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私を苦しめる「2人の自分」


─── 8月4日(日)

~コーチングチャット~

■コーチ役さん
今日は、この3人でよろしくお願いします!

■おさや
お願いします!
そして私は早くも東京に帰ってきてしまいました。
お会いできなかったのが残念です…


4月~6月まで受けた
コーチングのオンラインコース。

その時お世話になった愛知住みのママさんと、ベテランの先輩と、3人でコーチングのWEB練習(=トラポマッチ)を行うことになりました。定期的に練習会は行われている中で、勇気を出して初参加。


当時名古屋にいた私とコーチ役さん。
愛知で会おう!と話していたのですが、願いは叶わず・・・少し気まずさをおぼえながらこの日を迎えました。





【コーチ役さん】
おさやさん!お久しぶりです^^


【おさや】
お、お久しぶりです・・・!

ほんとにこんな顔してた…笑


【コーチ役】
すっごく緊張してるのが、画面からも伝わります笑
のびーーーってして、一旦落ち着きましょっか!


【おさや】
のびーーーーっ!


(のびーーーって久しぶりにしたなぁ…。

名古屋で飼ってた犬が、起きた時に のびーってしてたのを思い出して………悲しい気持ちになりました。)


【おさや】
なんか肩痛いなぁ…
東京帰ってきてからずっと肩凝ってるんですよね。

(犬のことを思い出したことから、無意識に 名古屋 と 東京を比較している…と、この時なぜかメタ認知しました。)




この先は、私が「コーチングを受ける側」
で、セッション練習を行った時のことを綴ります。他責発言勃発・・・そして感情的になり話がとっ散らかりますが、これも資産!

ありのままの状態で残していきます(>_<。)

■役割
・愛知県民のママさん:コーチ役

・おさや:コーチングを受ける側

・ベテランの先輩さん:画面オフでセッションを聞き、最後に感想を述べてくれる役


【コーチ役】
肩まわしながら、リラックスしてやっていきましょっか^^今日は、どんなお話を一緒にしていきたいですか?


【おさや】
今日話したいこと、考えてたのですが浮かばなくて…


(名古屋のことを思い出してから、感情コントロールができなくなっていました。ただ、コーチングってこれでいいんだろうなって。30秒くらい経って、やっと言葉を絞り出せました)


ちょっと、取り留めもなく話していいですか?


【コーチ役】
もちろんです!


【おさや】
もっと、周囲とのコミュニケーションを上手く取りたい と思ってて、それについて話したいです。


【コーチ役】
周囲とのコミュニケーション…
いま口に出してみて思ったことを、もう少し聞かせてもらえますか?


【おさや】
うーん………
うるうるするのは何でだろう、、


(・・・止まらない涙。みんなの前で泣いたことはなかったので、コーチ役さんが驚いているのが伝わってきました)


周りとのコミュニケーションを
もっと取れるようになりたいと強く思ってる ということに、驚いている気持ちと

コミュニケーションが上手くとれてると、思えていないこと

が、こんなに悲しいなんて、気づいていなかったんだな…と思いました。


【おさや】
東京に帰ってきたと伝えましたが…
詳細全部割愛すると、別れ方は不本意だったと思います。

だからこそ、私の家族や友達、会社のみなさん
そして彼の友達ですらも、誰も私のことを責めませんでした。


自分でも何一つ後悔はなくて
むしろ「こんなに頑張ったのに、ただただ大切にしてきただけなのに、何でこんな別れ方してくるの…」というくらいに思ってた。

日々、共感の嵐に囲んでいただき、周りには感謝しかないなって。もっともっと、周りを大切にしようって思う気持ちが大きくなり

気づけば失恋自体には、だいぶ前から前を向けています。ここまでは良かったと思います…。


(コーチ役は、うんうん と私の話を聞いてくれて、もっと話したいと思いました。)


【おさや】
彼とは友達としても、
長い期間仲良くしていた人だったのもあり

付き合ってからは、向こうの人生を一緒に生きている感覚でした。


私って本当はすごくわがままで
過去長く付き合った恋愛では、どちらかといえば相手を少し振り回しちゃうタイプでした。

でも、人の為に初めてこんなに頑張った…

自分で「頑張った」と言うのはあまり好きではないのですが、自分で言いたくなるくらい、今でも、後悔ないくらい努力した自信があります。


(自分の行ってきたことを、自分だけでも認めたい。そう思うことができ、もう少し話し続けようと思えました)


わがままを出さずにただ尽くす
だけではなく、あくまでも自分を取り乱さないよう流されないよう、自分を保ちつつ相手にも尽くしました。


自分と同じくらい相手のことも、
そして相手の大切なモノ・・・犬、友達、仕事、家、環境、家族……全て、とてもとても大切にしました。

(努力してきたことを思い出すと、さらに涙が溢れてきました)


【おさや】
自分の行動面では、過去の恋愛で1番
成功体験に繋がったなと思う中で、これだけのことがあったのは初めてなので、失恋から立ち直ったと同時に浮かんだのは


人のことを信じるのが怖い




人生で初めて、人のことを嫌いになりました。



冷めた → 嫌いになった
と同時に、人のことを信じるのが怖いという "初めての感覚" が私を苦しめました。


(とても苦しそうな顔をしているコーチ役を見て ”私の悲しい気持ちを 一緒に 向き合ってくださっている" という感覚になり、苦しいけどもう少し話して見よう!と思えました。)


【おさや】
前触れもなく突然、そして数年ぶりに
実家に帰ってきた私。親にもすごく迷惑かけてます・・・。でも、大好きな親のことを、鬱陶しいと思ってしまうことがあります。

先月まで感謝しかなかった友達、
会社の人たちに対しても、すごくちょっとしたことでイラッとすることがあります。


そんな自分が、すごく、嫌です。



【コーチ役】
すごく、嫌・・・なんですね。


(私、自分のことそんなに嫌なんだ…!と気づいたからこそ、前を向く為にもっと吐き出そうと思えました)



【おさや】
東京に帰ってきてから、どんどん忙しくなる仕事。
仕事好きな私にとって、忙しいことは本当にありがたいです。ひとり立ちもできて、少しずつ成果も出せてきて、仕事自体はどんどんうまくいくのですが


仕事でも人間関係が嫌になってしまった。



─── みんなと関わりたくない



先月、飲み会をバックレてしまいました。

(異変に気付かれないよう、それとなく理由をつけて、代わりのメンバーをたてたものの、自分の行動にショックを受けました)


何でこんなことしてるんだろうって

どんどん自分が嫌になってるんだなって、思いました。



すみません、話しすぎました…


【コーチ役】
おさやさん、教えてくれてありがとうございます。

人のことを信じるのが怖いって…

春から一緒にいて、おさやさんがあまり口にしないことなのかな…と思いました。


【おさや】
確かに…こんなこと言ったことあったかな。笑


【コーチ役】
ここまで話してみて、感じることはございますか?


【おさや】
感じること…なんだろうなぁ……

周りが嫌 と思っていたことは気づいていて
距離を置いた方が良いと思ってたのですが

少なくとも、この1ヶ月ではこんなに泣いたことなかったなぁ。こんなに泣いているのは「周りのことを嫌」と言いつつも、嫌じゃないからなのかなって。

みんなが好きだから、嫌と言ってるのかなと思いました。


(あれ?どういうことだ? と一瞬思いましたが、気づいたら話し続けてました笑)


【おさや】
あとは、名古屋の彼のことを
冷めたと同時に、嫌いになり、同時に周りが怖くなった と言ったと思いますが

この「時の流れ」にも気づかなかった。


多分…徐々にそうなったというよりも、一瞬で気持ちが切り替わったのだと思いました。


(あれ、一瞬で変わったのか…!と、話した自分にびっくり!)


【コーチ役】
おさやさん驚かれてますね!
一瞬で切り替わった気持ち、に向き合ってみるか

もしくは、おさやさんが今、向いている方向があれば「理想の状態」を見てみるか…

残りの時間でどっちを見ていきたいでしょうか?


【おさや】
理想がいいです( ˶'ᵕ'˶)



ゴクリ🍵

あ、すんません笑

(理想を想像したら安心したのか、ゴクゴクとお茶を飲みだすおさやさんでした笑)


【コーチ役】
笑笑笑


【おさや】
理想の状態かぁ… 👈切り替え早っ!笑

ちょっと回答ズレるかもしれませんが


誰にでも優しい自分を辞めたい



という気持ちが、振られたと同時に出てきました。
みんなが私のところに来てくれるのは、誰にでも優しいからなのかな・・・って。それってすごく嬉しいのですが

一方で、前の彼みたいな人も寄ってきてしまう。


私にすべてをゆだねてくる人 ───

私は優しいから、何をしても許してくれるだろうって ───


でも、自分が恋愛に求めているモノは、そこにはない。

だから、人に合った対応をできるようになりたい、と思っていたのですが・・・


「やっぱり、誰にでも優しい自分でいたい」

と感じたのが、1つの理想の状態だと思いました。



【おさや】
あとは・・・
最近下ばかり見ていると感じます。

下というのは2つあって
1つは「物理的な”下”」。最近、下ばかり見て歩いているなって。


もう1つは・・・
今回別れた時、とても信頼している友達に

「自分に自信がないからって、下ばかり見るの辞めなよ!」


と、キツイ言葉を言っていただいたのがとても響いています。仕事でも、自分よりできない人を探していたと思います。今回の恋愛でも、自分を尊敬してくれていた後輩と付き合って、言葉選ばず言うと「私がお世話していた」状態でもあったと思います。


自分はこの1年で、思い切ってキャリアチェンジした時に「もっと上を見たい!」と思いました。


自分にないモノを持っている人と一緒にいて、もっと成長したい。


恋愛でも・・・
もっと甘えられる人と一緒にいたいな…。

上を見れると、どんどん自分も元気になってきて、周りに対しても元気な対応ができるのかな。




すみません。取り留めもなく話しすぎちゃったのですが、、私は何が言いたいのかというと・・・


もっと笑顔になりたいです。



自分の強みって、良い意味で幸せハードルが低くて、怒りの沸点が高いことだと思います。

だからこそ、基本的に何をしていても「楽しい」状態なのが私。春にコーチングの授業を受けていた時も、ずっと笑っていたと思います。


あんな自分に、、またなりたいな・・・と思いました。

(ここでまた、涙が溢れてきました)



【コーチ役】
話してくれてありがとう…
そんな自分になれる為に、今少しでも出来そうなことは浮かんでいますか?


【おさや】
それが分からなくて、最近迷走しているのかもしれません。


自分に自信をつける

という結論は分かっているのですが、どうすれば自信がつくんだろうな・・・


自分のやってきたことって、間違ってたのかな。

と思う自分が、もしかしたらいるかもしれません。とはいえ別に何も後悔はしていない。後悔していない気持ちも本物なのですが「間違っていたのかな」も、本物なのかもしれない。


あれ・・・口に出してみて初めて気づいた感情だ、、


この「間違っていた」の中にもいろんな意味が込められている気がするので、この後ゆっくり考えてみます。

自分のしてきたことや、自分自身のことを、まず自分がちゃんと認めよう!と思いました。


【コーチ役】
自分のことを、自分が認めたい・・・!
おさやさんの「願い」を感じました。


【おさや】
ありがとうございます。
この経験は「自分の人生の中で必要な経験だった」と思えるように、この先の人生を…楽しみたい

と本心で言えるように、頑張ります。




たった15分の練習セッション。
なんと5,000字も記載するほど、濃い内容をお話しました。

この先は、ベテラン先輩を筆頭に感想会が始まります。コーチ役へのフィードバックを終え、コーチング内容に対しての客観的な所感をいただきました。


【ベテラン先輩】
おさやさんにとって「対極にいる自分」が、キーポイントかもしれません。

誰にでも優しい自分を辞めたい
でも、誰にでも優しい自分でいたい

自分がやってきたことは間違っていたのかな
でも、自分のやってきたことに後悔はない


【おさや】
確かに・・・
この対局な自分、2人の自分が、私を苦しめています。でも、感じる感情はきっと「苦しみ」だけじゃないんだろうな。


【ベテラン先輩】
おさやさん、私 最後にどうしても言いたいことがあります。

「私、もっと笑顔になりたい!」

と言っていた時のおさやさん、めちゃめちゃ良い表情していましたよ!


心の奥底から言っているのが、表情からも伝わってきました。ずっと笑っていた自分に戻りたい、誰にでも優しい自分でいたい、と言っていた時のおさやさんから”真実味”が伝わってきて・・・言葉では言い表せないくらい、グッとくるものがありました。


(しんどい気持ち、嬉しい気持ち、悲しい気持ち、怖い気持ち、頑張りたい気持ち・・・いろんな感情が溢れて、ここで涙が止まらなくなってしまいました。落ち着いた頃に、コーチ役さんが言葉を発してくれました)


【コーチ役】
おさやさんごめんね。
途中で、この話題を続けていいのかな…と自分の主観が入ってしまったと思います。苦しそうなおさやさんを見て、私がおさやさんを苦しめてしまっていないか・・・と、思ってしまったのだと思います。


【おさや】
謝る必要は、全くないです!

コーチングを受けている側としては・・・
センシティブなテーマで感情的になり、喜怒哀楽が数分おきに何度も訪れるのって、すごく良いコーチングをされているからだと感じました。

出てきちゃいけない感情なんて何一つなくて、どんな感情も全て大切なモノ。だからこそ今の自分がある。

泣いたのも、マイナスな話をしたのも、嫌な自分のことを口に出したのも、私にとっては嫌ではありませんでした。


負の感情をたくさん出すことは、私の為になっていました。


コーチングは「受けた後が大事」と言いますが
きっと私は良い意味でしばらく引きずると思います。この「引きずり」まで乗り越えることが、前を向くための大きな一歩であり、そんな素晴らしいお手伝いをできる”コーチ役さん”は、素晴らしいコーチです。

今日は、本当にありがとうございました。





練習はここで終了。

今思い返しても、この時間はとても貴重で、資産の1つになりました。おかげでこの日はぐっすり寝れました。


ただ・・・

翌日から今日までの1週間、上述の「引きずり」がこんなにも苦しいなんて、この時は思いもしませんでした。

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