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いつか、深い闇に沈みそうになるかもしれない私へ

大学3年生のとき、深夜に殴り書きした文章を発見した。

自分という存在に疑問を抱き、悩み、葛藤していた頃のもの。

今読むと、「あぁ、悩みながらも必死でもがいて前に進もうとしてるな」と思える。

この文章はきっとこの先も背中を押してくれることだろう。

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私はいつも人目を気にして、嫌われないように、波風立てないように過ごしている。言いたいことを心に留め、自分自身に嘘をつく。そしてそんな自分に自己嫌悪するのだ。「やっぱり私はダメな奴だ」と呪いをかける。何かをやりたいと思っても、この呪いがかけられている以上、「私にはできない。」そう思うしかないのだ。私は窮屈で仕方ない。自分自身でかけた呪いに縛られているからだ。

全てに疲れ、一人になりたくなり、自分がやりたいと思ったことに対しても自信をなくした。

結局私はどうしたいの?

私は今何がしたいの? 

……。


旅がしたい。


私が出した答えはこれだった。素直に自分の心に従って出した答えだ。

大学生のうちに色々な国をまわりたい、社会人になっても年を取っても旅をしていたい。

私は少し前まで、この欲求を我慢して大学での学びを進めようとしてきた。大学生は勉強を優先すべきだ。真面目に勉強すべきだ。私はずっとそれらの「~べき」を信じてきた。大学では常に真面目で優等生でいたいと思ったし、まわりにもそれを誉められたりした。が、私はいい子でいることに疲れた。

大学には悪いが、勉強よりも自分のやりたいことを優先させてもらおう。好き勝手させてもらおうじゃないか。もちろん卒論でやりたいことは決まっているため、それは全力でやるつもりだが、旅と両立できるように好き勝手しよう。

私はやりたいことがコロコロ変わる。これを悪いと批判する人もいるだろう。しかし、正解は全て私の中にある。誰に何を言われようと結局答えを出すのは自分だ。 

嫌われてもいい、批判されてもいい、恥ずかしくて顔が赤くなっても、手足が震えても堂々としていればいい。人前であろうと涙が溢れてきたら泣けばいい。やりたいことをやればいい。なぜ私はこんなに単純なことに気づけなかったのだろう。

ねぇ私、もし君がまた自信をなくして自分を信じられなくなったら、このメッセージを見ろ。君には溢れるやる気と支えてくれる人が必ずいる。恐れず自分自身に従って進め。

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