おらんじゅ

NFTアーティスト(ボクセル) 技術も知識もありませんがWeb3が発展した世界について…

おらんじゅ

NFTアーティスト(ボクセル) 技術も知識もありませんがWeb3が発展した世界について『こうなったらいいな』という妄想を書いていきます🥰 #NFT #メタバース #DAO

マガジン

  • ヴィランズキャラストーリー

    ヴィランズ小説のキャラのショートストーリー

  • PixelHeroes外伝 ヴィランズ

    PixelHeroes外伝 ヴィランズ

最近の記事

ヴィランズあらすじ

伝説の英雄が魔獣災害から世界を救ってから100年が経った。 災害からの復興が依然として進まない不安定な情勢の中、新たな脅威が大陸を襲う。 魔獣に抗う力として英雄を増やす「ミント計画」と、それと同時に進行する魔女の策略。各地に発生する『異形の力』 運命に巻き込まれた悲劇の戦士たちを、人々はこう呼んだ。 『ヴィランズ』と。

    • ランジュフレーバーテキスト

      本来は優しく怖がりな普通の女の子だが、父のいない寂しさを紛らわすためにお転婆に振る舞っている。 母の病気に効くという「アンブロディア」を手に入れるために森に踏み入り、呪いによって動く石像と化したスミスに襲われる。 覚醒暴走状態のスミスの一撃で瀕死の重傷を負うが、神話時代の獣の呪いによって覚醒。スミスと相打ちに持ち込んだ。 ドラゴマンにより救われ一命を取り留めるも変わり果ててしまった姿を母に見せることができず旅に同行することになった。 ヴィランズ入隊後は最年少組ではあるものの

      • ドラゴマンフレーバーテキスト

        伝説の英雄を擁するコントラクト王国、魔王復活を目論む魔女、大陸統一を目指すヴァイラン帝国に翻弄され、英雄と同等の力を得ることになった剣士。 元は快活な性格で問題行動も多かったが、ミントの儀の悲劇により一変してしまう。 もともとはジェネ因子の保有者であり覚醒する素質があったものの、魔女の策略によって異形の力に目覚めた。 王国から追放された後にも数奇な運命を辿り、数々の出会いを経てヴァイラン帝国の特殊部隊【ヴィランズ】の隊長に上り詰める。 悲劇後は漆黒の鎧に全身を固めており表

        • 第8話

           ジールはマリチュの話した内容を聞いた瞬間、背筋が凍るのを感じた。とはいえ完全に理解が及んだわけではない。  王族特務の研究内容は基本的に詳細が明かされていない。普段どのような目的でどのような研究をしているのか?ジールはもちろん王自身も関与していないという噂だった。 「マリチュ殿……不甲斐ないことではあるのだが……つまりそれはどういう……」 「よろしいのですよ、ジール閣下。我らが研究の成果、たった一節お伝えしただけで理解されてしまったら逆に立つ瀬がございませんわ」  そう

        ヴィランズあらすじ

        マガジン

        • ヴィランズキャラストーリー
          3本
        • PixelHeroes外伝 ヴィランズ
          8本

        記事

          ドラゴマン③

          「その剣を取るか」  誰もいないはずの窓から急に声が降ってきた。剣の呼ぶ声のようなものに導かれ、その部屋にたどり着いた時にはまるで流行歌のように口ずさんでいた呪詛。自分の努力を蔑ろにした父への。そしてプライドをずたずたに引き裂いた弟への。  初めて入ったはずの秘密の部屋。だが、突然降ってきたその声は、頭の中に直接響く剣の呼び声とは違う。父のそれや弟のそれと同じく、確かに鼓膜を揺らして聞こえる声。 「何者だ」  声が震えているのは、自分を馬鹿にしたこの城の全員を呪っているか

          ドラゴマン③

          ドラゴマン②

          「キャアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!」  幼馴染のリリアの悲鳴が森に木霊した。あれほど1人で走っていくなと注意していたのに。……うそだ。注意などできるわけがない。リリアは自分よりよほど強い。ダンキー達に虐められていると飛んできて追い払ってくれるのはリリアなのだ。  この森は深く入りさえしなければ危険な動物はいないと言われている。どうせ大型の鹿にでも驚いたのだろう。  祖父母は森に入ることすら許してくれない。だから内緒にしてリリアと一緒に来てみたのだ。いや、これも違う

          ドラゴマン②

          ドラゴマン①

          名前:ドラゴマン・スヴァット 年齢:15歳 魔獣の大発生により故郷の村が壊滅。幼馴染のリリア・サフェードとともに生き延びた彼は、家族友人すべての仇である魔獣の駆逐を果たすべく魔獣災害孤児を集めた対魔獣連隊に志願した。 魔獣への復讐に燃えてはいるが心根は優しく、気は小さい。 両親がおらずそのことで虐められていた過去を持ち、虐められているとすぐに飛んでくるリリアにはこの頃から想いを寄せている。 後に和解し皆で冒険者になる夢を語り、鍛錬に励んでいた。しかしリリアとドラゴマン以外

          ドラゴマン①

          第7話

          「オルゴリオ隊長が強化兵士?」 「わわわ、声がでかいって!超特大の機密事項らしいから!」  あまりに胡散臭い噂話に、女子2人は苦笑している。先ほどまでの重苦しい空気が完全に霧散していた。 「クソガキ共、おもろい話しとんな」  後ろから聞こえてきたのは副長レェヴの特徴的な発音だった。それよりもこのくだらない噂話を聞かれてしまった。 「あ、いえ……なんかそういう話が?ある?みたいな?らしいぞ!みたいな?」  焦ったドラゴマンはしどろもどろに誤魔化そうとしてみるが、胡乱な目つきは

          第6話

          「アンドレイさん、助かったんですよね?」  思い詰めたような表情で、恐る恐る尋ねてくる彼は、エクシドと名乗った。血溜まりでへたりこんでいたあの若者だ。 「そう聞いているが……それが何か?」  聞けば、アンドレイが運ばれたという治療院に見舞いに行ったのだが、会うことができなかったのだという。 「治療院を間違ったんじゃないのか?」 「それも考えて、王都中の治療院に行って尋ねてみたんです。どこの治療院でも、受け入れていないって……」  普段の倍厳しい訓練に疲れ果て、やっとの思いで

          第5話

           大人の腰ほどの高さがある四足の魔獣が、天に向け猛々しい雄叫びをあげる。正規兵の壁に隔たれてはいても、戦場で初めて魔獣とまみえる志願兵達はその瞬間呼吸を忘れて青ざめていた。  歴戦の兵士達でも1体を相手取るのに役割を分担した4〜5人の分隊で臨まなければ勝てないとされる魔獣。厳密に言えば、野生の獣のように魔獣にも種類があり、種によって危険度はまちまちなのだが、一般的にはその分類ができるほどの研究は為されていない。 (狼型……あの様子じゃ魔女のちょっかいちゃうみたいやな)  レ

          第4話

           街で一番大きな鐘が3回鳴った。近隣で魔獣が出たという警報だ。その音はここ王宮へも届くし、外壁や街に囲まれているのでやはりまず報せるべきは民であるので、鐘が王宮にないのは当然のことである。  それに、あれだけ大きな音がすれば耳を悪くしてしまう。 「今月に入って何件目だ」  しっかりと手入れされた白髪を後退した生え際から綺麗に後ろへ撫で付けた初老の男が厳しい口調で制服の男に問いかける。  まだ若い文官は語気に気圧されることもなく、冷静に持ち上げた右手を大きく開いた。  ふん、

          第3話

           先日の屋台街の一件以来、ドラゴマン達は頻繁に屋台街で昼食を摂るようになった。  すっかり顔馴染みになったスケワだが、その正体は屋台街のボスのような存在で、ほとんどの屋台の店主が彼の屋台で修行したという。 「修行ってえと大袈裟なんだよ。売り子させて、火を任せて、金の勘定を任せただけだ」  自分では言わないが、他の屋台の店主が言うには開業資金も面倒を見てやっているらしい。スケワはこの話になるといつも顔を背けてゴニョゴニョと話す。それに怒気を纏っていないスケワを見ると、流石に7尺

          第2話 

           2人がオルゴリオ小隊に配属されてから2ヶ月が経過した。  故郷の村が全滅してから積み重ねてきた強くなるための努力が、まるですべて無意味だったと突きつけられているような苛烈な訓練の日々。  ひとりではきっと心が折れていたかもしれない。悔しげに口を歪めて追い縋るリリアを横目に、ドラゴマンは1人自省した。  こんなことでは守るなど到底できない。いつも自分は守られてばかりだ。 「ゴマちゃん、お昼どうする?」 「だからゴマちゃんはやめろって「じゃあドラちゃんとどっちがいいの?」  

          第1話 二人の志願兵

          「次、リリア・サフェード、前へ」  黒髪をたなびかせて、隣からリリアが一歩前へ出る。その顔に緊張の色は見られない。強い決意に満ちた、堂々たる佇まいだ。 「次、ドラゴマン・スヴァット、前へ」 「ッ……」  リリアに見入っていたせいで、踏み出るタイミングを一瞬逃してしまったため、喉に変な力が入ってしまった。合格者の点呼を取る小隊長が怪訝な目をドラゴマンに向ける。 「まあた何か考え事?」  悪戯っぽい笑顔を少しだけ寄せ、リリアがドラゴマンを小声でからかう。もちろん本当のことなど

          第1話 二人の志願兵

          自己紹介

          はじめまして✨ Twitterをメインにボクセルクリエイターとして活動しているおらんじゅです🎵 最近「NFTの活動をしている」と伝えると、以前よりは「聞いたことあるよ!」と言ってもらえることが増えてきたように思います🥳✨ やはりNFTの活動をしていてその世界を知ってもらっているのはとっても嬉しいことですよね🥰💖 でもまだまだ誤解や偏見もあったり、興味を持ってもらえてなかったりと寂しい想いをすることも多いですよね💦 そこで『どう説明したら興味を持ってもらえるんだろう🤔』と考