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東京オートサロン2024を振り返る:個人的注目ランキング

今年も東京オートサロン2024に参加してきた。ド派手なカスタムカーや色々なモーターカルチャーに触れて楽しませてもらったが、今回は①特に印象深かった個人的注目ランキング②その他の写真も含めたフォトギャラリー③オートサロンを彩るモデル特集、の三部構成で振り返りたい。


①個人的、注目ランキング

第5位:日系OEM各社の新型車、続々公開!

個人的注目の第5位は、日系OEM各社の新型車で、ホンダCivic RSWR-V三菱自Tritonをピックアップした。ド派手なカスタムカーが並ぶ会場で、OEMの公式ブースは比較的シンプルな展示が目立つが、それがかえって新型車の洗練されたデザインを際立たせているように感じる。特に三菱自のTritonと言えば、トヨタHilux、いすゞD-Maxなどと共にタイで非常に人気の高いピックアップトラックであり、日本上陸後の売れ行きは要注目である。

第4位:ド派手なゴールデンテスラ!

北ホール会場の雰囲気はいわゆる「伝統的」な東京オートサロンとの趣で、近年ではなかなかお目にかかれないド派手な改造車や爆音を鳴らすオーディオ設備などが並ぶ、ある意味一番「らしい」エリアである。その中でもひときわ目を引くのがTesla Allianceの出展車両「Golden Tesla」である。ブースの特設ステージではラッパーSHOのステージが丁度開催されており、ひときわ大きな人だかりができていた。

第3位:アニメ第2期決定、英国からの挑戦者!

東ホール8入口付近に展示されていたGR86 MFG Conceptは、23年10月から放送開始した公道レースバトルアニメ「MFゴースト」の主人公・片桐夏向の搭乗車である86をモチーフにしたコンセプトカーである。会場で配布されていたショッパーバッグは配布予定時刻の30分以上も前から長蛇の列ができており、アニメの人気の高さが窺えた。なおMFゴーストは2024年に2nd Seasonの放送が決定しており、続報を待ちたい。

第2位:環境配慮型スーパーカー、夢の競演

個人的注目ランキングの第2位は、中央自動車工業の展示車両であったPorsche TaycanLamborghini SIÁNである。この2車種は2つの共通点があり、一つはPorsche・Lamborghiniという世界を代表する高級スポーツカーメーカーで共にVW傘下のブランドという点、もう一つは両ブランドにあって、非常に珍しい電動車モデルである点だ(TaycanはPorscheのBEVモデル、SIÁNはLamborghiniのHEVモデル)。Taycanは市販されているが、 SIÁNはなんと世界に63台しかない珍しいモデルであり、直接お目にかかるのは初めてであった。各社電動車対応が過熱する中、速さと環境性能の両立はハイエンドユーザーの新たな価値観を体現するものと言えそうだ。

第1位:日本初上陸「EVのF1」参戦車!

個人的注目ランキングの第1位は、今年3月、日本初開催となる「EVのF-1」ことフォーミュラEに参戦している日産のフォーミュラカーGen3マシンである。日産はこのマシンを「NISSAN e-4ORCE 04」と名付け、桜のデザインを取り入れた印象的なカラーリングを施している。日産はABB FIAフォーミュラE世界選手権に日系OEMとして初めてシーズン5(2018~19)から参戦しており、Gen3マシンが導入されるシーズン9(2022/23)からシーズン12(2025/26)まで継続参戦を発表。2022年4月にはe.damsレースチームを買収し、フォーミュラEへの取り組みをさらに強化した。2022年6月には、フォーミュラEでGen3マシンが使用される期間を通じて、マクラーレン・レーシングに日産のEVパワートレインを供給することも発表している。

日本初開催となる『Tokyo E-Prix』は2024年3月30日開催、観戦チケットは1月17日より販売開始とのことで、オートサロンの興奮冷めやらぬ今、次のビッグイベントとして今から待ち遠しいのがこのフォーミュラEである。

②東京オートサロン2024ギャラリー

上記以外にも個性的・魅力的な数々の展示車両がイベントを彩るオートサロン。現地で撮影した車両をフォトギャラリー形式でお楽しみ頂きたい。

③番外編:オートサロンを彩るモデル達

最後に番外編として、オートサロンを彩ったモデルたちのフォトギャラリーを紹介しよう。車両に負けず劣らずこちらも「多様化」が進んでおり、いわゆるレースクイーンのステージから、美男美女ペアのモデル、果てはドライバー姿のモデルまで、非常に楽しませて頂いた。

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