【朝に書く1,000字恋愛小説:2年ぶりの彼女と彼 #10】
フライトが遅延したらどうしよう、と心配してたけど、予定通りに出発できてよかった。遅れたら時間が勿体ないな、とか、空港で待ちぼうけだと疲れちゃうかな、とかあれこれ心配していたわけ。でも、予定通りで、隣には、彼女がとにかくウキウキして、これまで見たことないような、とびっきりの笑顔であれこれと話しかけてきてて安心してる。
離れている間は、オンラインでたくさん話してきたけど、やっぱり体温を感じながら、とりとめもない会話をすることが何よりも大切なことで、幸せなことだよね。
離陸して、