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映画感想

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2024年2月の記事一覧

アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」アクション×宇髄天元×妓夫太郎と堕姫

アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」アクション×宇髄天元×妓夫太郎と堕姫

アクションシーン

さすがの鬼滅の刃。ufotableの作画は流石である。無限列車編では炭治郎達がかまぼこ三兄弟は最後まで柱と戦えないが、本作では最後まで一緒に戦う。炭治郎が主人公していて良かった。やっぱり鬼滅の刃はアクションが命だと思う。上弦の陸との戦いは終始バトルバトル。後半からは連続バトルで見応えがあるし、始まりの剣士な無惨の秘密が少し分かってアクション以外も楽しめる。炭治郎達が活躍すると安

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映画感想「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」臨場感×ゴミ捨て場の×ライバル関係

映画感想「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」臨場感×ゴミ捨て場の×ライバル関係

臨場感アニメはしっかり観たことがなかったが、中々に面白かった。臨場感があるし、映画館ならではの音響もある。「烏野高校VS音駒高校」を映画化ということで、人気のエピソード。ライバルが一緒に練習する仲というのはワクワクする。バレーボール、ネット、ボールを受ける音が背景として物語に突き刺さっているのがいい。

ゴミ捨て場のなぜゴミ捨て場なのか。カラスとネコだったが、ゴミ捨て場とは思えなかった。てっきり才

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映画感想「かがみの孤城」子供だからこそ苦しい学校

映画感想「かがみの孤城」子供だからこそ苦しい学校

子供だからこそ苦しい学校

●大人になって思うのは学校の苦しさ。働き出すと、逃げたり、戦ったりすることができる。転職とか上司に訴えるとか。要するに手を打てる手段がたくさんあるのだが、子供の身からしたら色んな理由があって中々言い出せないし、逃げ出せない。

●親に言うと迷惑がかかるとか、我慢しろと言われるだろうからと自分一人で決めることができない。大人だと自分一人で決めれることが多い。子供の頃には確

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映画感想「マダム・ウェブ」スパイダーマン外伝とダークスパイダーマンの存在感

映画感想「マダム・ウェブ」スパイダーマン外伝とダークスパイダーマンの存在感

●海外で興行収入が上手くいっていないようなのが少し身構えていたが、想像以上に良かった。キャシーは未来予知のみで身体能力は普通の人間。だからこそ、未来予知で戦う姿は新しかったし、環境、状況を駆使して戦う姿はかっこよかった。

●逆に、ヴィランのエゼキエルが小物に見えてしまった。未来にスパイダーガールズに殺されるなら、夢で見た武器を解析するとか、人脈を駆使して彼女たちを追い詰めるなどすれば良かったのに

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映画感想「レディ加賀」実家に旅館

映画感想「レディ加賀」実家に旅館

●実家が旅館だと甘えてしまうのか。他のドラマでも夢が上手くいかないとか、旅館ならできるとか甘い考えで戻る物語がある。

●実際に旅館はすごく大変だし、子供の時に泊まった旅館やホテルは快適だったが、その裏では従業員の方の努力があっただろう。基本24時間体制で運営するわけで女将となれば休めないだろうし、劇中でも由香の母がそのように言及していた。

●実家が旅館だと太いなあと思いながらも、由香の友達の旅

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映画感想「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」興行収入50億円以上

映画感想「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」興行収入50億円以上

興行収入

■スパイファミリーすごい。初映画なのに50億円以上とは。中身も面白かったし、子供も大人も楽しめるファミリー映画に。ドラえもんやクレヨンしんちゃんみたいな作品にして、何度も劇場に足を運んでもらいたいはずだ。内容もオリジナルだ。

■クレヨンしんちゃんとかドラえもんみたいな映画に成長するかもしれない。アーニャとか子供には等身大のキャラだし。

■年末年始も人が入っていた。定番映画にしたい思

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映画感想「大室家 dear sisters」漫画家なもりの世界

映画感想「大室家 dear sisters」漫画家なもりの世界

漫画家なもりの世界

●大人は出てこず、三姉妹の母や学校の先生が出てくるぐらいである。撫子、櫻子、花子が主役であり、かわいいキャラデザが売りだ。漫画家のなもりさんの絵が素敵で、アニメのキャラデザも行っている。個性があり、動くとかなり可愛く見える。

●重い世界観はなく、普段ストレスが溜まっている人に見てほしい作品。なもりさんの絵柄は万人受けはしないかもしれないが、わたしには刺さった。リリスパのアニ

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映画感想「PERFECT DAYS」ルーチン次第で余計なストレスなく生きれる

映画感想「PERFECT DAYS」ルーチン次第で余計なストレスなく生きれる

ルーチン次第でストレスなく生きれる

●学生の頃は毎日同じ作業をして意味があるのかと思っていたが、毎日何かしらのルーチンがないと少しずつストレスが溜まる。

●右から歯を磨く、家に帰るとスイーツを食べる、週末に映画を観るなどがわたしのルーチンだが、それは自分でこう!と決めたわけではない。自然とこうした方がストレスが溜まらないなあと思い続けたり、いつの間にか習慣になっているものもある。

●そーゆー

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映画感想「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」ガンダム映画

映画感想「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」ガンダム映画

ガンダム映画

●ガンダム映画としてめちゃくちゃ面白い。興行収入も30億円を突破したすごい作品。何度も観たが、やはり終盤の盛り上がりは凄まじい。ガンダム映画としては、「細けえことはいいんだよ!」みたいなノリでラストを乗り切っているのがミソ。

●5回ほど観た。本当に楽しい時間だった。相変わらずフリーダムは強いし、優遇されているし、ディスティニーもテレビシリーズの不満を払拭する活躍を見せた。ジャステ

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映画感想「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」ジョニー・デップ

映画感想「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」ジョニー・デップ

ジョニー・デップ
■ジョニー・デップのルイ15世がインパクトあった。物語の重要人物として満を持して登場するのたが、デップのオーラがすごい。
■旺盛な王ではなく、貴族や娘達の目を考えながら、ジャンヌと過ごす日常。感情が浮き沈みするが、表情が印象に残る。
■主人公ではなく、あくまでジャンヌ目線なのだが、王の難しさ、プライバシーのなさを考えると複雑だ。

映画感想「夜明けのすべて」理想の職場

映画感想「夜明けのすべて」理想の職場

理想の職場

●藤沢は栗田科学を退職するとき、「働けて幸せでした」という。この幸せというのは中々に言える言葉ではない。

●ブラック企業が問題になる世の中で、働けて幸せと言える職場はいくつあるのか。そう多くはない。

●ひとえに、藤沢に対する従業員の理解と雇う社長の心意気だ。人を想い、理解し、何があっても寄り添う。中々できない。

まわりの理解があれば、自分を否定から肯定に変える物語

■あらすじ

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映画感想「かがみの孤城」刺さるor刺さらない

映画感想「かがみの孤城」刺さるor刺さらない

刺さるor刺さらない
■かがみの孤城は刺さる人には刺さるが、まったく刺さらない人もいるかもしれない。そこには学校でのポジションもある。
■わたしは何度も映画館で観たが、こころ達に近い経験はしたことはある。仲間はずれやいじめ、馬鹿にするなどだ。
■大人になると立ち向かう術がわかってくるが、子供だと分からないし、転校も簡単ではない。だからこそ子供達の成長に感情移入する。

映画感想「PERFECT DAYS」日常の幸せ

映画感想「PERFECT DAYS」日常の幸せ

日常の幸せ
■幸せは日常にある。それは色んな経験をしないと分からない。忙しい毎日の中で幸せの意味を見失ってしまう。
■わたしは忙しい時にケーキの美味しさに気づき、それを食べれるのが幸せの一つと思った。食べていても気付けないこともある。
■そーゆー幸せは人によって違うし、日々の中の出来事や出合いによっても違う。本作で背景は分からないが幸せの一端がある。

映画感想「レディ加賀」女将修行

映画感想「レディ加賀」女将修行

女将修行
■ドラマなどで女将の娘が嫌嫌女将修行するのは観たことがあるが、本作は夢を諦めた由香が母の病気を気に実家に帰ってくる。
■由香は女将修行を舐めていて、逃げ出したりする。逃げ癖はあるのだが、何かをやるときの爆発力はあるとのこと。
■タップダンスに関しては厳しいのに、女将修行の時にやる気がないのはキツイ。まわりから見たら信用できないからだ。