やらぬ後悔　やる後悔

「やらないで後悔するよりもやって後悔した方がいい」

こんな言葉は何度も聞いたことがある。どういう意味だ？
ちょっと検索してみたところで、解釈はいろいろだ。何かに挑戦するときに背中を押してくれるような言葉として使われることもあれば、失敗したことを引きずらないように、何事も経験だと納得させるような言葉とされることもある。

でも、やらないでもやっても後悔するときはするし、どっちにしても、その先また同じようなことがあったらこうしようってポジティブに変換できるようになるまで、あーでもないこーでもないって頭の中ぐるぐるぐるぐる考えちゃう。

はい、今の私はやって後悔しているパターンです。笑

どちらの後悔を取るかはその時の自分次第。やらないと後悔するってわかっててもそうする勇気が出ないこともある。そうしたら後悔が残るってわかってても、我慢できずにそうしてしまうってこともある。結局のところ、後悔するってわかっていてもやりたいか、やりたくないか、ただ単純にそれだけなんだと思う。

勇気が出せないくらいのことなら、やらなくてもいいと思う。
我慢ができないくらいしたいことなら、やればいいと思う。

今までの私は、いつも勇気が出なくて何もしなくて、ずっと残る後悔や反省ばかりしてた。でも今回の私は、だめってわかっていてもそうしたかった。ただそれだけ。そうしなかったらしなかったでまたうじうじ考えて、今までの私と同じだったと思うから、そこから抜け出したかった。だめだってわかっていてもそこに飛び込んでみたかった、その勇気を出してみた。結果、とても上手くいったとは言えないし、そうしなかったらこうだったかもしれないって、やらなかったパターンを考えてしまうことがないって言ったら嘘。でも挑戦してみて悪くはなかった。後悔もあるっちゃあるのだけど、遅かれ早かれこうなるなら、今回この決断をしてよかったんだと思ってる。良くも悪くも、これからの道を選ぶときの判断材料の一つにはなったと思うから。

人におおっぴらに胸張って言えることでは決してない。でも、別に誰かに迷惑をかけた訳ではない。法を犯した訳でもない。そうしたかった自分がいて、そうできる相手がいて、そうなる環境があった。ただそれだけなんです。これが私の本質なのかもしれないし、別にそれでいいって思ってる。都合よく解釈したっていいよね、たまには。