オシンテック

環境や人権の多言語情報をみえる化する、世界初のウェブサービス「RuleWatcher」…

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環境や人権の多言語情報をみえる化する、世界初のウェブサービス「RuleWatcher」を運営しています。情報の読み解き方や、ティール組織×完全リモートワークによる運営の裏話なんかをご紹介します。 https://www.osintech.net/

マガジン

  • 国境を超える問題に向き合おう

    いま私たちの身近に起きているさまざまな問題。そのほとんどが世界規模の問題につながっています。世界のルールトレンド情報を収集する私たちならではの課題への向き合い方を紹介します。

  • なかの人の「ティールな」働き方

    主にティール組織について実体験をもとに書いている記事をまとめました。

  • クリティカル・リーディング講座

    ふだん触れているニュース。時にはじっくりと深読みしてみましょう。書き口に流されず、著者の主張やその根拠としていることは何かに注目しながら、上手に「つっこみ」してみる。そうすると、あなた自身の情報の切り口が見つかります。クリティカル・リーディング、つまり「批判的に読む」ことは、決して攻撃して読むのではなく、主張に耳を傾け、構造を知ることで、自分軸で読むことです。さあ一緒に始めてみましょう!

  • 一体なんの会社なのか、よく分からなくする記事たち

    社外持ち出し厳禁❕

  • ルールってなんだ?ルール形成のトレンドを追う記事のまとめ

    ルール形成のトレンドを追うオシンテックの記事をまとめています。ルールってなんだ?シリーズ。

記事一覧

ゲームチェンジを先取りする知財デザインのすすめ

オシンテック代表の小田真人です。こんにちは。 2024年1月31日に、日本弁理士会関西会の主催セミナーでお話しした 「中小企業にこそ聞いてほしい!その技術を羽ばたかせる…

オシンテック
2週間前
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Teal×B Corpオシンテックの働き方って?~B Corp Dialogue(ワーカー編)~書き起こし

小田一枝と申します。私の肩書は「番頭」※です。お風呂屋さんの番台ではないですよ(笑) ※肩書の理由は後述 会社がやっている事業は大きく2つあって、1つが環境や人権の…

オシンテック
1か月前
8

B Corpは再び求められる「家族っぽい会社」なのかもしれない

オシンテックの番頭、小田一枝です。 B Corp(後述)に関心の高い人や、認証取得企業などの有志で作ったBCorpアドベントカレンダー2023の企画の第2日目の記事として投稿して…

オシンテック
4か月前
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京都に世界中から6,279人が集合したインターネット・ガバナンス・フォーラムって!?(番外編)

これまでのPart 1 概要編では、インターネット・ガバナンス・フォーラム(以降IGFと表記)の歴史や会場の様子を、Part 2 内容編では、話し合われた内容や参加した私たちの…

オシンテック
5か月前
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京都に世界中から6,279人が集合したインターネット・ガバナンス・フォーラムって!?(Part 2 内容編)

前回の記事、Part 1 概要編では、インターネット・ガバナンス・フォーラム(以降IGFと表記)の歴史や会場の様子を見ていきました。このPart 2 内容編では、そこでどのよう…

オシンテック
5か月前
2

京都に世界中から6,279人が集合したインターネット・ガバナンス・フォーラムって!?(Part 1 概要編)

秋を感じられるようになった10月、筆者吉田美樹を含めたオシンテックのメンバー6名は、インターネット・ガバナンス・フォーラム(以降IGFと表記)とやらに参加するため、京…

オシンテック
5か月前
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情報を洞察し経営に生かす、次代のインテリジェンス人材になろう!

こんにちは。オシンテック代表、探究インテリジェンスセンター センター長の小田真人です。 皆さん最近、インテリジェンスという言葉を聞くようになってきたのではないで…

オシンテック
5か月前
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子どもの学習が変わる今、大人こそ「探究」しよう!

こんにちは、オシンテック代表、探究インテリジェンスセンター センター長の小田真人です。 皆さんは、子供の教育に、「探究」という言葉が溢れ始めたのを知っていますか…

オシンテック
5か月前
5

思ったことが上手に伝えられない…と思っているあなたはコミュ下手ではない

私うまく説明できないから、話すのは得意な人にやってもらえたら良いなぁ。 なんて、思ったことありませんか。 私小田真人(株式会社オシンテック代表)がセンター長を務…

オシンテック
6か月前
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”失われた30年”は、インテリジェンスの欠如が原因だった!?

オシンテック代表の小田真人です、こんにちは。 このシリーズでは、これまで失われた30年と言われてきた日本だからこそ、世界で最も飛躍できる経営フレームワーク「インテ…

オシンテック
6か月前
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G7広島サミットのイベントに参加し「アドボカシー」についての勉強会を行いました

この度O-sことオシンテックメンバーであるMikiが、G7広島に際して行われたイベントに登壇し、「アドボカシー」についての勉強会を行いましたので、今回はその勉強会の内容…

オシンテック
11か月前
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学生の僕、G7広島にてイノベーションを活用できる人間になろうと決心する

こんにちは、オシンテックに学生インターンで参加しているケイです。この記事は Part1 「学生の僕が本気で感じた、NGOと企業の連携の必要性〜G7広島〜」に続いて Part2 と…

オシンテック
11か月前
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学生の僕が本気で感じた、NGOと企業の連携の必要性 ~G7広島にて~

こんにちは、オシンテックに学生インターンで参加しているケイです。 実は先日1年間のフランスでのビジネス留学から帰ってきました! そんな帰って間もない時に、ちょうど…

オシンテック
11か月前
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パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(対話編)

みなさんこんにちは! 書き起こし担当のかずえもんです。 2月に神戸で行われたパタゴニアさんとの対談、こちらが書き起こしの最終回です。 (これまでのお話→パタゴニア編…

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パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(オシンテック編)

2月に神戸で行われたパタゴニアさんとオシンテックの対談は、オンライン配信ナシの現地イベント。来られなかった皆様にもエッセンスをご紹介しまーす!(パタゴニア編はこ…

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パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(パタゴニア編)

みなさんこんにちは! 書き起こし担当のかずえもんです。 2月に神戸で行われたパタゴニアさんとの対談。オンライン配信のない、50名限定の現地イベントでしたが、その内容…

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ゲームチェンジを先取りする知財デザインのすすめ

オシンテック代表の小田真人です。こんにちは。 2024年1月31日に、日本弁理士会関西会の主催セミナーでお話しした 「中小企業にこそ聞いてほしい!その技術を羽ばたかせるための世界動向」〜事業の”思わぬ勝ち筋”を把握するための思考のエッセンス〜 というセミナー。その後も評判が良く、「動画ないの?」とか「あの時言ってたのこれだっけ」とか、色々話題に取り上げていただきますので、ちょっとnoteでも要点をご紹介したいと思って纏めてみました。 5〜10年後の飢餓感を予測する私が提

Teal×B Corpオシンテックの働き方って?~B Corp Dialogue(ワーカー編)~書き起こし

小田一枝と申します。私の肩書は「番頭」※です。お風呂屋さんの番台ではないですよ(笑) ※肩書の理由は後述 会社がやっている事業は大きく2つあって、1つが環境や人権の問題に関する国際データのウェブツールRuleWatcherの運営、もう一つは、そういう世界動向の読み解きを企業活動などに活かしてもらうための社会人向け教育です。 ユネスコの人工知能の研究機関から世界の倫理的な人工知能の使い方として、グローバルトップ100に選んでもらったりとか、ついこないだ発表になったんですが、

B Corpは再び求められる「家族っぽい会社」なのかもしれない

オシンテックの番頭、小田一枝です。 B Corp(後述)に関心の高い人や、認証取得企業などの有志で作ったBCorpアドベントカレンダー2023の企画の第2日目の記事として投稿しています。 オシンテックがB Corpを取ってもうすぐ2年。後に続くうちのような小さな会社さんの参考になれば嬉しいです。 わたしのとっての会社の原点私は、埼玉県川口市の出身で、小さな町工場に生まれました。いまにして思えば、私にとっての「会社」は、父の経営するあの家族的な町工場のイメージが基礎にあるの

京都に世界中から6,279人が集合したインターネット・ガバナンス・フォーラムって!?(番外編)

これまでのPart 1 概要編では、インターネット・ガバナンス・フォーラム(以降IGFと表記)の歴史や会場の様子を、Part 2 内容編では、話し合われた内容や参加した私たちの所感をお伝えしてきました。 この番外編では、Part 2で載せきれなかった京都IGFメッセージ草案の、環境に関する文章の中から、私たちが気になった箇所の抜粋のみをお届けしたいと思います。皆様も是非以下のリンクから、実際の文書をご覧になってみて下さいね。 (原文)There is increasing

京都に世界中から6,279人が集合したインターネット・ガバナンス・フォーラムって!?(Part 2 内容編)

前回の記事、Part 1 概要編では、インターネット・ガバナンス・フォーラム(以降IGFと表記)の歴史や会場の様子を見ていきました。このPart 2 内容編では、そこでどのようなことが話し合われたか、参加した私たちは何を感じたか、お話ししたいと思います。 Part 2 目次 IGF2023のテーマは 閉幕後すぐにアウトプットがネット上に! 京都IGFメッセージ草案には何が書かれている? 最後に 1.IGF2023のテーマは IGFのメインテーマは「Interne

京都に世界中から6,279人が集合したインターネット・ガバナンス・フォーラムって!?(Part 1 概要編)

秋を感じられるようになった10月、筆者吉田美樹を含めたオシンテックのメンバー6名は、インターネット・ガバナンス・フォーラム(以降IGFと表記)とやらに参加するため、京都の山の麓にある国際会館へ向かいました。 IGF、HPには「インターネットに関する公共政策の問題について、さまざまな利害関係者が対等な立場で議論する場」と書いてありますが、一体どのような場だったのか。その色々な面から、Part 1と2そして番外編と、3つの記事に渡って見ていきたいと思います! Part 1 目

情報を洞察し経営に生かす、次代のインテリジェンス人材になろう!

こんにちは。オシンテック代表、探究インテリジェンスセンター センター長の小田真人です。 皆さん最近、インテリジェンスという言葉を聞くようになってきたのではないでしょうか。 内輪の話ですが、うちの会社は「オシンテック」=オープンソースインテリジェンス(オシント)+テックが社名の由来。オシン+テクノロジーの会社ではなく、オシント+テクノロジーです!大事なので2回言った。 そういえば、◯×総研の新組織にインテリジェンス部門ができたりだとか、最近ややメジャー化の兆しがあるインテ

子どもの学習が変わる今、大人こそ「探究」しよう!

こんにちは、オシンテック代表、探究インテリジェンスセンター センター長の小田真人です。 皆さんは、子供の教育に、「探究」という言葉が溢れ始めたのを知っていますか? そもそも、「探究」って何? 探究とは、自分の好奇心をもとにして学んでいくという学びのスタイルのことです。 教科書に載っている順での学びのスタイルではなく、自分が関心を持ったことを軸にして知識やスキル、態度を養い、教科の壁などを超えて総合的に学ぶこと、とも言い換えられます。 日本で「探究」を言い出した人の一

思ったことが上手に伝えられない…と思っているあなたはコミュ下手ではない

私うまく説明できないから、話すのは得意な人にやってもらえたら良いなぁ。 なんて、思ったことありませんか。 私小田真人(株式会社オシンテック代表)がセンター長を務める探究インテリジェンスセンター(オシンテックが共同運営)では、合意形成が上手になることで、思いを実現するのに役立ちまくるので、講習プログラムを提供しています。 今日は、合意形成で困っている人が減ることを願って、書いてみました。 ◆合意形成は上手になれるの? 合意形成が上手い人というと、多くの人が、とても滑らか

”失われた30年”は、インテリジェンスの欠如が原因だった!?

オシンテック代表の小田真人です、こんにちは。 このシリーズでは、これまで失われた30年と言われてきた日本だからこそ、世界で最も飛躍できる経営フレームワーク「インテリジェンス経営」についてお話ししていきます。 また、弊社で次期受講生募集中の”探究インテリジェンスプログラム”では、インテリジェンスと合意形成力を鍛えることで、インテリジェンス経営の実践者を増やし、推進しています。 気になる方は、こちらをご覧ください! 失われた30年の原因 さて本題です。 「失われた30年」

G7広島サミットのイベントに参加し「アドボカシー」についての勉強会を行いました

この度O-sことオシンテックメンバーであるMikiが、G7広島に際して行われたイベントに登壇し、「アドボカシー」についての勉強会を行いましたので、今回はその勉強会の内容をG7イベントの登壇についての報告を兼ねてお伝えいたします。 みなさまはアドボカシーという言葉についてご存じでしょうか。 最近欧州を中心に認知され始めている言葉であり、日本でも広まりつつあります。 2023年5月19日から21日のG7広島サミットが行われていた間、オシンテックメンバーはその団体イベントに参加

学生の僕、G7広島にてイノベーションを活用できる人間になろうと決心する

こんにちは、オシンテックに学生インターンで参加しているケイです。この記事は Part1 「学生の僕が本気で感じた、NGOと企業の連携の必要性〜G7広島〜」に続いて Part2 として投稿します! まだ読まれてない方は Part1 の方も読んでいただけるとすごく嬉しいです(涙) Part2 は「学生の僕、G7広島にてイノベーションを活用できる人間になろうと決心する 」と題して、NGOと企業の対談によって得た新たな気づきを書かせていただこうと思います!ぜひ読んでいってください

学生の僕が本気で感じた、NGOと企業の連携の必要性 ~G7広島にて~

こんにちは、オシンテックに学生インターンで参加しているケイです。 実は先日1年間のフランスでのビジネス留学から帰ってきました! そんな帰って間もない時に、ちょうど日本の広島で、G7サミットが開催されました。 我々オシンテックもG7に関わろうということで、広島青少年センターで行われたイベントにO-sのミキさん、マサトさん、ケイで参加してきました。 僕たちのイベントの一つとして、NGOの長島美紀さんとオシンテックCEOのマサトさんの二人が対談を行いました。 学生の身としても

パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(対話編)

みなさんこんにちは! 書き起こし担当のかずえもんです。 2月に神戸で行われたパタゴニアさんとの対談、こちらが書き起こしの最終回です。 (これまでのお話→パタゴニア編、オシンテック編) NGOとの対話が大事、とは? 篠:小田さんのお話を聴いていてお伝えしたいのは、NGOとの対話について。NGOとは30年ほど前から対話を続けています。動物由来のウールやダウンの繊維を使っているんですが、ヨーロッパの「フォーパウズ」という団体から、批判を受けたんです。ガチョウやアヒルの羽毛は、フ

パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(オシンテック編)

2月に神戸で行われたパタゴニアさんとオシンテックの対談は、オンライン配信ナシの現地イベント。来られなかった皆様にもエッセンスをご紹介しまーす!(パタゴニア編はこちら) 篠さんの深くいい会社の話のあとは、オシンテックCEOの小田真人が「ルールは社会課題解決の武器のなる」についてお話しましたー。 ルールは誰がどうやって決める?これが原体験 オシンテックを創業したのは2018年。それまでは、電通国際情報サービスというITの会社で2012年から6年間は、シンガポールに駐在し、企

パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(パタゴニア編)

みなさんこんにちは! 書き起こし担当のかずえもんです。 2月に神戸で行われたパタゴニアさんとの対談。オンライン配信のない、50名限定の現地イベントでしたが、その内容が素晴らしかったのでエッセンスをご紹介しまーす! イベントのタイトルもすごい。 「社会課題解決こそが経営の中心」・・・!! 全株式を非営利団体に寄付してしまったイヴォン・シュイナードさんの会社との対談ですから、勢いがあります。 登壇していただいたのは、篠健司さん。 お話は篠さんの自己紹介から始まりますー。