

チル(chill)という言葉もかなり一般化してきた昨今。
個人的にはイージーリスニングのさらに上の領域にある(と勝手に思っている)癒し音楽が様々な形で認知され、浸透し始めているかなと感じる。
代表格でいえばLofi hip hopと呼ばれるノイズを含んだトラックのみのhip hopだったり。

そこで、その次に来るであろう癒し音楽のトレンド「アコースティック・チル」というジャンルについて最新のアー

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『Pretender』をクールに昇華した令和恋煩いソング〜『I LOVE...』Official髭男dism〜

『Pretender』をクールに昇華した令和恋煩いソング〜『I LOVE...』Official髭男dism〜

令和に入っても音楽業界の花道を突き進むバンド「Official髭男dism」
思えば2019年から2020年にかけて冬の音楽シーンは多彩な音楽がヒットしていた。特にKing Gnuのの大躍進はかなり意外だった。(白日以外の狂った井口も是非見て欲しい)

そして15日に先行配信されたシングル『I LOVE...』は『Pretender』をより音楽的にグレードアップさせた曲だと感じた。

彼らはエレク

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Saucy Dogが描く、メンタルを貫通するほどのラブソング-新アルバム『ブルーピリオド』-

Saucy Dogが描く、メンタルを貫通するほどのラブソング-新アルバム『ブルーピリオド』-

Saucy Dogがまたやってくれた。
10月2日にリリースされたばかりのアルバムにとんでもないキラーチューンが息を潜めていたのだ。

彼らが描くラブソングは等身大の恋愛観をベースにしているが、変な汚れ方をしていなくて、お互いに想い合っていた時間が柔らかくて温かみのある歌詞とメロディーで作られている。

彼らが注目されるきっかけとなった名曲「いつか」は自分の地元で想いを寄せていた子との別れの曲だ。

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星野源のサブスク解禁が与える影響

星野源のサブスク解禁が与える影響

タイトルにもあるように8月30日より星野源の全シングルとアルバムが各サブスクリプションにて配信が開始された。
今や''国民的ブラックミュージック''として確固たる地位と築いた星野源だが、さらにその地位が強まりそうに感じる。CDとしては敷居の高いシングルも他人にシェアしやすくなるのはサブスクの最大の利点だ。

ついに星野源まで解禁されたとなると、他のサブスク未解禁のアーティストが孤立していってしまう

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