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私の撮った写真を使ってくださった方のnoteをここに集めさせていただくことにしました。
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#小説

ごはん杖【#毎週ショートショートnote】

もともと私の家では、炊いた米を掬う道具のことを、ごはんべらと呼んでいた。 「しゃもじって…

七日目屋
10か月前
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【朝に書く1,000字 恋愛小説:2年ぶりの彼女と彼#3】

「うん、念のためお手洗いに行ってくるね。」  彼が渋滞があるかもだからって。会ったばかり…

J-BRIDGE 1.

「おい明石、いつまでもフリーターじゃ厳しいんじゃねえの? 二十二って、もう大人なんだよ」…

水叉直
1年前
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【短編】 高級ステーキを前にして

1 田中秀三の叫び  食べれない。ああ、食べれない。  仕方ないと言えば仕方ない。……ど…

赤星 治
2年前
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じいさん#8 焼肉レストラン

じいさんはせっかちで、夕飯は外で焼肉を食べようと18時に予約しても17時には、 「もう行くぞ…

中島中
2年前
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朝活用にBGMです~JINGO JUNGLE

おはようございます、竜神です。気まぐれですが、朝活用に元気が出る曲を。【音楽の紹介です…

夜空とクラゲ

真っ暗な部屋で布団に寝る 窓から見える夜空がとても綺麗だ 手のひらをかざすと消えてしまう光 ギュッと握ってしまえば掴めてしまいそう だから人は夜空の星を綺麗だと思うのかな 目線を部屋に戻す んん?と思ったら天井にはクラゲがプカプカと 場所を変えずに浮かんでいる 目を擦った 再び見てみるとそれはさっき消した蛍光灯 なんだ。少しだけ落胆する でも気づいた事が一個 綺麗に見えるものだけじゃない綺麗じゃない ぼやけて見える身近なものにも きっと驚きや綺麗は

45日目

今日の頭皮。 んー。変わりなし。 そして、特に書くことも無し。笑 毎日ほぼ同じ画像ですか…

Dr.J
4年前
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部屋とシャチと私

ぱちりと目をあけると、目の前にあったのは赤みがかった暗い空洞だった。 「んん…??」 ぱ…

【コメディ小説】相席居酒屋大作戦

新宿駅前の待ち合わせ場所に早めに着いた僕は目の前の雑踏を傍観して佇んでいた。 待ち合わせ…

ミソ吉
4年前
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悼む色は赤「怒り深き青 〜怪人シンクの解体工事〜」

 その家は最初、土地の売却を了承していたのだという。古い家と土地を売り、田舎のほうでのん…

落語の歴史

【落語の歴史】 現役落語家1000人 落語=業の肯定(立川談志) (歴史) ・仏教由来(書名醒…

書くことを習慣化するために、朝一執筆オススメ

書きたいのに思うように書けない、そんな時は朝一執筆だ! というわけで今日は朝一執筆のコツ…

マーダー・ライド・コンフリクトPart1/6

 また「13」だ。開店時間から間も無い焼肉屋の、「空いているお席にどうぞ」と言われて座った四人掛けのテーブル席に振られていた番号は「13」だ。朝に立ち寄ったコンビニの会計も釣りが「13」円だった。読みかけの小説は最後に栞を挟んだページが「13」章目だった。ふと腕時計を見たら秒針が「13」を指していた。  リュックを下ろして着ていたトレンチコートを脱ぐ。くたくたになっているコートをクシャクシャにして席の隅に押しやった。頭が昼過ぎから痛いのに、「13」が周囲をチラついて酷くストレ