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コスパも最強な大人の学び方は…何度でも

あなたは、学ぶことは好きですか?

今、色々な分野で「大人の学び直し」が注目されていますよね。

たとえば、英語や歴史。
自分の仕事に関する専門的な知識やスキルを新たに学んだり、これからのキャリアプランニングを行ったりする講座など。

高校・大学受験のための勉強ではなく、社会人になってから、それぞれ自分の必要なタイミングで必要なものを楽しく学ぶー。

こちらの記事では、シニア世代の方たちが、人生をさらに豊かにするために学んでいる現状も知り驚きました。

この「大人の学び直し」。

私自身も大切だなと感じています。
しかも、「一度学んで終わり」ではなく、同じものを何度でも繰り返し学ぶ。このスタイルが大切だと感じています。

どうしてか?

その理由も含めて、この記事では、

✅あれこれ頑張って学んでいるけど、
✅イマイチ思うような成果が出ていない。
✅その割に、お金だけが減っていく💦。

という方に向けて、

===============
同じものをくり返し学び直すことには、
どのような良いことがあるのか?
===============

私自身の体験を踏まえてお伝えしていきます。

※本題に入る前にお詫び
私の体験についての話がものすごく長いのですが、くり返し同じものを学ぶことのメリットをお伝えするために、どうしても削れませんでした。

ですが、私自身の体験を通して、ついでに

  1. 人生何度でもやり直すために必要なもの

  2. やり抜くためのシンプル&最強の方法

  3. 逆境を乗り越え、自分らしく生きていく方法

についてもお伝えしていきます。
ですので、

「それなら読んでみようかな?」

と興味を持たれた方に、最後までお読みいただけたら嬉しいです。


くり返し同じものを学ぶメリット

早速ですが、、、
新しいものを次から次へと学ぶのではなく、同じものを何度でもくり返し学ぶことのメリットは何かと言うと?

ーーーーーーーーーーー
学ぶタイミングによって、
全く異なる学びができる
ーーーーーーーーーーー

ことです。

どういうことか?
具体的に、私の体験を例にお伝えしていきますね。

同じグァバの木から得た3つの学び

最近の出来事なのですが、学びの対象は同じものなのに、タイミングによって受け取った学びが全く異なるというオモシロイ体験をしました。

学びの対象は、自宅の庭に自生している1本のグァバの木です。
たとえば、、、


【学び1】
グァバの木から初めて学んだのは、3年前の2021年10月のこと。

「人生コレさえ残っていれば、何度でもやり直せるんだ」

という学びを得ました。


具体的にお伝えすると…?

その夜は、ものすごい大嵐で強風が吹き荒れていました。
翌朝、玄関のドアを開けると、そこには衝撃の光景が!

なんと!

そのグァバの木が倒れているではないですか (*_*)

それも、根こそぎ。

1年前からようやく実がなるようになったのに、無残に倒れた木を見て
私が真っ先に思ったのは?

「私みたい…」

ということでした。

なぜなら、その当時はウガンダに移住して6年目。

看護師15年のキャリアを捨て、夫とゼロから始めた第2の人生。

3年目にようやく夫婦で薬局を開業。
翌年にはクリニックもオープン。
夫と積み重ねてきたものがやっと、やっと結実した。

それを一気に失ってしまい、またゼロに戻ってしまったのが2021年。

そんな私自身の姿が、無残に倒れたグァバの木に重なって見えたからです。

しかし、たった1つだけ。
この木と私との間に「大きな違い」があることにも気付きました。

それが、

「私にはまだ、根が残っている」

ここで言う「根」とは、心と身体のこと。
私自身は、「なりたい自分に変わるために必要な生き方の土台」と考えています。

たとえば身体。

これはまだ日本で看護師をしていた頃のことです。
イラク、ウガンダに派遣される前に受けた検診で、

  • 乳ガンになるリスクが高い

  • 子宮がんのリスクがある

との診断を受け、それぞれ精密検査を受けた経験があります。

その時はさすがに、

「なぜ私が?」
「なぜ、この大事な時に?」

と受け入れられず、精神的なショックで「お先真っ暗」になりました。

それでも無事に任務を終え、元気に生きてこれました。

その年(2021年)はウガンダでコロナに感染もしましたが、亡くなる方たちもいる中で、幸運にも内服治療で治ることができました。

元々私は「食」に対してこだわりがありません。
なので、日本食がなくても現地の食べ物だけで満足な食生活を送ることができています。

そして、心。

生きていく上での心構え・在り方の部分ですね。

「マインドセット」と言ったりもしますが、私が特に大事にしているのは
次の7つ。
👇
◆------------------------------◆
① 自分には無限の可能性がある
② 私は私
③ 変化はチャンス
④ 失敗は、目標達成の一つのプロセスにすぎない
⑤ やらない後悔よりやった後悔
⑥ 勇気とは、恐れがあっても行動すること
⑦ 今ありて未来は扉を開く
◆------------------------------◆

このマインドセットが私の中に根付いているからこそ、どんな困難に何度ぶつかってもそれに立ち向かうことができるし、実際に乗り越えてきた。

人生で成し遂げたい使命や目的を見失わず、再確認しチャレンジし続けることができる…

と、自分自身を振り返り、学ぶことができました。

しかもこの根は、逆境を経験をするにつれて、どんどん強く深くなっている。そんな感覚を覚えたのです。

というわけで、
グァバの木から得た1つ目の学びは、
ーーーーーーーーーーーー
根さえ残っていれば、
人生は何度でもやり直せる

ーーーーーーーーーーーー
です。

【学び2】
次にこのグァバの木から学んだのは、2022年2月のこと。

その時に得ていた学びがこちら
👇
ーーーーーーーーーーーーー
諦めずにやり抜けるようになる
シンプルだけど最強の方法

ーーーーーーーーーーーーー
です。

学びを得たきっかけは、てっきり

「死んでしまった」

と思っていたあのグァバの木から、新しく枝葉が生え始め…

さらに数週間が経ったある日。
何気なく木を見上げて、グァバの実が沢山なっているのを発見した時でした。

半年以上も倒れたままの状態で、それでも新しく根付き、枝葉をつけ、
見事に実までつけたー。

こんな環境でも、生きようとして立派に生き抜いているー。

そんな木を見た私は、

「あー、自然って
 なんてすごいんだろう💖」

と本当に感動して、こんな風に思ったのです。

「きっと人生も同じだなー。
 諦めずに続けていけば、いつかきっと結果は出る」

と。

人生には、

  • 失敗や挫折

  • 周りの人からの反対

  • やりたいのに時間やお金がなくてできない

など。

どうしたって「逆境」にしか思えないことが何度も起こりますよね?

「そういう逆境なしに生きていけたら、どんなにラクで楽しい人生だろう」

と思うこともあります。

でも、その逆境を理由に諦めるのではなく、、、

今自分が置かれた環境で、自分がもっている資源を最大限に活かし、その中でできることを諦めずに続ける。そうしてこそ、

「自分の根が深くなり、より大きな実りとして帰って来るんじゃないかな?」

と、当時の私は思いました。

これが、同じグァバの木から受け取った2つ目の学びです。

【学び3】
最後3つ目の学びを得たのは、たった5日前。
2024年6月27日のこと。

ーーーーーーーーーーーーー
逆境を乗り越え、自分らしく
生きていくために必要なこと
ーーーーーーーーーーーーー

を学びました。

なぜなら、、、

ついに倒れたまま。
あれから3年が過ぎようとしている今でも、季節が巡ってくれば若い青葉を茂らせ、可憐な白い花を咲かせ、

こうして実をつけている…

そんな木に対して、たくましさと健気さを感じ、そして気づいたからです。

「結局、人も人生も同じかもしれない。
たとえ倒れても、心に傷を負ったとしても、その現実から目を背けずにしっかり向き合い、受け容れる。

その現実の方へ自分を委ね、その時にできる最大限のことを一つ一つ全力でやっていけば、道はまた拓ける。負った傷もいつのまにか癒されているー」

と。

誰にでも、

「こう在りたい自分」
「何者かになろうとする自分」

というものがあり、
その実現に向かって、時には自分らしくない無理な努力を重ねてしまったり、

「本当なら、こうあるべきはずだったのに、こうなれるはずだったのに、そうなれなかった自分」

の姿にいつまでも執着してしまう。
真実は「生きている」「生かされている」だけで素晴らしいはずなのに

「本当の自分は、こんなんじゃない!」
「私はまだまだダメな人間だ」

と、今の自分を否定してしまったり

…ということがあるのではないでしょうか?

ここでは書きませんが、私自身がそうでした。
※詳しくは、本文最後で紹介する【関連記事】をご参照ください。

それはけして「悪いことではない」とも思います。

ただ、どうでしょうか?

本来の自分でない自分を求めたり、
そうなれなかった自分を否定して責め続けるのは、、、

とってもシンドイと思いませんか?

何者かになれたような気がしても、それは本来の自分ではない。
だから結局また、

「もっと、もっと」

と求めてしまう。

「こんな私じゃ、まだまだダメだ」

と自分をイジメ続けてしまう。

際限がないのですよね。

しかし、周りから見たら、
もう立ち直れないほど傷つき倒れたように見えたとしても、

  • 自分自身が、最終的にはその状況を受け容れる

  • その状況の中で、一歩一歩できることをやり続けていく

そうすれば、

「あー、私はこの私で大丈夫なんだ」

という安心感と自信が芽生え、いつかは「自分らしく生きる人生」を送れるようになるー。

こんなことを、倒れたままの姿で今も生き続けているグァバの木は教えてくれました。


くり返しの学びは「エコ」にもなる

「新しいことを知りたい」

という欲求や、未知への好奇心が強い人ほど、
次から次へ新しいことを学んで、知識を吸収。
それによって、自分の世界や可能性を広げたい気持ちが強いと思います。

ただ、

「1回学んで終わり」

というのは、少しもったいなく感じませんか?

教材やセミナー・講座の中には、何万~何十万円とする高額なものもありますからね。


でも、同じものをくり返し学ぶ方法であれば、、、

学びを実践し、自分自身が年齢を重ねていくとともに経験も増えていくわけですから、たとえ学びの対象が同じだとしても、その時々で受け取る学びや気づきは異なる。

だからこそ、学びがどんどん深まっていく。

コストの面でも、「エコな学び」ができると思うのです。

それこそ、私自身が何度も楽しんでいる書籍『ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日』の中に、こんなシーンがあります。

毎週木曜日の夜。
5歳になる息子のふうちゃんのために、本の読み聞かせをしている父親が、ある事情で息子と別れることになり、それまで読み聞かせていた2冊の本、

  • 『十五少年漂流記』

  • 『星の王子さま』

を手渡します。

『もう読んだじゃん、それ』

と言い返すふうちゃんに対して、父親がこんな言葉を送ります。

読んだのはお父さんだろ。
ふうちゃんは聴いてただけ。
自分で読めるようになったら、もう一度読んでごらん。

気に入った本は、何度でも読み返すんだ。
それが一番いい方法だよ。
分かったね。

平岡陽明 『ぼくもだよ。 神楽坂の奇跡の木曜日

この言葉が伝えているように、、、

同じものをくり返し学ぶことの中にも、大きな価値があると私は思うのですが、あなたはどう思いますか?

良かったらコメント欄で教えて下さいね。

それでは、長くなりましたが、最後まで
お読みいただきありがとうございました。

【関連記事】


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