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【うつ日記】親に自分の気持ちを伝えたことがなかったことに気付いた話

久しぶりに日記を書く
特に体調が悪かったのではなく
いろいろしたいことが多くて
日記を書く意識がなかった


今日は遅く起きた
9時くらいに心理士から
「今日の12時30分の枠が空きましたが
 カウンセリング、いかがですか?」
という連絡がきた

キャンセルが空いたら教えてほしい
と伝えているので
時々、このような連絡が届く
特に用事はなかったので
急いで準備して家を出る


予約時間の30分前に到着した
前回のカウンセリングで
「過去つらかったこと」や
「過去と現在がつながっていること」
などを、自分なりに書き出していたため
今日はそれを見ながらの
カウンセリングとなった


カウンセリングの中で気付いたのは
「親に自分の気持ちを
 伝えたことがなかった」
「伝えたとしても否定される
 から言わなかった」
ということだ


改めて考えてみると
自分の悩みや気持ちを
親に相談したことがない
というよりも相談した記憶がない
「相談しなかった」のではなく
「相談という選択肢」がなかった感じだ


通常の親子関係である場合
子どもが親に気持ちを伝えると
親はそれを肯定し
「大丈夫だよ」
「あなたはそれでいいのよ」
といった声かけによって
子どもは自己肯定感を高め
自分に自信をもてるようになるようだ


その話を受けて今までのことを
振り返ってみると
「肯定されたことが全くない」と感じた
「全くない」とは大げさのように聞こえるが
自分の中では本当に記憶がないのだ


親に相談したり、気持ちを伝えるという
選択肢が自分の中になかったため
無意識に自己解決していたんだと思う

そのためか、大人になった今では
人一倍自立心が強いと感じている
「なぜ、自分は自立心が強いのか?」
という理由が初めてわかった


その反動のためか
結婚後、妻には無意識に
「それは自分で考えることだ」と
何度も言っていたと思う
結果、妻はカサンドラになってしまった


あと、親には
自分が好きなことや嫌いなことも
言わなかった
なぜ言わなかったのかは
自分でもわからない


自分の気持ちや好き嫌いの感情を
今まで発信しなかったことで
自己肯定感が上がらないまま
大人になったのだと思う
自己肯定感が低いまま
大人になったことで
その自己肯定感を取り戻すかのように
周囲の人を助け、役に立つのことで
自分の中の自己肯定感を
高めようとしていたんだと思う
それを繰り返していくことで
ケアテイカーという特性が
より強くなっていったと思う


自己肯定感を高めようとしているが
大人になれば子どもの時よりも
褒められることも認められることも
ほとんどない
そのため
自分がしたことの多くは
最終的に自分が損をして終わっている
ことがほとんどだった

人のために役に立とうと行動した結果
「自分」を発することがなかったため
今の自分は
「自分」というものがわからなくなっている
まさにそんな状態だ

もらったワーク用紙には
こう書かれていた

「子どものあなたは
 他に選択肢がない中
 精一杯生き抜いてきたのです」

自分の胸の中に
少しだけじんわりした何かが
動いた気がした


次回からは
自分が子どもの時に
どんな言葉が欲しかったのか?
というワークを進めていくらしい

「自分の中で、いつの子ども時代に
 戻りたいかを考えてきてください」

と心理士から言われて
カウンセリングを終えた


これがおそらく
「インナーチャイルドへの癒し」の
カウンセリングだと思った


先日、noteの記事で
「インナーチャイルド」のワークは
その有効性を示すデータが
ほぼ存在しないという情報を読んだが
そのことについては心理士には伝えず
自分で実際に体験して確認してみよう
と思っている


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