オシンテック

環境や人権の多言語情報をみえる化する、世界初のウェブサービス「RuleWatcher」を運営しています。情報の読み解き方や、ティール組織×完全リモートワークによる運営の裏話なんかをご紹介します。 https://www.osintech.net/

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マガジン

  • クリティカル・リーディング講座

    ふだん触れているニュース。時にはじっくりと深読みしてみましょう。書き口に流されず、著者の主張やその根拠としていることは何かに注目しながら、上手に「つっこみ」してみる。そうすると、あなた自身の情報の切り口が見つかります。クリティカル・リーディング、つまり「批判的に読む」ことは、決して攻撃して読むのではなく、主張に耳を傾け、構造を知ることで、自分軸で読むことです。さあ一緒に始めてみましょう!

  • 国境を超える問題に向き合おう

    いま私たちの身近に起きているさまざまな問題。そのほとんどが世界規模の問題につながっています。世界のルールトレンド情報を収集する私たちならではの課題への向き合い方を紹介します。

  • 一体なんの会社なのか、よく分からなくする記事たち

    社外持ち出し厳禁❕

  • ルールってなんだ?ルール形成のトレンドを追う記事のまとめ

    ルール形成のトレンドを追うオシンテックの記事をまとめています。ルールってなんだ?シリーズ。

  • なかの人の「ティールな」働き方

    主にティール組織について実体験をもとに書いている記事をまとめました。

最近の記事

G7広島サミットのイベントに参加し「アドボカシー」についての勉強会を行いました

この度O-sことオシンテックメンバーであるMikiが、G7広島に際して行われたイベントに登壇し、「アドボカシー」についての勉強会を行いましたので、今回はその勉強会の内容をG7イベントの登壇についての報告を兼ねてお伝えいたします。 みなさまはアドボカシーという言葉についてご存じでしょうか。 最近欧州を中心に認知され始めている言葉であり、日本でも広まりつつあります。 2023年5月19日から21日のG7広島サミットが行われていた間、オシンテックメンバーはその団体イベントに参加

    • 学生の僕、G7広島にてイノベーションを活用できる人間になろうと決心する

      こんにちは、オシンテックに学生インターンで参加しているケイです。この記事は Part1 「学生の僕が本気で感じた、NGOと企業の連携の必要性〜G7広島〜」に続いて Part2 として投稿します! まだ読まれてない方は Part1 の方も読んでいただけるとすごく嬉しいです(涙) Part2 は「学生の僕、G7広島にてイノベーションを活用できる人間になろうと決心する 」と題して、NGOと企業の対談によって得た新たな気づきを書かせていただこうと思います!ぜひ読んでいってください

      • 学生の僕が本気で感じた、NGOと企業の連携の必要性 ~G7広島にて~

        こんにちは、オシンテックに学生インターンで参加しているケイです。 実は先日1年間のフランスでのビジネス留学から帰ってきました! そんな帰って間もない時に、ちょうど日本の広島で、G7サミットが開催されました。 我々オシンテックもG7に関わろうということで、広島青少年センターで行われたイベントにO-sのミキさん、マサトさん、ケイで参加してきました。 僕たちのイベントの一つとして、NGOの長島美紀さんとオシンテックCEOのマサトさんの二人が対談を行いました。 学生の身としても

        • パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(対話編)

          みなさんこんにちは! 書き起こし担当のかずえもんです。 2月に神戸で行われたパタゴニアさんとの対談、こちらが書き起こしの最終回です。 (これまでのお話→パタゴニア編、オシンテック編) NGOとの対話が大事、とは? 篠:小田さんのお話を聴いていてお伝えしたいのは、NGOとの対話について。NGOとは30年ほど前から対話を続けています。動物由来のウールやダウンの繊維を使っているんですが、ヨーロッパの「フォーパウズ」という団体から、批判を受けたんです。ガチョウやアヒルの羽毛は、フ

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          パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(オシンテック編)

          2月に神戸で行われたパタゴニアさんとオシンテックの対談は、オンライン配信ナシの現地イベント。来られなかった皆様にもエッセンスをご紹介しまーす!(パタゴニア編はこちら) 篠さんの深くいい会社の話のあとは、オシンテックCEOの小田真人が「ルールは社会課題解決の武器のなる」についてお話しましたー。 ルールは誰がどうやって決める?これが原体験 オシンテックを創業したのは2018年。それまでは、電通国際情報サービスというITの会社で2012年から6年間は、シンガポールに駐在し、企

          パタゴニア×オシンテック対談~いい会社から聴いた、いい話のお裾分け~イベントレポ(パタゴニア編)

          みなさんこんにちは! 書き起こし担当のかずえもんです。 2月に神戸で行われたパタゴニアさんとの対談。オンライン配信のない、50名限定の現地イベントでしたが、その内容が素晴らしかったのでエッセンスをご紹介しまーす! イベントのタイトルもすごい。 「社会課題解決こそが経営の中心」・・・!! 全株式を非営利団体に寄付してしまったイヴォン・シュイナードさんの会社との対談ですから、勢いがあります。 登壇していただいたのは、篠健司さん。 お話は篠さんの自己紹介から始まりますー。

          第12回(最終回)「あなたの意見は何ですか」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「記事に反論してみる」ということを行いました。今回は、記事をもとに意見を述べてみることでこのシリーズの最終回とします。 共感・違和感・事例をあげてみよう取りあげる題材は、「"男らしさ"がもたらす苦しさ」です。 ジェンダーに関する意見は多くの人が持っていらっしゃるのではないでしょうか。ぜひ読みながら「共感できるところ」「違和感をおぼえるところ」「あたまに浮かんでくる事例」を書き出してみてください。 引用

          第11回「反論してみよう」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「正しさを強く訴える文章は、気を付けて読む」ということをとりあげました。今回は、一歩進めて反論してみましょう。 まずは社説の主張を意識しながら読んでみよう次の記事は、10月29日に起きたソウルのハロウィーン群衆雪崩に関する社説です。まずは読み進めながら、社説が主張している部分を意識してみましょう。 引用元:信濃毎日新聞デジタル(2022/11/1) https://www.shinmai.co.jp/

          第10回「"正しさ"に飛びつかない」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「冒頭と末尾で言っていることがズレているケース」をとりあげました。今回は、「正しさ」に注目してみると、より深く思考できる題材を取り上げます。 ニュートラルに読んでみよう今回取り上げる社説は、ウクライナによる橋の爆破に対するロシアの報復を非難する内容です。社説側の主張に引きずられず、中立を意識して読んでみてください。 引用元:山形新聞(2022/10/12) 続きはリンクでお読みください。 社説の立

          第9回「結局、何が言いたいの?」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「小論文の参考になりそうな社説」をとりあげました。今回は、言いたいことがイマイチわからないという社説を取り上げます。 冒頭と末尾をよく読んでみよう社説の題材は、「国外にツケを押し付ける環境問題」です。 冒頭部と、最後の段落で言っていることによく注意を払いながら読んでみてください。 引用元:化学工業日報(2022/8/25) 最初と最後、注意して読めましたか? 冒頭を抜粋します。 ここではどんなこ

          第8回「説得力はどこからくるか」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは「意見ではない社説」をとりあげました。今回は打って変わって小論文の参考になりそうな社説を取り上げます。夏休みの宿題や受験対策などのヒントにしてみてください。 題材は、アメリカ下院議長の訪問によって緊張感が増す台湾事情です。 小論文は「序論」「本論」「結論」が基本小論文の基本的な書き方は、中心となる主張を含んだ導入部「序論」と、それを裏付けていく「本論」、本論を踏まえてのまとめ「結論」という三つのパート

          第7回「意見にはポジションが要る」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは文章全体の「筋立て」を捉えてみましたが、今回は「意見なのかどうか」に着目します。 題材にするのは、猛暑と熱中症に関する社説です。 ファクトに線を引きながら読んでみよう意見文を読むコツとして、「どこまでがファクトで、どこからが意見なのか」を分けてみるという方法があります。 次の社説のどこがファクトなのか、線を引いてみましょう。 引用元:毎日新聞社説(2022/6/28) ファクト部分に線は引けまし

          第6回「論題からの筋立てを読む」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは言葉の定義に着目しましたが、今回は、文章全体の「筋立て」を捉えてみます。 題材にするのは、岸田政権の目玉政策「新しい資本主義」の実行計画案に関する社説です。 論題を探そう文章で自分の考えを伝えるとき、その骨格になるのが「論題(中心となる主張)」です。論文などはこの論題を中心に、根拠を並べながらその論題が正しいことを証明していくものなので、比較的構造がはっきりしています。しかし、一般的な意見文は必ずしも

          第5回「語義に注意する」

          クリティカルリーダーのかずえもんです。前回のクリティカル・リーディングは文全体の構造をみる読み方をしましたが、今回はその逆にぐっと解像度を上げて「言葉の意味する範囲」に注目した読み方をしてみます。題材にするのは、ネット利用者保護に関する東京新聞社説です。 似たような言葉に注目してみよう 似たような言葉でも、微妙に意味する範囲が異なる言葉も存在します。今回の記事では、「利用者保護」「プライバシー保護」「個人情報保護」。どれも大事な言葉ですが、それぞれの意味するところは違いま

          諜報からビジネス活用まで!世界を読み解く「OSINT」 ツール6選

          最近、ニュースでも目にするようになった「OSINT」。過去5年間の日本での「OSINT」の検索動向を見てみると、今年に入ってから注目されていることがわかります。ロシアのウクライナ侵攻を機に、諜報活動にも利用されるOSINTという言葉を初めて目にしたという方も多いことでしょう。 この記事では諜報活動やセキュリティ対策以外にも利用できる、オープン情報から世界を読み解くために利用できるツールについて見ていこうと思います。 諜報活動としてのOSINTOSINT(オシント)とはオー