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映画感想

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#すずめの戸締まり

映画「すずめの戸締まり」感想 自分か大切な人か

映画「すずめの戸締まり」感想 自分か大切な人か

■自分か大切な人か

すずめがミミズを抑えるために草太ではなく自分を身代わりにしようとする。自分か大切な人か。実際には、かなりいきなり草太が大切な人になっていて違和感があったが、椅子の草太と東京まで旅をしていればそうなるかなとは思った。この辺は恋愛と言うより、吊り橋効果だとは思う。ただ、すずめは独特の生死観を持っているから、それも影響しているのだろう。恋愛というよりも、今度は自分がの意識なのか。

映画「すずめの戸締まり」感想 閉じ師と教師の両立

映画「すずめの戸締まり」感想 閉じ師と教師の両立

■閉じ師と教師の両立

草太は閉じ師をしながら全国を旅しているようだ。教師になるが夢だ。教師は転勤だったり、違う学校に就職できるだろうから閉じ師にはあっているように思う。ただ、ミミズはいつ出現するのか分からないから教師の仕事より優先させなければならない。閉じ師と教師の仕事を両立させられるのか?閉じ師の組織があると思ったが違うようだ。

映画「すずめの戸締まり」感想 責務か恋か

映画「すずめの戸締まり」感想 責務か恋か

■責務か恋か

すずめの戸締まりは恋愛映画ではないと思う。閉じ師の草太と女子高生の鈴芽。ラストでは恋人のような関係になるが、二人は揺れ動いていくが、責務もある。観ていると、責務として生きるか、恋を原動力として生きるかで多様な生き方がある。責務も重い使命だが、危機的状況になると恋、愛も生きる原動力になるはずだ。その意味で責務としての仕事としては当たり前に実践するが、恋も必要になるだろう。

映画「すずめの戸締まり」2023年×コメンタリー×満月

映画「すずめの戸締まり」2023年×コメンタリー×満月

○すずめの戸締まりの舞台は2023年で、観たのが2022年だから、震災からの年数で合わないと思っていた。しかも9月29日の満月が重要なファクターとは気づかなった。今年はコメンタリー付きで映画が観れたから設定が分かって理解が深まった。さらにエンドクレジットでは劇場限定でコメンタリーがあったりとかなり贅沢な仕様だった。すずめの戸締まりも公開からかなり経って、Blu-rayも販売されているが、劇場は割と

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映画「すずめの戸締まり」十五夜で中秋の名月 今日がクライマックス

映画「すずめの戸締まり」十五夜で中秋の名月 今日がクライマックス

①今夜は十五夜で中秋の名月です。すずめの戸締まりのクライマックスは2023年9月29日らしいです。
②オーディオコメンタリーによると、満月の日にこそ「常世」に入ることが出来るという設定があるらしい。
③本作が去年公開にも関わらず、今年の物語と気づいた人はどのぐらいいるのだろうか?

映画「すずめの戸締まり おかえり上映」映画館で聞くオーディオコメンタリー

映画「すずめの戸締まり おかえり上映」映画館で聞くオーディオコメンタリー

①おかえり上映を観てきました。クリアファイルをもらってウキウキしました。ラストのシーンですし、パッケージ版の絵柄とか。何か5回ぐらい観ましたが、期間をあけるとまた色々楽しめますね。今回は、アプリ使用でオーディオコメンタリーが聞けました。裏話とか背景に描いたものとかめちゃくちゃ細かい設定や描写が説明されて大満足です。内容はパッケージ版と同じなんですが、エンドロールの時におかえり上映限定の追加コメンタ

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映画「『すずめの戸締まり』終映記念-最後の戸締まり」感想 すずめの行動×椅子のコミカル×リアリティ

映画「『すずめの戸締まり』終映記念-最後の戸締まり」感想 すずめの行動×椅子のコミカル×リアリティ

終演らしいので、再度観てきたがやはり良かった。すずめの行動が一貫しているのがいい。草太さんもいい。

東日本大震災を真正面から描いている。すずめの死生観がその体験に起因しているのが印象的だ。

すずめの死生観は、よくアニメにもあるが、現実の話だけに説得力がある。賛否あるが、色々あるからこその議論。

松本白鸚さんのインパクトがすごい。名優なのだが、声の圧力がすごいよね。草太の育ての親というのも納得

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映画「すずめの戸締まり」感想 ロードムービー×新たな新海世界

映画「すずめの戸締まり」感想 ロードムービー×新たな新海世界

3回目を観てきた。君の名は。以来だ。考察がたくさんでき、閉じ師の設定は印象に残る。君の名は。からの三部作では、一番考察ができる作品だ。

草太の両親はどこか?祖父が育ての親といっていたが?

閉じ師は他にどのぐらいいるのか?草太一人では手が足りないからだ。

閉じ師の古文書がなぜ草太のアパートにあるのか?代々受け継がれているなら、専用の保管庫はないのか

ミミズはあれ一体なのか?

要石は元は人間

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映画「すずめの戸締まり」感想 ネタバレなし×新海新作品×多い上映回数

映画「すずめの戸締まり」感想 ネタバレなし×新海新作品×多い上映回数

観て良かった。CMが「ここで使われるのか!」とちょっと感動した。ネットだと、上映回数が多いことが話題になっていたが、「君の名は。」と「天気の子」が興行収入が100億円をこえているので、上映回数が多くなるのは仕方ない。しかも、公開1週目だから、数多くシアターをさいてしまう。比較になるのは、MCUのブラックパンサーが同時に公開だ。人気シリーズでファンも多い。わたしも今日観たが、確かに大きなシアターはず

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